ブックスタート2回目報告
今日は、5月生まれの赤ちゃん (と保護者の方に)「ブックスタート」の説明と読み聞かせをしてきました。
2回目なので、前回の時よりちょっとだけ気持ちに余裕が (^^)/
※1回目の様子は、8/30の記事をご覧ください。(「ブックスタート事業始動!」)
他のボランティアさんからも 「前回は~だったから、今日は~してみましょうか」とか「この前検診にきたお母さんが言ってたんだけど……」など、建設的な意見がどんどんと出て、とても良い雰囲気でした。
ただ、心のままに動く方も中にはいらっしゃいます。まぁ、根底の志(こころざし)は同じなので、その辺のところは あまり目くじらたてずに ”しゃーねえか”と思うことに。
3回の実践の後、反省会を行うそうです。さてさてどんな話し合いになるかな、楽しみです。
<今日の赤ちゃんと保護者の反応>
・まばたきもしないくらい、絵を凝視。「何がそんなに興味をひくのだろう」とこちらが考えてしまうくらいの集中をみせてくれます。”おう・おう”と声を出してくれる赤ちゃんも。
・第一子のママは、やはりちょっと緊張した様子で、こちらの話を真面目に聞いています。マニュアル世代のせいでしょうか。<子供の成長=自分の評価>という泥沼にはまらないようになってほしいと思いました。
・第二子、三子のママは、余裕。幼稚園、保育園、または幼児雑誌などで読み聞かせの大切さをすでに学んでらっしゃる方が多いかもしれません。読み聞かせが”ブーム”になって結構経ちましたからね。
T市のブックスタートは、4ヶ月検診に組み込まれています。なので、関心ある人、ない人関係なく、絵本をつかっての心のふれ合いについて説明することができ、とてもいい取り組みだなと感じています。(図書館へ一度も行ったことのない人もいますから)
だからこそ、ボランティアの態度は責任重大。お姑さんの説教になってはいけない。先生のように高い位置から「教える」姿勢をとってはいけない。
ここんところ。とても難しいと思いました。
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コメント
ハリーさん、おじゃましてます♪
「ブックスタート」羨ましいです。
1年と数ヶ月前、我が家の次男も3ヶ月健診に行きました。
長男のときと同じ、変わり映えしない内容。
発育が大事なことだとわかってはいますが、
これからのなが~~~~い人生における、
とっても大切な何かを伝えることのできる
貴重な機会だと考えると、とってももったいないと感じてしまいました。
――とはいっても、自分で動いて何かをしているという訳ではないのですが。
せめて拙ブログで訴えていこうと思っているのです。伝えることは難しいけれど。
投稿: わかな | 2006年9月27日 (水) 11:18
こんにちは。
いつも、勉強になります。
前回に引き続き、読ませていただいて、4ヶ月の赤ちゃんとお母さんというタイミング。これがいいように感じられました。
それから、harryさんの第一子目のお母さんたちに対する気持ちですが、私も同感です。案外保健婦さんたちのほうが、この辺のところデリカシーがない発言をすることがありますね。私は、経験あります。
投稿: クリクター | 2006年9月27日 (水) 13:22
わかなさん:こんにちは!
わかなさんのページとてもステキです。
読み方もポイントも書いてあるし参考になります。「種をまく」ってホントに地味で根気の要ることですよね。まいたからといって必ず立派な花を咲かせるわけじゃないし…。でもまかなくちゃ始まらない!(宝くじといっしょだなぁ。買わなくちゃ当たりもしないってね。うわ、俗な例えだ。ごめんなさい)わかなさんは立派に種をまいてらっしゃいます。「楽しみながら種をまく」すばらしいことだと思います。私もがんばるぞ~(^^)/
クリクターさん:
掲示板にお返事できてなくてすみません。papaさんの意見と同じかなぁ。”赤木かん子”式はたぶん園児では難しいかなと考えています。季節の本をピックアップしてこまめに展示すれば内容の種類別に並べる必要もないように思われるからです。
保健婦さんのこと、私も感じたことがあります。新米ママの時ってとてもとても敏感ですよね。いとうひろしの本じゃないですが「だいじょうぶ だいじょうぶ」って言ってもらえれば気持ちもラクになるのにね。ブックスタートで話しかけるとき、昔の自分の気持ちを思いだして接するように心掛けています。
投稿: harry | 2006年9月28日 (木) 08:28
おお、もう2回目なんですね。毎月1回、かわいい赤ちゃんとのデート、なんて甘いこといっちゃいけませんが・・・。でも、かわいいもん。
む。大勢の親と赤ちゃんを具体的にどうさばいて(笑い)いるのでしょうか?
うっとこは、いろんな経過があって図書館で本を渡していますが、普及率は70~80%くらいですね。絶対に行く検診でないので、この%は結構いけてると自負。
1.図書館の他の本も見られて
2.赤ちゃんには、図書館カードをプレゼント(いっぱい借りてね!)して
3.赤ちゃん向けの読み聞かせと手遊びの会に参加できる(お友達もいっぱい)
これがきっかけで図書館の常連さんになってくれるとうれしいんだけど・・・。
本を渡すことのが目的でなく、親子のコミュニケーションと赤ちゃんのことばと心の成長を願ってのことやから・・・・。
投稿: どんぶらこっこ | 2006年10月 2日 (月) 09:01
どんちゃん、こんばんは(^^)/
普及率70~80%ってスゴイ!!
どんちゃんが商店街をチンドン屋さんしながらビラまいてんのんとちがう~?なんちゃって。
やはりただ本を渡すだけではだめですよね。
どんちゃんとこの図書館の取り組み、最高ですよ。アフターフォローばっちしだもの。こちらの図書館の情報係長さんにどんちゃんとこの取り組みをお話ししたところ、とても興味をもってくれました。職員の方に「企画出せ!」と言ってくれたみたい。また目新しい企画を手がけたときはぜひ教えてください。m(_ _)m よろしくです。
えーっと、ブックスタートのさばきかたですが…。
検診の順路の最後に「ブックスタートの部屋」が用意されていて、誘導の役目の人が、こちらへどうぞと呼び込みます。部屋の中では説明係の人がイスにすわり、(絨毯のコーナーもあります)スタンバイしています。いっぺんに押し寄せるのではなく、検診の順に保護者+ベビーがやってくるので混乱はありません。説明を聞き終わると、出口のところで母子手帳にはんこを押してもらい、ブックスタートパックをもらってオシマイ。こんな感じです。ちなみに今回は68人の赤ちゃんが来ました。
投稿: harry | 2006年10月 2日 (月) 18:34
なるほど。検診のワンフロアーみたいなかんじですね。
ありがとうございました。
投稿: どんぶらこっこ | 2006年10月 4日 (水) 06:00