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ようこそ地上へ

庭のハーブ(フェンネル)に、セミの抜け殻が。あれま、こんなかぼそい茎にしがみついていて。うちの子供も「へ~、こんなところでねぇ」なんて言ってました。いまごろどこで鳴いているのやら。セミの抜け殻を見ながら、思い出した絵本2冊を紹介します。

「セミくん いよいよこんやです」(工藤ノリコ・作/教育画劇) 森の虫たちにある日”電話連絡網”が回ってきました。「今夜なんだって」「そうか、今夜か」 長い間、土の下で暮らしてきたセミくんが、今夜地上にでてくるのです。虫たちはウェルカムパーティの準備に大忙し。アオムシはフレッシュサラダ作り、ミツバチはおいしい蜂蜜ジュースを、鈴虫は燕尾服でカルテットの練習。そして一番張り切っているのはホタルたち。なにやら図を書き相談中。…一方、出発を前にしたセミくんは長い間住み慣れた部屋をそっと振り返ります。「さよなら、おうち。今までありがと」 そして地上へのはしごを登っていきました。地上では虫たちが大歓迎!楽しいパーティの始まりです。食べて飲んでみんな楽しそう。パーティの締めくくりはホタルたちによる夜空の花火でした。見事なフォーメーション!まるでシンクロをみてるみたい。「おめでとうセミくん」「ありがとうみんな」 真夏の空の下、精一杯鳴くセミくん、生きる喜びにあふれています。 描写がとても丁寧で、ちょっとした仕掛けがたくさんありますよ。絵をよ~くみていろんな発見をしてみてね。

「大阪弁のセミとけんたの約束」(中島宏幸・作/ポプラ社) 大阪生まれのセミは、東京タワーにのぼって鳴くという野望を抱いて上京します。そこで偶然友だちになったのはピーマンがだいきらいなケンタ。「せっかく生まれてきたのに、ほんとに短い間しか生きられない。だから日本で一番高い場所で鳴いてみたいんだ!」セミは東京タワーのてっぺんで、見事鳴くことができるでしょうか。友情、約束、根性…おとなから見ると気恥ずかしい(!?)と思えるテーマが全面にでていますが、コミカルな絵と大阪弁がそれを和らげています。けっこう胸にじんときますよ。セミのど根性な性格が私は大好きです。

                    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

明日、海へ行って来ます。クジラ料理が有名なところだそうです。クジラの竜田揚げ食べたいな。昔、給食で出たようなやつ。お~、年がばれてしまうね。そういえば、もうすぐ私の誕生日なんです。

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コメント

 クジラの解体を見ました!私の行ったのは「和田浦海岸」というところです。この地域では規制により、捕獲できるのは1シーズンで26頭。今日、見たのは21頭目でした。
 このコメントは旅先から。帰ったら画像をアップしようと思っています。子どもらは日焼けで悶絶中。

投稿: harry | 2005年8月 8日 (月) 22:12

おおお~! なかなかダイナミックな話題ですね。楽しみに待ってますよー^^

投稿: mikapapa | 2005年8月 8日 (月) 22:47

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» バッテリー 1 [新 どんぶらこっこの毎日]
あさのあつこの「バッテリー1」を読了。 主人公巧はメチャ嫌なやつである。「野球やってる奴らとつきあうぶんには、まあ天才投手なんだからなんとかなろうと思うが、それ以外では単に「やな奴」「迷惑な奴」以外の何者でもない。こういう奴が、甘やかされて中途半端な大人子どもになった日にゃあ、周りのもんが多大な迷惑・ストレスを受ける事まちがいなし!巧、おめーは、月面で一人で野球やっとれ!」というのが1巻読了後の私の感想である。... [続きを読む]

受信: 2005年8月10日 (水) 05:58

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