「オーサー・ビジット」をご存じですか?<こんにちは!作者です><作者自身が案内人>をキャッチフレーズに、朝日新聞社が主催している読書推進のイベントです。人気のある本の作者を教室に呼んできて「出張授業」をしてもらうもの。今年で3年目になるこの取り組みは、年々評判を呼び、規模も拡大してきました。
実は、第1回目の時、私の関わっている学校でも応募をしました。(絵本作家の「あべひろしさん」)応募にあたっては、「いかに来てもらいたいか」と熱意の伝わる色紙を提出します。5学年2クラスの担任の先生にご協力をいただき、色紙を完成させ送りましたが、残念ながら、選考にもれてしまいました。
しかし…近所にある女子校も同じように応募していまして、なんと見事に当選。漫画家・小説家の「折原みとさん」の出張授業を受けることができました。その時は、とっても悔しかったです。同じ町に、2人の作家は来ない!
<オーサー・ビジット>について、朝日新聞からの説明を下に。
「オーサー・ビジット」(Author Visit)。文字通り、作者が、教室を訪問し、その個性と得意分野の知識・技能を発揮して、語ったり、描いたり、写真を見せたり、得意ワザを披露する。 あらかじめ宿題を出す作者もいる。一緒に小説の筋立てを考えたり、詩を作ったり。生徒からもあれこれの質問が飛び出す。昨年度、一昨年度にはそれぞれ約2300件の応募があった。今年度は26人の作者で52回のビジットを行う予定だ。
作者との出会いで、もっと本に親しんでほしい。が、ユニークな大人と出会うこと自体が、子どもの好奇心を大いに揺さぶるはずだ。作者の話を通じて、世界と向き合う形はいろいろあることに気づくことができるはずだ。読書推進を基本としつつ「生きる力」を育むことを、オーサー・ビジットは目指している。 (「朝日新聞」より)
26人の作者とは、どなたかというと…。
どうです?そうそうたるメンバーでしょう。私個人としては、「あさのあつこさん」に会って「№6」がこれからどういう展開になるのか、詰め寄って聞き出してみたいですね。
みなさんなら、どの作者を子どもたちの前に呼んでみたいですか?
興味のある方は こちらへ!
http://www.asahi.com/information/release/authorvisit/
コメント
こんにちは。
早速、早速です。
「今泉吉晴さん」の講演会に行ったことがあります。シートンをご自分で新しく編んでいらしゃいますよね。
100年前のアメリカの婦人雑誌を惜しげもなく参加者に閲覧させてくれたり、動物行動学がご専門なのですが、解剖と学術にに明け暮れることではなく、心底から動物達をお好きで研究されているのでお話は、生き物いたいして愛情に満ち満ちていました。
私は、すぐ子ども達にも聞かせたいと思いました。・・必ずいつか私の地域に来ていただきたいとたくらんでいます。
空中モグラ(モグラの生態がわかるように網のトンネルで飼育し、観察。)のおはなしなども楽しいものでした。
わたしの地域では、文庫連絡協議会さんが、年間何度も、大変よい企画を提供してくださってます。では♪
投稿: クリクター | 2005年6月23日 (木) 09:38
クリクターさん、ようこそ、おいでくださいました。
夢を持って、信念をもって、物事を追いかけている人の話には、力があると思います。 キラキラ輝くものがあるような、そんな気がします。そういう人の話を子どもたちが聞いて、惹きつけられるのは当然。「命ある話」だからこそ。作り話の「サバイバルの話」より、ノンフィクションのほうが心に迫ってくるのは、そういう「力」によるのでしょうね。
うちの息子が一息に読んで、”ふ~”とため息をついた本を紹介します。
「たった一人の生還…たか号漂流・27日間の闘い」 佐野三治(新潮社)
投稿: harry | 2005年6月23日 (木) 16:48