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2007年1月

完成 オリジナル紙芝居

2005年10月より立ち上げた「オリジナル紙芝居」プロジェクト。

本日、文章が完成。

文章のたたき台(第1稿)より話し合いを重ね、7稿目でやっと落ち着きました。

うれしいです。

画家の先生にお願いしていた絵が出来上がったのが、1/22。

絵に合った文章に手直しする作業がかなり難航しました。

絵を見ながらの「推敲会議」が4回。

                  ※ ※ ※

6年生に向けて 2/16に読むことになりました。

これから、読みの練習です。

祖父・父親役とも、紙芝居の舞台である小学校のOBの男性。(役とだいたい同じ年齢)

子ども役は、よみきかせのグループの中から。

                  ※ ※ ※

資料作りの段階から数えると、一体何人がかかわったことか。

資金の面でも助けてもらいました。(家庭教育学級さんが、バザーの収益金のほとんどを寄付してくれました。このことについては、かなり感動しました。) 

                  ※ ※ ※             

そのうち、ネット上に公開できますので、それまでお楽しみに!

タイトルだけお先に紹介します。

「第二小学校のむかしむかし ~ポプラのみてきた風景~」

「オリジナル紙芝居」の過去記事は、ブログ内検索(左上)をすると一気にみられます。

ちなみに「第一弾の紙芝居」(2003年完成)は、コチラ。

http://www.city.tatebayashi.gunma.jp/school/sho.daini/

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て、手が…

昨日一日で書いた字数

およそ 11000字

ボールペンを持ったままの形で、手が固まっています。

手書きって、こんなに重労働とは。

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DEATH・NOTE(デス・ノート)

友人から「DEATH NOTE」を借りてきました。

ダンナが立て膝でうずくまって、もう4時間も同じ姿勢で読み続けています。

ええ加減にせえよ…。

12巻まであの姿勢を続けたら、絶対に立ちくらみするで。

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忙しくて…

バイトが忙しくてなかなか更新できません。m(_ _)m

今週、来週がヤマです。

せめてデザインだけでもと、ちょっとメルヘンなものに変えてみました。

画面右上から、流れ星==☆が、たまに出現します。

♪みかづきに 手をのばした~~~

最近のお気に入りはこの曲です。

♪それまでの電池は~~~

ここんとこがいいよねぇ。しみる。

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「香水(パヒューム) ある人殺しの物語」を読んで

「香水(パヒューム) ある人殺しの物語」

    (パトリック・ジュースキント:著 池内紀:訳 文春文庫)

読みました。

長男につき合ってYAばかり読んでいた私なので、この世界観に入り込むのに少し時間がかかりました。

YAは、”揺れ動く若者の心理”を追っているものが多く、また、興味をひくために”事件”がたくさん用意されています。

しかし、この「香水」は、ある男の一生を描いたもの。説明的な文章が多いのです。

こういうタイプの文章に慣れていない長男は、手にして2,3日読んでいたものの、「これさぁ、オレ苦手。よくわからない。」と言って、返してきました。

そうかもしれない。「どうなる?どうなる?」って気ばかり先走ってしまうストーリーの方が小中学生にはウケますからね。本を買ってもらうべく、出版社側もリサーチをしているはず。企画するはず。

                    *****

でも、慣れてくれば、この本の凄さに気付くでしょう。

ていねいにていねいに読んでいけばいくほど、描写の巧みさを味わうことが出来ると思いました。

【この世に痕跡一つ残さずに消え失せるもの、すなわち香りというつかのまの王国】

天才的な嗅覚を持った男、グルヌイユ。

一度かいだ匂いは忘れない。そしてその匂いを正確に再現できる。

                *****

視覚で表現できない「嗅覚」を、この本は見事に文章化しています。かといって、本をよみながら、「なるほど、この匂い、わかるわかる!」といった身軽な感想を持つのではなく、

パリの街、グルヌイユの歩く周りの空気、人々の吐く息などが、読み進むうちにいつのまにか、自分を包むかのように漂ってくる。

どんな場所でこの本を読んでいようと、自分の周りに何㎝かの空気の層ができたかのように、匂いがまとわりつく。

                    ****

天才的な嗅覚を持った男、グルヌイユには、体臭がない

体臭がないということがどんなことか、みなさんわかりますか?

<気配がない>ということなんです。

天才グルヌイユは、体臭がないせいで、自分が人から隔離されている(心にとめてもらえない、すなわち孤独である)と、いつも寂しさをかかえ生きているのです。

彼は、あらゆる匂いを作り出すことができました。もちろん、彼に欠けているもの、すなわち<体臭>ですらも。

 無個性という個性、日常用、

 粗野な印象を与える匂い、凶暴な匂い。

 同情・憐憫用の匂い(これは少しミルクがかった、すがすがしい若木の匂い)

 母性本能をくすぐる匂い、

 どうしても一人でいたい時の匂い(起き抜けの口臭に似ている匂い)

いろいろな場面で、さまざまな<体臭>を使い分けて生きていくグルヌイユ。

「世界はオレの意のままだ。国王だって自分の前にひざまづかせることさえ出来るだろう」

しかし、それは所詮身にまとうだけのもの。本物ではない…この焦り、哀しみが「黒い霧」のようになって、ときおり彼を襲うのです。

                    *****

そんなある日、出合ってしまった。至高の香りに…。すなわち若き乙女の香りに。

ある一人の少女の匂いに虜になったグルヌイユは、少女が乙女へ成長するまで待ち続けます。匂いの束のなかにまじった「一本の金線」。成熟する前の乙女の香り。その前にひれふしてしまいそうなくらい美しく、物狂おしく、欲してやまない気持ちにさせられる。

…どうしてもあの匂いを自分のものにしたい…

人間から体臭を抽出する実験をかさね、ついに成功した日。それはグルヌイユの狂気の始まりの日でもありました。

24人の少女を殺し、25人目。そう成長を待ち続けたあの少女、今や誰もが振り向く清潔な乙女となった【ロール】という名の少女こそ、グルヌイユの香水の最後の仕上げの材料。

そしてついに念願の香水が出来上がります。小瓶に満たされた禁断のパヒュームを抱きしめるグルヌイユ。

至福の時間は長くは続かず、まもなくグルヌイユは少女殺しの犯人として捕まってしまいます。そして死刑の判決を受けるのですが…。

衝撃のラスト。

ここで話すわけにはいきません <(_ _)>

                    *****

匂い。

ふとかいだことのある懐かしい匂い。

たとえば、おばあちゃんちのたんすににおい。新しいカーテンのにおい。

「時をかける少女」ではラベンダーがキーとなっていましたね。

あなたの匂いにまつわるエピソード、よかったら聞かせてください。                    

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ネコ好きの方へ質問

どなたかおしえてください。

私の後輩ちゃんがカレシに

”うちのネコが病気だからデートできない”

…このように言われて落ち込んでおります。

これって、真実?それとも口実のひとつ?

後輩ちゃんにどうアドバイスすればいいでしょうね。

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3学期の読み聞かせ 始動!

昨日は、小学校での読み聞かせでした。

冬休み明けなので、「あ、忘れてた~~」というメンバーさんもいるかも…とちょっと心配していましたが、担当者全員ピタッと集まり、出だし好調です。

新しく入ったメンバーさんのデビューの日でもあり、ストーブのない控え室も、みんなの熱気いっぱい。

新しく入った方というのは、自分のお孫さんが2年生にいるというおじいちゃまです。絵本のコピーを取って、読み仮名、切るところなど、気をつけなければいけないところにマーカーの跡が。

<すごいなぁ。勉強したんだ。>

      *****

1ー1 「わんぱくだんのゆきまつり」 「バムとケロのさむいあさ」

1-2 「ゆきがふったら」 「トンちゃんってそういうネコ」

1-3 「うずらちゃんのかくれんぼ」「まてまてきつねのおめん」「むしゃむしゃ武者」

2-1 「ねぎぼうずのあさたろう ①②」

2-2 「そしたらそしたら」「パパ お月さまとって」

2-3 「ぶきゃぶきゃぶー」「ぼくたちゆきんこ」

3-1 「なかよしウリぼうだいかぞく」「ゆきだるまはよるがすき」

3-2 「ちからたろう」「詩」

4-1 「そそう相兵衛」「つるにょうぼう」

4-2 「ちいさなワニでもこころはいっぱい」「ちいさなワニのおおきなこい」

5-1 「ぜっこう」 「しあわせなブタ」

5-2 「大草原の小さな家」

6-1 「プレゼント」

6-2 「おぞましいりゅう」

   *****

デビューのおじいちゃまは、3-2でしたよ。

うちのグループでは、デビューは必ずベテランとペアで行います。7年目のKさんがおじいちゃまの指南役。

読み終えて帰ってきたおじいちゃま。開口一番 「昔話の言葉遣いってやっぱりむずかしい~~~」 しかし、目はキラキラと、頬は紅潮。嬉しそうでした。

次回は 「ぜんべいじいさんといちご」を読むそうです。

   *****

とりあえず、3学期の1回目は無事終了。ほっとしました。

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「マフラー」の絵本

調べてみるとけっこう色々な巻き方があるんですね。

昭和だと「真知子巻き」(本当はショールですが)

平成の大ヒット(?)は「ヨン様巻き」

ちょっと変わったところでは「中尾巻き」(または”ねじねじ”)

               ****

「マフラー」が印象的に登場する絵本を紹介します。

「のねずみくんのすてきなマフラー」

     (間瀬なおかた・作/フレーベル館)

 

みんなはどんな色のマフラーがほしいかな?

この絵本に出てくる野ネズミくんはね、今まで誰も見たことのないようなすてきなマフラーを作ろうとするんだよ。

あさつゆ、月の光、野原を吹く風、真っ赤な夕焼け、雨上がりの虹をつかまえて、マフラーに編もうとするんだけど、どれも失敗。

でもね、最後には世界で一番あたたかなマフラーが手に入るんだ。失敗ばかりの野ネズミくんをバカにして笑うアオムシにチクショーってくやしい気持ちになるかもしれないけど、最後まで読んでみて。野ネズミくんよかったねってきっと思うよ。

色づかいのとても美しい1冊。絵を見るだけでも楽しい。

       

 ====☆ ☆ ☆ ☆ ☆===

「まほうのマフラー」

   (あまんきみこ・作/マイケル・グレイニエツ・絵/ポプラ社)

 

ゴツゴツの壁に絵の具を吹き付けたような絵。ずっしりとした質感の中に温かさを感じます。

とうさんのマフラーは不思議。これを巻くとぼくはどんなことでも出来てしまう。通学路にいるおっかない犬だって、いじめっこのYくんにだってぼくは負けなかった。だからとうさん、心配しないで。

             ・・・・・・

最後のページをじっと見つめてしまうのは、青空と白い雲の絵があまりにも美しいから、それとも主人公の心の内が痛いほど伝わってくるからでしょうか。

静かだけどとても力強い1冊です。

注)集団での読み聞かせに使うときは注意してください。子どもの家庭環境をリサーチした上で使うか使わないか決定してくださいね 

       

 =====☆ ☆ ☆ ☆ ☆====

「チップとチョコのおでかけ」 

        (どいかや・作/文溪堂)

 子犬の兄妹チップとチョコのところにおばあちゃんから手編みのマフラーが届きました。「ぼくの好きなたまごやきの色だ」喜ぶチップをみていると、妹のチョコは自分の赤いマフラーがいやになってきて…。

なんだかんだ理屈をつける妹とそれにふりまわされる兄の姿がかわいいですよ。

この騒動を解決したのはおばあちゃんのあるアイデア。

なるほどねって誰もがにっこりです。

 ◎どいかやさんの「ちりとちりり・まちのおはなし」にもステキなマフラーが登場します。こちらも読んでみてくださいね。

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エンジンがかかりません

エンジンがかかりません。

冬休み疲れ…正月疲れ…みたいです。

やらなくちゃいけないことが山盛りなんだけど、

スイッチが入りません。

気分がパッと晴れるようなこと、ないかな。

どなたかヒントをください。

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初買い(本)

本日は、隣市の大型書店へ。

2007年おはつに購入した本は

「エイジ」 (重松清・新潮文庫)

「800」  (川島誠・角川文庫)

「リアルワールド」 (桐野夏生・集英社文庫)

「香水(パーヒューム/ある人殺しの物語)」  

          (P・ジュースキント・文春文庫)

      *****

「香水」は3月に映画化されるそうですよ。(帯を見るまで知りませんでした。)<スピルバーグ、スコセッシが奪い合った禁断のベストセラー、ついに完全映画化!!>

      *****

以上の4冊は、私の師匠である山崎慶子先生の著 「メニューにない本ください!」(フェリシモ出版) の中で紹介されています。ここから選びました。

さぁ、どんな世界が私を待っているのでしょう。楽しみです。まずは「香水」から。

(「エイジ」は長男にさっそく盗られてしまいました。アイツ…!!)

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あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

                 *****

元旦の朝、楽しみなのは新聞のチラシ。そう、私は「福袋」が大好きなんです。

しかし、今年は自分のではなく長男のものを探しました。(ヤツはけっこうオシャレさん)

子どもの喜ぶ顔が見たいって思うようになっている自分にビックリ。

年をとった…っちゅうことかいね。

             ****

今年はどんな年になるかな。いや、しようかな。

カレンダーはまだ白い。

いいなぁお正月って。

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