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「プラネタリウム」 (梨屋アリエ)

「プラネタリウム」 (梨屋アリエ・作/講談社)

    *****

 映画とか見終わった後、その世界から出られずにキモチがフワフワすることってありませんか?

 よく使う例えですけど、「任侠物」を見た後のオニイサンが、肩をゆすって歩いてしまう…そう言う感じ。

    *****

「プラネタリウム」…久しぶりにそういう気分を味わわせてもらいました。読み終わって、しばらくの間、魂が浮遊。本当に久しぶりの感覚。

    *****

誰かの作品に似てる…夕飯を作りながらずーっと考えていて、(ちなみに夕飯は、カツ丼&野菜スープでしたが) 、夕飯を食べ終わってポカッ!と浮かんだのが…

   『プラネタリウム』 = 安部公房 + 山田詠美

    *****

この本には、4つのお話が入っています。

  • あおぞらフレーク
  • 飛べない翼
  • 水に棲む
  • つきのこども

どれもいいのだけど、私がいいなと思ったのは、 「あおぞらフレーク」でした。

他の3編はちょっと懲りすぎかなぁ。

    *****

「思春期」だからこそ見えるもの。

梨屋さん、よくぞ描いてくれました。

大人として生きていく前に、だれもが迷い込む迷路。

ふと我にかえると、いつのまにかゴールしていて、あんなに迷ったことすら忘れてしまう。

でもね、この本を読むと、その迷路の中で感じたもの(期待・焦り・羨望・あきらめ・希望…)をきっと思い出すでしょう。

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コメント

harryさん、おじゃましまぁす♪
harryさんのお薦めとあらば、読んでみないわけにはいきません!(笑)
もう、未読メモ本は大盛況で^^
読みきれていなくて、嬉しいヒメイです。
『ミシュカ』も探してみますね。
ご紹介、ありがとうございます☆

投稿: わかな | 2006年11月11日 (土) 11:24

わかなさん:
いらっしゃいませ <(_ _)>
いつもコメントありがとうございます。
『ミシュカ』ですが、長男さんでももちろんOKですよ。もし、読まれたら感想をぜひお聞かせください。もちろん否定的意見でも全然かまいませんよ。お待ちしています。私的には、「あたりの景色をわすれないように…」のくだりが一番心うたれました。
『プラネタリウム』は、その続編の『プラネタリウムのあとで』の方が評価が高いようです。読むのが楽しみ。わくわくです。

投稿: harry | 2006年11月11日 (土) 16:32

こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

投稿: 藍色 | 2010年9月 3日 (金) 14:22

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