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2006年9月

高学年向き「冬」の読み聞かせプログラム

9/17の記事でみなさんに「ヘルプ!」と叫んだ企画ですが

なんとかかんとか出来上がりました。

アドバイスいただいたみなさんには大変感謝です。

視点を変えて見直すことが出来、とても助かりました。

みなさん、ありがとうございました。m(_ _)m

「絵本大好きマガジン この本読んで! 冬号 (No.21)」~おはなし会冬のプログラム~に載りますです。

季刊誌 「この本読んで!」(JPIC)の公式サイトはこちら

http://ehondaisuki.jp/ 

どんなプログラムになったかみなさんに今お知らせしたいのはやまやまなんだけど…やはりマズイよねぇ、発売前だし。すみません。

ちなみに「2005年春号」に私の書いたのが載っています。(中学年向け春のプログラムです。)機会があったら見てみてください。

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ブックスタート2回目報告

今日は、5月生まれの赤ちゃんと保護者の方に)「ブックスタート」の説明と読み聞かせをしてきました。

2回目なので、前回の時よりちょっとだけ気持ちに余裕が (^^)/

※1回目の様子は、8/30の記事をご覧ください。(「ブックスタート事業始動!」)

他のボランティアさんからも 「前回は~だったから、今日は~してみましょうか」とか「この前検診にきたお母さんが言ってたんだけど……」など、建設的な意見がどんどんと出て、とても良い雰囲気でした。

ただ、心のままに動く方も中にはいらっしゃいます。まぁ、根底の志(こころざし)は同じなので、その辺のところは あまり目くじらたてずに ”しゃーねえか”と思うことに。

3回の実践の後、反省会を行うそうです。さてさてどんな話し合いになるかな、楽しみです。

<今日の赤ちゃんと保護者の反応>

まばたきもしないくらい、絵を凝視。「何がそんなに興味をひくのだろう」とこちらが考えてしまうくらいの集中をみせてくれます。”おう・おう”と声を出してくれる赤ちゃんも。

第一子のママは、やはりちょっと緊張した様子で、こちらの話を真面目に聞いています。マニュアル世代のせいでしょうか。<子供の成長=自分の評価>という泥沼にはまらないようになってほしいと思いました。

第二子、三子のママは、余裕。幼稚園、保育園、または幼児雑誌などで読み聞かせの大切さをすでに学んでらっしゃる方が多いかもしれません。読み聞かせが”ブーム”になって結構経ちましたからね。

T市のブックスタートは、4ヶ月検診に組み込まれています。なので、関心ある人、ない人関係なく、絵本をつかっての心のふれ合いについて説明することができ、とてもいい取り組みだなと感じています。(図書館へ一度も行ったことのない人もいますから)

だからこそ、ボランティアの態度は責任重大。お姑さんの説教になってはいけない。先生のように高い位置から「教える」姿勢をとってはいけない。

ここんところ。とても難しいと思いました。

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こんな私が。

盛り上がるスピードは天下一

醒めていくスピードも天下一

こういう性格を「熱しやすく冷めやすい」というのでしょうね。…私のことです。

興味がコロコロと変わるのでも有名で。…私のことです。

こんな私が3月~今まで続いていることがあります。

それはね、

リンパマッサージなんです。

ヘルニアによる腰痛を少しでも軽くするため、いろんなことを試しているうちに、リンパやら経絡やらに興味をもち、それを実践してみると実に楽しい。しかも余分なお肉はとれていき、いいことづくめです。(一番のいいことは無料(タダ)でできるというところかも)

体の不調は今ほとんどないですよ。腰痛も出ません。すごいぞ、リンパマッサージ!

興味のある方は、こちらを読んでみてはいかがでしょうか。「ふたりでできるマッサージ」という章もあるので、ご主人や彼氏とお試しくだされ。

「経絡リンパマッサージ ~からだリセットbook」渡辺佳子:高橋書店

<ちなみにこの本、ブックオフで買いました>

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ウグイス パート2

本日も選挙のお手伝いでウグイスをやりました。

昨日と同じお昼から夕方まで。

選挙戦も中盤を過ぎたということで、

挨拶も公約も言わず 「名前だけ連呼をせよ」とのオーダーが。

いつも聞いている立場からみると、名前の連呼・絶叫が私にとって一番いやな選挙カーであります。それをやらなくてはいけないのか…(T_T)

「○○、○○ってうるさいなぁ。うるさいから、○○には票は入れない」って思う人いますよねぇ。それをやらなくてはいけないのか…(T_T)

苦しかったです。

これ見よがしに耳をふさぐ人たちを何人も見ました。

昼寝中の赤ちゃんもいただろうに。病気で寝込んでいる人もいるだろうに。イライラしている人もいるだろうに。静かに本を読んでいる人もいただろうに。

こんなことを考えていたのではいけないのでしょうね、選挙戦って。

わたしは言葉の投げ売りは苦手な性分なので、おそらく再びやることはないな。

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ウグイス嬢体験記

私の住むT市は今、市議会議員選挙のまっただ中。

町内から候補者が立ったためいろいろ協力することとなりました。

回ってきた仕事がなんと「ウグイス嬢」。

(もはや、「嬢」という年ではありません。なのに。)

お昼から夕方まで市内のあっちこっちを回りました。そう、白手袋&必勝ハチマキ&おそろいのポロシャツといった選挙ルック。満面の笑みで手を振りまくります。

私の回った場所は郊外のほう。稲穂・かかし・牛・カラス…に「おねがいします!」の連呼です。たまに人間に出会って、その人が手でもふってくれようものなら、もう歓喜の雄叫び!

「あたたかいご声援、ありがとうございますっ!!!」

今日はホントにいろいろ学びました。これからは選挙カーが通ったら、無視せずに(いやな顔せずに)、手を振ってあげようと思いました。

明日もharryはウグイスです。今日より要領よくいくかしら。

ちなみにこんな本、みつけました。

「ウグイス嬢虎の巻 ~村議選から国選まで~」

  山本 零子 著 (四六判 並製本 50頁 1000円 ):暮らしの手帖社

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至急!教えてください、冬の絵本

高学年向けで、冬のお話し会で使える本を探しています。

所要時間は30~40分程度。

4,5冊あれば。

私が今、ピックアップしているのは…

「ふゆめがっしょうだん」(長新太)

「かぼちゃスープ」(ヘレン・クーパー)

「りんごの花」(後藤竜二)

「ゆきうさぎのちえ」(手島圭三郎)

「ちいさなろば」(ルース・エインズワース)

・・・・・ちょっと重たいかなぁ。どうですか?

これ!というオススメがあれば、ぜひ教えてください。

ちょっと軽快な雰囲気の詩もまぜてみたいです。

俳句・短歌もいいですよね。

みなさんのお知恵を貸してください。

よろしくお願いいたします。m(_ _)m

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N0.6 #5 (あさのあつこ)

読みました。

ネズミが畏れる紫苑の隠れた力が今回もちょっと出てきました。この力はいずれネズミを殺してしまうような気がします。

それと…私の思い過ごしかなと思うのですが、

#5は描写がやや作りすぎのような。読んでいて滑らかに頭に流れ込んでこないというか…。とってつけたような表現が多かった様な気が。みなさんはどうですか?

イヌカシが、らしくもなく、赤ん坊を「育てよう」なんて決意するのは、やはりイヌカシの心の底にある母性+紫苑へのほのかな想いからでしょうか。それとも母犬の「温かみ・慈愛の情」を知らず知らずのうちに受け継いだ証拠なのでしょうか。

それにしてもこの本を読み重ねるたび、ネズミの歌(声)を聞いてみたいと思います。(皮の手袋で口をふさがれながら聞くのはいやですけど) 魂をさらっていく声ってどんな声なんだろう。

NO.6・・・いつも読み終わって満足って思えない本。欲求不満な本。「ここで終わり?!」ってね。読み終わった瞬間から次の巻を待つって・・・ツライよね。

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さあさ、お立ちあい!「がまの油」

今日は、学校での読み聞かせでした。私の担当は5年生。

日本語の響きを味わってもらおうと、選んだ本は

「がまの油」 (斎藤孝・編 長谷川義史・絵)

「つるにょうぼう」(矢川澄子・再話 福音館書店)

       ===☆ ===☆

「がまの油」 ご存じのかたもいらっしゃると思いますが、キズ薬売りの口上です。「たら~り、たら~り」です。「筑波山ガマ口上保存会」なるものもあるそうです。

イマドキの子どもたち、「口上」など聞いたことがないのでは。バナナのたたき売りとかね。話のおもしろさで客を立ち止まらせ、商品を買わせるといった「言葉が勝負!」のセールストークの決定版です。”ジャパネット○かた”もこれには勝てないよ。

この本を読んで、がまの油売りが何と言っているのかよく分かりました 「おたちあい!」という意味が「見物しているみなさん」ということも初めて知りました。

あとがきに「勢いよく!」と書かれていたので、とにかく一気にしゃべれるように練習しましたよ。腹の底から声を出してね。3回続けて練習すると、腹筋つかってダイエットになるんじゃないかな、なんて思いました。ノドでしゃべると続きません。

特に「油の効能」の部分は、一息で。”おたちあい”のみなさんをケムにまかなくちゃならないからね。

さて、本番。

子どもたちには「意味が分からないところがあるかもしれないけど、音の楽しさ、リズムなどを感じてね」と言って始めました。

反応はというと、ほとんどの子供が口ポカーン状態”。固まっていました…(^^;)

長谷川義史さんのダイナミックな絵が抜群の相乗効果を生んでます。絵が無いとちょっと難しいかもね。ユーモラスで大変迫力のある絵です。文章にとてもよく合っていると思いました。

読み聞かせをされている方、発声練習にぜひ使ってみてください。もちろん読み聞かせにも使ってみてくださいね。ただし、あまり小さい子には向きません。

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ノンタン30歳

今朝の朝日新聞に出ていました。

ノンタンが今年で30周年だそうです。

1巻目の「ノンタン ぶらんこのせて」から30年。

そして「ぶらんこのせて」は、な・なんと339刷だそうです!(211万部)

すごいですね。確かにどこへ行っても目にしますもの。

決して模範生ではないノンタン、登場した当初は「道徳的ではない」と児童書業界では批判の声があったそうです。

そこが魅力だよね。

自分と重ね合わせて見ることができる、等身大。

失敗しても最後にはニコニコ。

子どもたちにとって共感できることばかりではないかな。

ノンタン、30歳おめでとう。そしてこれからもずっと、やんちゃでちょっとイジワルで泣き虫で…子どもの心のままでいてね。

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