ワニぼうのこいのぼり
「ワニぼうのこいのぼり」 (内田麟太郎・作*高畑純・絵*文溪堂)
私の住む市は、世界一のものが2つあります。ひとつはツツジの花。樹齢800年を越える巨木を含む50余品種、1万株のツツジが咲き誇る公園があります。5月の連休はとてもにぎわいます。
もうひとつは、なんと「こいのぼり」
市内4カ所に揚げられているこいのぼりの数がギネスに認定されました。その数 5283匹。風のそよそよ吹く日は、それはそれは壮観ですよ。
鯉のぼりをあつかった絵本はけっこうありますね。タイトルにあげた本以外にも 「げんきにおよげこいのぼり」「ころわんとこいのぼり」「ちいさなこいのぼりのぼうけん」 …。私の一番好きなのは 「ワニぼうのこいのぼり」なんです。
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”ワニぼう”のために鯉のぼりを買ってきたお父さん。青い空をスイスイと泳ぐ姿を見ていると、なんだか羨ましくなってきた。
「よし!お父さんも こいのぼり になっちゃうぞ」
えっ? 目を疑いますよ。竿に紐でからだを結わえ付けたワニの姿に。口を開けて風にたなびいているんだから!しかも、家族3匹で。(真鯉→真ワニ。緋鯉→緋ワニ。子ども→ワニぼう。)
お母さんのセリフ。 「春風っておいしいのね」
出来るわけ無いんだけど、ちょっとやってみたくなりました。5月の風って実際おいしそうなんだもの。おなかいっぱい吸い込んで、新陳代謝もよくなって、燃えよ脂肪!!
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