« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »

2006年5月

「言い訳」について

言い訳

男の人に多い?ような?

私の愛用の辞書、 「新明解・国語辞典」(三省堂) を見て、爆笑してしまいました。

さぁ、みなさんもご一緒に。爆笑いたしましょう~~~ (^^)/

「いいわけ」(言い訳

自分のした失敗・過失などについて、どうしてそうせざるを得なかったかを、なるべく客観的に説明して、本当は悪いとは言えないのだと思わせる・こと(言葉)

すっげ~でしょ?! だから手放せないんだよね、この辞書・「明解さん」

| | コメント (5) | トラックバック (0)

「例年」どおり!

本日は、小学校での読みきかせでした。

この時期、必ずメンバーさんからお話しが出ます。今日も家へ戻った後、電話が1本。

「Hさぁん(私のことです)。今日の読みきかせのことでチョット…。ホント、参りましたよぉ。」

・・・・・来たぞ!来たぞ!・・・・・(私の心の声)

「担任の先生ですよ。子どもたちよりも前に、本のことをしゃべちゃうんだもん!」

彼女は 「しりとりのだいすきなおうさま」 (中村翔子・はたこうしろう・すずき出版)を、ビッグブックで読みました。ご存じのかたは、おわかりだと思いますが、表紙にひとひねりがしてあるんですよ、この本。

王様を囲んで、ずらっと動物やら物が並んでいるんですが、よく見るとそれらの名前が”しりとり”になっているんです。

王様→まり→りんご→ゴリラ→ラッパ→パンツ→月→キツネ→ネコ→こけし→塩→王様

表紙を見せ、タイトルと作者名を読む間に、「あ!しりとりになってるぅ~!!」って、勘のいい子は叫びます。それを狙って、読み手はわざわざゆーっくり絵を見せることにしているんですが…

「みんなぁ~!しりとりになってるのわかるかぁ?!」 (先生)

しかも、表紙を見るやいなや、生徒に向かって言ったそうです。

ア~ララ、コララ♪ …って、歌っちゃう気分になりますよね、まったく!!!!

子どもは自分で発見してこそ、「楽しいっ!」「嬉しいっ!」と盛り上がれるんだよ。

別の先生は、読みきかせの後、ご自身の感想をナガナガと述べられたそうです。大人の模範的な感想を聞いてしまった子どもたちは、「気持ちの上書き」をされたことでしょう。これもまた、あ~らら、こらら♪

さてさて、今年も転勤してきたばかりの先生方へ、集団読みきかせでの心得を「ソフトに」お伝えする時期がやってきましたな。

I市にある研修センターで、まとめてやってくれないかな、こういうの。今、どこの学校でも読みきかせやっているのだから。

諸刃の刃。知っているのと知らないのでは大違い。読みきかせの基本。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

ボランティア代表者会議

昨日、市内ボランティア団体の代表者が集まり、会議を行いました。

代表者のみでしたので以前行った「団体会議」よりは小規模。とはいえ90人ほどの参加者で、会場は熱気に包まれていました。

前半は、高崎経済大学の櫻井助教授によるお話。(「参加・協働の地域作り」)

後半は、ボランティア団体を4つのグループに分けて分科会を行いました。

私の入ったのは、子どもたちへの支援を主な目的とするグループのところでした。その中で私は、分科会で話し合った内容をまとめ、全体会で発表する役を当てられました。(T_T)

ま、出てくる意見は大体予想はつく。話しの中からキーワードを見つけて、それをつないでいけば、なんとか形はつくだろう…と思っていましたが…

読みきかせボランティアだけではなく、文化財保存・生活教室・保育ボランティア・遊び支援隊・子どもを守る会など、「子どもたち」でつながってはいるものの、それぞれが何をやっていくのだかわからないグループが集まったものだから…

自己紹介が果てしなく長く、(まるで結婚式のようですね)、自分たちの活動内容を事細かに話し出し、1時間しかない分科会は 「宣伝大会」のようになってしまうかのように見えました。

…これをどうやってまとめて、大勢の前で発表しろというんだ?~ (T_T)

市役所の方と、司会を務めてくださった方が必死で軌道修正して、ラスト5分でようやく意見らしきものが出てきました。

発表までの10分。あれほど集中したことは近頃ありませんでした。(結局、何を話したんだろう?横のつながりは大事だ…って感じですかね) 

あまりに疲れすぎて、帰りにアイスクリームでも買って帰ろうとスーパーに入り、財布を開けて…「あ、37円しか入ってないじゃん…(T_T) 」

という、5月21日(日)でした。

グチばかりではありませんよ。お隣に座った方とお友達になれたもんね。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

感動! 「もぐらのバイオリン」 

「もぐらのバイオリン」 (デイビッド・マクフェイル・作/野中ともそ・訳/ポプラ社)

”モグラ好き”の私が、つい手に取った本。土の下で、目をつむってバイオリンをひく姿がとても可愛かったからです。

読み終わって、「ビルマの竪琴」を思い出しました。イギリス兵と日本兵が、水島の奏でる「埴生の宿」を聞いて、敵であることも忘れ一緒に歌う場面。そこを思い出しました。

音楽は国境を越える。音楽は憎しみを消す。音楽は哀しみを癒す。音楽はいたわりを生む。音楽は…。

毎日の生活に満足していたモグラは、ある日テレビでこれまで聞いたことのない美しい音楽を聴きました。それはバイオリンで奏でる音楽。

「おれも あんなふうに きれいな おんがくを かなでてみたい。」

そう思ったモグラは、早速手紙を書いて、バイオリンを注文しました。

毎日練習するうちに、どんどん上達したモグラは、地上で彼のバイオリンに生き物たちが耳をかたむけていることを知りません。

地下でバイオリンを奏でるモグラと、地上での人々の様子が同時に描かれています。とにかく絵がすばらしい。

機会があったら、私はこの本を、バイオリンの弾ける人と組んで、読みきかせをしてみたいと思います。

モグラが奏でているのは、一体どんな曲なんでしょう。みなさんのイメージは何でしょうか。モーツァルト?バッハ?ビバルディかも…?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

講談社 「全国訪問おはなし隊」

講談社が、創業90周年読書推進事業として、1999年7月より 「全国訪問おはなし隊」をスタートさせています。

400冊あまりの絵本を載せた特製のトラック(日通さんの)で全国を回り、読みきかせなどを行い、子どもたちに本との出合いを提供するというものです。

「にじいろのさかな」や、いもとようこさんの「3匹のこぶた」、ムーミンなどが全面に描かれたキャラバンカーを見ると、大人だってワクワクするような気分にさせてくれます。

30分の読みきかせをしますが、前半15分は、講談社の方(隊長さん)が読み、後半の15分を地域のボランティアさんが担当します。

私は、一昨年、近くの保育園にキャラバンカーが来たとき、ボランティア読み手で参加させてもらいました。そのとき読んだのは、「ふしぎなあおいバケツ」(なりたまさこ・作)。8月のお盆の時期でしたので、水遊びがテーマのこの本を選びました。ページを開く部分があるので、竹ヒゴを使って、ページが”ピッ!”となるように工夫したっけな。

キャラバン隊に参加するには、説明会&学習会に参加しなければなりません。学習会といっても、集団に読み聞かせる注意点を勉強するというものですね。

7月には、私の住むG県にも再びキャラバンがやってきます。それに先立つG県説明会が先日ありました。なんと恐ろしいことに…勉強会の講師が…私でございました。

講談社のY部長、W部次長。大変お世話になりました。(お昼ご飯、ごちそうさまでした。講談社もちだとわかっていたら、もっとスゴイものを頼めばよかったですなぁ)

| | コメント (1) | トラックバック (1)

チャリティ・ブック・フェスティバル

5/3~5/5 上野公園の噴水池のまわりで開催中の 「上野の森 親子フェスタ」

昨日、私はスタッフで参加してきました。五月晴れのいい一日でした。(憲法記念日だとあって、公園口改札付近はものものしい警備体制でしたけど。)

予定では、44ある出版社テントのお手伝いスタッフだったのですが、諸事情で「バーゲンブックフェア」の売り場のヘルプをすることに。

出版社が持ち寄った本を 「謝恩価格」として、な、なんと 40%割引で販売するコーナーなんです。児童書だけではないので、(料理本、旅行の本、辞書などホントに様々な本がテント2台にいっぱい!)、色んな年代の方がのぞいていってくれました。

40%引ってスゴイです。自分の欲しい本にめぐりあったらこれ以上のうれしさはないですよね。

私自身が 「これはお買い得だ~!!」と思ったのは、「しかけ絵本」。大日本絵画さんの出してるヤツですよ。しかけ絵本って、欲しいんだけど高くって、なかなか手が出せないんですよねぇ。それが40%引きなんだもん。お子さん連れの方に「それ、買ってやって~。ぜぇ~ったいお買い得なんだからぁ~!」と心の中で叫んでおりました。

定価12000円の「シルクロード民話全集」を購入された方がいらっしゃいましたね。40%オフ+消費税=7560円也。それから、京都関係の本を14,5冊まとめ買いされた方も。(こちらは割り引いて24000円。ふつうに買うと一体いくらなんだ?!) これって、”大人買い”の一種?

私は、呼び込みもやらせてもらったのですけど、「40%オフで~す!」と叫ぶのはとても快感でしたね。だって、たいていの人が 「オッ!?」てな感じで、足を止め、テントへと向かってきてくれんだもんね。「半額」って言ったらどうなっていたんだろう?!

           ※  ※  ※  ※  ※

3日のイベントとしては、池田美代子さん、志茂田景樹さん、黒川みつひろさんのサイン会。「ねぎぼうずのあさたろう劇団」による読みきかせなどがありました。着ぐるみの「ゾロリ」も歩いてたなあ。

このイベントに出展している出版社の本は、すべて20%引きで買えるので、このフェスタを楽しみにしている方がとても多いです。保育園、幼稚園の先生、小学校のPTAの方々がカートを引いて買いに来ていたりしました。「こんなに買っちゃって、重たいわ~」ってしかめ面の方も。(「お家へ帰ってから、読む楽しみがたくさんですね?」って言う私に、その方は「そうね」ってニッコリ笑ってましたけど。)

私ですか?なかなか時間が取れなくて全部のテントを見ることはできなかったけど、1冊だけ買えました。

「都会のトム・ソーヤ ④」 (はやみねかおる・作 講談社)

最後の1冊でした。うれしかった~。(^^)/

5/4~5/5 まだやってます。本とのワクワクする出会いが待っています。行ってソンはありませんよ。ぜひ!10:00~5:00です。でも、買いすぎに注意!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

車イス

私事ですが。

時間がぽっと空いたので、実家へ顔を出しました。電車で1,5Hくらいでしょうか。

私の父は車いす生活です。天気がいいので、車いすを押して近くのコンビニまでお散歩に行きました。

押しながらなんだかんだと話しをしていて、ふと思い出したこと。(連想したこと)

車いす→ ベビーカー → 母親の声は後ろから聞こえる → おんぶひも →母親の声は前から聞こえる → 背中のあたたかみ

話しかけるなら、やっぱり顔を見て。体に触れて。それは、子どもにとって意識しないだろうけれど、安心感の源ではないかな。

なんて、父との散歩の途中で考えてしまいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »