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「名前は祈り」毛利武・詩

「名前は祈り」 (毛利武) 

   ~~「親から子へ伝えたい17の詩」(双葉社)より~~

深く心を動かされた詩です。ぜひ紹介したいと思いました。

     ******

     名前は その人のためだけに

    用意された美しい祈り

    若き日の父母(ちちはは)が

    子に込めた願い

    幼きころ 毎日 毎日

    数え切れないほどの

    美しい祈りを授かった

    祈りは身体(からだ)の一部に変わり

    その人となった

    だから 心を込めて呼びかけたい

    美しい祈りを

   *********

毛利さんの言葉より・・・

   <この世に存在するものには必ず名前があります。名前があるのは、その存在を求められているからです。中でも人の名前は特別な言葉です。自分のためだけに用意され、一生のあいだ名乗り、呼び続けられる言葉です。>

  ・・・略・・・

   <一生涯にわたって使う名前ですから、そこには親の願いを込めたいもの。あまたの候補から、たった一つ、願いをこめて名を決めます。それは祈りの実です。天から授かった祈りの実です。>

     *****

「講談社・子どもの本通信ダンダン vol.15」に載っていました。

先ほどの詩には、太田大八さんの絵がついていました。

子どもへの虐待の事件がこのところ多く挙げられます。虐待する親だって、名付けたときはそれなりに愛をもっていただろうに。

     *****

これからは、もっと子どもの名前を呼んであげたいと思いました。

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コメント

harryさん、おじゃましまぁす♪
前記事での「うらやましいぞ!」にキュッときました。ありがとうございます。
前向きさだけが取り柄の私奴ゆえ、今を楽しんでいきたいと、改めて思った次第です♪

さて。
この詩。
すごいですね。
不妊期間が長男も次男もそれぞれ5年程度ずつあったんで、その間名前を考えるのが楽しかったんです。
生まれてからも悩んだんですが、つけた名前はやっぱり宝物。
二人とも、読みは平凡ですが、感じの当て字が変わっていて、願いをその漢字に込めました。
名前。
それは、確かに祈りです。

投稿: わかな | 2006年12月 4日 (月) 12:56

お久し振りです。本当に、名前には、大切な意味がありますよね。反抗期真っ只中の長男(○実)が期末テストで初めて赤点を取ってきました。女の子みたいに、泣きながら「ママに反抗ばかりして、ちゃんと勉強しなかったからバチがあたったんです!ごめんなさい!」と謝ってきました。泣き虫で根性なしの息子。「女の子みたいな名前を付けたから、こんなふうに育ってしまったのかしら・・・?」いつだったか、「自分の名前が女の子みたいでヤダなぁ」と言われたことがあって、ちょっと可哀相な気がしました。そんな息子に今夜話してあげたいと思います。祈りの実のことを・・。
是非、また遊びにいらしてくださいね♪

投稿: pokusou | 2006年12月 4日 (月) 13:25

わかなさんへ:
今日一日、名前についてぼんやり考えていました。
浮かんできたのは2つの場面。
1)目の前で、娘の名前を、彼氏らしき男に呼び捨てにされた父親。

2)片想いの彼氏の名前を、ノートにこっそり書いてみる女子中学生。

あぁ。なんてセツナイ…。
そう思わない?

投稿: harry | 2006年12月 4日 (月) 18:14

pokusouさんへ:
おひさで=す。
よく車はみかけるんだけどね。
ところで…
ぼっちゃまの泣き顔が浮かんでくるようです。
ちょっとうるうるしてしまいました。
なんて素直な子なの。
あなたが育ててるからだね。

投稿: harry | 2006年12月 4日 (月) 18:15

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