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2006年6月

忍者の絵本

 手裏剣、黒装束、影分身。言葉を聞いただけでも、ワクワク&ドキドキしちゃうよね。今日のテーマは「忍者」。

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「忍者にんにく丸 野菜忍列伝其の一」(川端誠・作/BL出版)

 最近読んだ絵本の中で「コイツはピカイチ!」と感じた1冊です。絵といい文といい、アイデア、センスとも抜群です。侍言葉がたくさん出てくるので、読み手の方はそれらしく読んでくださいね。 敵国にとらわれの身となった姫を忍者にんにく丸が救出するストーリー。首尾良く姫を牢屋から助け出したにんにく丸の前に、敵の忍者、その名も“強力麺蔵”が立ちはだかる。危うし、にんにく丸。今こそ、あの秘法を出す時だ。 「くらえ!忍法おろし生にんにく。」麺蔵は捕まり、最後には餃子の皮にされてしまいます。とにかく愉快。抱腹絶倒保証付き。

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「さがしてみよう 虫は忍者」(海野和男・写真と文/新日本出版社)

 枝や葉っぱに化けた虫、キミは見つけることができるかな? 写真、クイズ、解説で構成されているので、一人で読んでもいいけれど、みんなワイワイ読むのも楽しいよ。本物の植物と見まごうばかりに擬態した虫たちがたくさん紹介されています。自然の中で生き残るための智恵について学べる1冊。虫の苦手な方にはちょっと刺激が強いかも。

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「はこ忍者あな忍者」(うえずめぐみ・まつださちこ・作/ARTBOX)

 四角四面のはこ忍者と、ちょっとおとぼけあな忍者。そんな2人は忍者学校ではライバルどおし、互いに切磋琢磨の毎日です。そしていよいよ卒業試験。お師匠さんの喜ぶものを探し出しそれをプレゼントするというもの。「う~ん、ゆのみ茶碗かな。」「きっとカラオケマイクに違いない。」 試験会場へと急ぐ2人。しかしその前に立ちはだかったのは…。切り絵を立体的に置いたようなデザインがとても斬新です。

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やっとここまできました (オリジナル紙芝居)

(6/9の「プロジェクト!!」の続きです)

私が関わっているよみきかせグループで、オリジナル紙芝居(第2弾)を制作中。

シナリオがやっと形になりました。

創立78年の小学校の歴史を、親子3代が振り返るという内容です。

☆地元メンバーからの聞き込み調査

☆民生委員さん、昔この学校で教鞭をとられていた先生などからの聞き込み調査

☆学校のアルバム・文集・沿革史等からの資料集め

文章を書くのが得意なメンバーが、それら資料を基に、まず「たたき台」を作りました。それをメンバー全員が目を通し、それぞれが”朱”を入れる作業をしました。

朱の入った原稿を元に、「第2稿」作成。

     → 第2稿の朱入れ作業+集まって話し合い

<地元で生まれ育った「地元メンバー」と、たまたまこの土地にきた「他県出身メンバー」では、朱の入れ場所が違うというところがおもしろいです。>

そして、今日やっと「第3稿」が出来上がりました。(たたき台の時からみると1/3ほどに短くなりました。)

あとは、原稿+資料を絵の担当者に渡して、とりあえず第一段階終了。

絵が出来上がったら、文章を手直しして完成です。

完成予定は11月。

かなりワクワクです。

こちらへ来てくれている方々にも是非みていただきたいなぁ。

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けんかは疲れる

昨日一日でケンカを2つ。

夫婦げんか

親子げんか

疲れるわ。

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嫌われ松子の一生

「嫌われ松子の一生」 (山田宗樹・作  幻冬舎)

今、話題の1冊ですね。

おもしろかったです。あまりにも松子が気の毒で仕方なかった。この本をミュージカル仕立てに映画化するなんて、なんという発想の転換だ!と感動してしまいました。

なんて運の悪い女。というより、学習しない女。いや、ファザコンがすべての元凶?

50歳になった松子が、自分の人生を顧みて、<誰もいない壁に向かって、怒鳴っている>場面が、最後のほうにあります。ここ、すごいです。松子の気持ち、伝わってきます。

田所・佐伯・徹也・岡野・赤木

小野寺・島津・洋くん

そうだな…。わたしは赤木が一番好きかなぁ。洋くんが一番人気あるとは思うけど。岡野は「言い訳男」の最たるものだな。私は嫌いです。田所は問題外。

装丁が風呂敷みたいでグー。

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プロジェクト!!

私の入っている読みきかせグループで、今オリジナル紙芝居を企画中。

計画は昨年からあったのですがなかなか形にならず、企画自体消えそうにもなっていました。

しかし!!

やっと、ゴロリと動き出しました。まるで、大きな岩が動くように。

保護者・先生・用務員さん・地域の人を巻き込み、聞き込みの段階だった内容がやっと文章化までこぎつけました。

「N小のむかしといま」(仮題)

N小は今年で78周年。祖父・父・子の会話を通して、N小とその周りの様子、子どもたちの遊びなどの変遷を追っていくという内容です。10枚の紙芝居。どんな風に出来上がりますやら。11月に完成予定です。出来上がった時はきっとうれし泣きするだろうなぁ。

ちなみに紙芝居制作は2作目。1作目は「ようこそN小へ」。新一年生向けに小学校の年中行事をわかりやすく説明したものです。(学校のシンボル、ポプラの木が語り手となっています。)1作目を見たい方はこちら。http://www.city.tatebayashi.gunma.jp/school/sho.daini/

学校・地域・保護者。みんなが意見や智恵を出し合って回り始めました。うまくかみ合ってすばらしいものになりますように。

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マイ・ブーム

・玄米ご飯

かみごたえのある食べ物の好きな私です。みのもんたがCMでやっている「ソイ・ジョイ」というお菓子。あれ、おいしいなぁ。特にアプリコット味。母の日のプレゼントに、子どもが4本買ってくれました。うれしかったです。 (でも、すっごい安上がりじゃないかい???)

ナッツやレーズンが、これでもか!と入った固いパンも大好きですねぇ。

だから、健康(ホントはダイエット)のために始めた玄米食。いや~、あのプチプチの食感がたまりません。おかずいらない。食べていて実に楽しいです。(みんなは「へんなやつ~」といいますけどねぇ)

花粉症を未だ免れている私は、周りから「原始人」と言われたこともあるので、きっと古代食もばっちり「おいしい~」と感じるに違いない…なんて、思ってしまいました。

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ダ・ヴィンチ・コード

今日は一日(ついたち)

近くの映画館が「ファーストデー / 1000円の日」だったので、話題の映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観てきました。

感想 : 原作を読んでから観ましょう。読んでないとわからないことだらけだよ。文庫本で上・中・下の3巻の分量を150分の映画にしたのです。ものすごいスピードであらすじがスクリーンの中を駆けぬけていく…そんな感じがしました。

原作を読んでおくと、「ほほぉ~、あの場面をここにくっつけたのかぁ~~」なんてわかっておもしろいです。また、出てくる暗号の答えを知っている上で観るので、「おいおい、暗号を読み解くのが早すぎるよぉ~。この教授、天才っ!」って、文句の言葉もつい言ってしまう楽しさも味わえます。

盛りだくさんで 「幕の内弁当」のような映画でした。私は登場人物の中で 「サー・リー」が好きですね。それから、シラスの役、よかったなぁ。いい演技をしていたと思いますよ。

                =☆ =☆ =☆

私の入っている”読書会”の今月の課題本が、 「嫌われ松子の一生」(山田宗樹) なんです。がんばって読了して、また映画に行くとしましょう。

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