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TWO BAD ANTS

「TWO BAD ANTS」 (C.V.オールズバーグ・文/村上春樹・訳/あすなろ書房)

このタイトル、村上春樹はどんな訳をつけたでしょう?    

正解は、「2ひきのいけないアリ」 (「いけない」っていう訳、センスを感じますね。)

黄土色の表紙には、肩を組み合っているアリが2ひき。記念撮影のようなポーズ。写真のフレームのような枠から、はみだして描かれた触角。「ハン!俺たちは、ただのアリじゃないぜ~」そんな声さえ聞こえてきそう。

1匹のはたらきアリが「クリスタル」を運んできました。女王様はそのクリスタル(実はグラニュー糖の一粒)が、いたく気に入られ、もっと食べたいとおおせになりました。

そこで、たくさんのはたらきアリたちが、クリスタルを取りにはるかな旅へ出かけます。

危険な旅の末、クリスタルの山(シュガーポット)へたどりついたたくさんのアリたち。女王様の為に一つずつクリスタルを抱えて、帰路に。ところが…。

「はたらきアリ」といっても、全員が”真面目”とは限りませんでした。その中で2ひきのアリが、ちょっとシニカル・現実主義・現代っ子(?)。こういうキャラの子どもって、クラスに一人や二人いたかも。掃除を要領よくさぼったりする子ども、いませんでしたか?

・・・・・「なんで、そんなに急いで帰るわけ?ここに残っていれば、毎日すきなだけクリスタルを食べることができるんだぜ?」・・・・・(「はたらきアリ」にあるまじき発言です!!)

さぁ、この2ひきのいけないアリは、どうなっちゃうのかな。

読み終わって、「オールスバーグにやられた~!」って誰もが思うよ。

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コメント

こんにちはアキンガーです!
おいらもこの本大好きです!僕のブログの1冊目がこの絵本だった気がします。ありの目線から見た大冒険が、とってもおもしろく、天才オールズバーグ独特のイラストレーションも超うまですよね〜。
オールズバーグといえば映画「ザスーラ」たのしみっすね〜

投稿: アキンガー | 2005年12月 8日 (木) 13:21

「C.Vオールズバーグ」私も大好きです。村上春樹もとってもとっても大好き。harryさん、来年は「いまいましい石」一本で、読み聞かせに行かせてもらおうかしら・・・そんなの我が儘?

投稿: pokusou | 2005年12月 8日 (木) 23:34

アキンガーさん:
見ました!6月の記事ですね。うんうん。「どーやって書きやがった!?」ホントですね。イラストのお仕事されてるアキンガーさんにとっては、永遠のライバル?オールズバーグ!!

pokusouさん:
こんばんは!「いまいましい石」イイですね、大歓迎です。うれしいな!!
わがままなんてとんでもない。十八番(おはこ)に巡り会える事って、ほんとに幸福なんですよ、読みきかせ人にとって!!
よろしくです。待ってます。


投稿: harry | 2005年12月 8日 (木) 23:51

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