ブックスタート事業始動!!
私の住むT市で、念願のブックスタート事業が始まりました。
「4ヶ月検診」の順路の最後に組み込まれています。
昨日、18年4月生まれさんの検診でした。ブックスタート事業の記念すべき第一回目!
私は「ブックスタートボランティア」として参加。もうドキドキです。
他のボランティアさんたちも緊張の面持ち。なんてったって初めてのことですから。
ボランティアがママ達に伝えることは以下のとおり。(事前に講習会がありました)
・ブックスタート・パック(絵本2冊・アドバイス集・絵本ガイド・図書館利用者登録用紙)の内容を説明。
・絵本を出会う時期として、3~4ヶ月は早すぎではありません。
・字を読めない赤ちゃんでも、本を見ながら優しく話しかけられたり、絵についてお話ししてもらうことを喜びます。(家庭で、絵本を通した幸せなひとときを、親と赤ちゃんがshareすることを勧める)
・「ことば」をたくさん話しかけてあげることが、赤ちゃんの成長にはとても大切。親子のコミュニケーションに、絵本を効果があります。
・本の読み方に難しいきまりはありません。子供と一緒に、自由で楽しい時間を過ごしてね。
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このようなことをお話ししたあと、プレゼントする本を使って実際に赤ちゃんへ読み聞かせを行うのです。
T市が今年度、ブックスタート事業に用意した本は
「なーんだ、なんだ」(カズコ・G・ストーン)
「ことばどんどん たべもの」(内田麟太郎)
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赤ちゃんとママが、ブックスタートの部屋へやってきました。なんて小さい…!!!
「さぁ、ここへどうぞ。検診大変でしたね、疲れたでしょう。」の言葉かけからスタート。説明は手短にすませ、いよいよ読み聞かせです。
赤ちゃんの反応は、どうだったかというと…。
すごいです。まっすぐにじーっと見つめています。集中してるんです。まばたきもしないくらい。
何人かのママが、「あ~、見てますねぇ…!!」と驚いていましたね。手を伸ばそうとする赤ちゃん、言葉かけ(”な~んだ、なんだ”)にあわせるように、ひざの上で足をばたばた動かす赤ちゃん、にや~っと笑う赤ちゃん…。
予想以上の反応でした。私としては、まぁ、3割がみてくれれば、と思っていましたが、ほぼ100%に近いくらいの赤ちゃんが絵本に興味をしめしてくれました。
市や新聞社のカメラマンが来ていましたが、シャッターを押しまくってました。あんなに無垢なまっすぐな瞳を見ちゃうと、もう何枚でも撮りたくなるでしょうね。
私はずーっと微笑みっぱなし。鏡を見ると目尻にくっきりシワが…。でもこれは、幸せのシワだよねぇ。
これから1年間ボランティアとして協力し、赤ちゃんの表情や反応を観察していこうと思っています。いつの日か、絵本と一緒に配布した「ブックスタートバッグ」(帆布でできた丈夫な手提げバック)を持った子供が、図書館にあふれる日を心待ちにして。
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