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「例年」どおり!

本日は、小学校での読みきかせでした。

この時期、必ずメンバーさんからお話しが出ます。今日も家へ戻った後、電話が1本。

「Hさぁん(私のことです)。今日の読みきかせのことでチョット…。ホント、参りましたよぉ。」

・・・・・来たぞ!来たぞ!・・・・・(私の心の声)

「担任の先生ですよ。子どもたちよりも前に、本のことをしゃべちゃうんだもん!」

彼女は 「しりとりのだいすきなおうさま」 (中村翔子・はたこうしろう・すずき出版)を、ビッグブックで読みました。ご存じのかたは、おわかりだと思いますが、表紙にひとひねりがしてあるんですよ、この本。

王様を囲んで、ずらっと動物やら物が並んでいるんですが、よく見るとそれらの名前が”しりとり”になっているんです。

王様→まり→りんご→ゴリラ→ラッパ→パンツ→月→キツネ→ネコ→こけし→塩→王様

表紙を見せ、タイトルと作者名を読む間に、「あ!しりとりになってるぅ~!!」って、勘のいい子は叫びます。それを狙って、読み手はわざわざゆーっくり絵を見せることにしているんですが…

「みんなぁ~!しりとりになってるのわかるかぁ?!」 (先生)

しかも、表紙を見るやいなや、生徒に向かって言ったそうです。

ア~ララ、コララ♪ …って、歌っちゃう気分になりますよね、まったく!!!!

子どもは自分で発見してこそ、「楽しいっ!」「嬉しいっ!」と盛り上がれるんだよ。

別の先生は、読みきかせの後、ご自身の感想をナガナガと述べられたそうです。大人の模範的な感想を聞いてしまった子どもたちは、「気持ちの上書き」をされたことでしょう。これもまた、あ~らら、こらら♪

さてさて、今年も転勤してきたばかりの先生方へ、集団読みきかせでの心得を「ソフトに」お伝えする時期がやってきましたな。

I市にある研修センターで、まとめてやってくれないかな、こういうの。今、どこの学校でも読みきかせやっているのだから。

諸刃の刃。知っているのと知らないのでは大違い。読みきかせの基本。

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コメント

「こころえ」。
そうですよね。
「これだけは、」っていうことありますよね。

投稿: クリクター | 2006年5月28日 (日) 07:51

クリクターさん、こんにちは (^^)/
私の中の「これだけは!」は…
1)”どんなお話しだった?”って聞かない
2)「大人のための癒しの本」は使わない
3)「読みきかせ」で本の世界を最大限に生かせるように、読み込む。工夫する。

投稿: harry | 2006年5月28日 (日) 17:22

私も「心得」はharryさんに同感です。
いつものことながら、適切な言葉にまとめてくださって、ありがとう。

別のBBSのことですが、「水のようにしなやかに・・・。」は、今年の私にとって、何よりの心得となっているんですよ。

ことばの力って、すばらしいですね☆

投稿: クリクター | 2006年5月28日 (日) 22:28

クリクターさん

「水のように…」は、とかく頭が固くなりがちな自分を諫めるために、自分に向けて放っている言葉でもあります。

私の言った言葉が、距離を超えて、クリクターさんの心へ飛び込むとは。なんと不思議な、しかし”同志がいる”という心の支えを、確かに感じています。言葉って、朝日新聞CMじゃないけど、見えないけど、すさまじい力を秘めていますよね。

投稿: harry | 2006年5月29日 (月) 08:11

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