かんのー小説 その②
<中学図書室 ドタバタ日記>
最近、図書室に入れて欲しい本のリクエストを取っています。
紙に書いて、「リクエストボックス」に入れてもらうのですが、
出たよ、やっぱり。
< 官態小説 >
おーい!字、間違ってますよ。
あ!もしかして、これを書いた子は、カンノーショウセツではなくて
< 変態小説 > と書きたかったのか?
どっちにしても、このリスエストには応じられません。
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<中学図書室 ドタバタ日記>
最近、図書室に入れて欲しい本のリクエストを取っています。
紙に書いて、「リクエストボックス」に入れてもらうのですが、
出たよ、やっぱり。
< 官態小説 >
おーい!字、間違ってますよ。
あ!もしかして、これを書いた子は、カンノーショウセツではなくて
< 変態小説 > と書きたかったのか?
どっちにしても、このリスエストには応じられません。
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警察が調べた最近の落とし物ランキング。
1位は「傘」、2位は「財布」、3位は…「携帯電話」だそうです。
************
「おとしもの しちゃた」 (中山千夏・作/長新太・絵/自由国民社)
シャキット町のサッサさんは片づけ魔。
ちらかっているのが大キライ。
手当たり次第に片づけていたある日、
たいへんなものを落としちゃった。
「こまたなぁ、こまたなぁ。
リュクにもない。ポケトにもない!」
サッサさんは何を落としたのかな?
(上のセリフを声に出して読んでごらん)
そう、小さい「っ」の字を落としたの。
「っ」の字を探して、いろんな人と話をするけれど…。
************
普段、全く意識していない「っ」だけど、日本語に無くてはならない音なんですね。
言葉のおもしろさを確認できる楽しい1冊です。
読み聞かせにぜひ。
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私のいる図書室の本は、けっこう重厚な読み物が多いです。
たぶん、これまでカタログで注文してきたからだと思います。
「中高生に読ませたい本」「YAにおすすめの本」等のカタログです。
確かに、良書ばかり。でも重い。
読書力のある生徒は、ラクラクと読めるでしょう。
でもねぇ、世の中、そんな子の方が少ないのです。
図書室に来る生徒を見ていると、読書力にものすごい差があることがわかります。
「九九を逆から猛スピードで唱える子」
V.S
「ニニんが四、二三が六~とたどたどしく唱える子」
これくらいの差です。
読書の業界で良くつかうフレーズにこのようなものがあります。(正確ではないけど)
「登山初心者にいきなり ”エベレストに登れ!” と言っても無理なように、読書力のない子どもに難しい本を与えても読むことはできない」
中学生になったからって、いきなり「文学」が読めるようになるわけじゃないですよね。
そこのところで、「YA」が登場してきたわけですが、
内容が重すぎるものが多いなぁ…と感じる今日この頃。
読書レベルに合った、でもその子の精神レベルにも適した本。
この2つがマッチすれば、「読書の世界」への扉を開けることは簡単なのになぁ。
**************
「よし!そういう本を探して、購入しよう!」
・・・・・と決心した矢先、悲しいお達しが…。
「図書購入の予算がつかないので、2学期まで本は買えないそうですよ。課題図書もムリです」
(T_T)
市のお偉いさん方。子どもの成長は、タイミングを逸してはならないことがあるんだよ。
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<中学校図書室 ドタバタ日記>
先日話題にした「返却ポスト」ですが、提案書を作って教頭先生へ提出しました。
今日、ガッコへ行くと、用務の方が 「OKでたよ」って笑顔で。
やった~!! 思わずバンザイをしてしまいました。
用務の方は、さっそく材料を買ってきてくれ、製作を始めてくれています。
「箱の足には、ゴムをはかせた方がいいよね。本が傷まないように、中には緩衝シートを貼った方がいいと思って、それも買ってきたよ」
……うれしくて うれしくて 言葉にできない ~♪
小田和正の歌が流れてきそうでしたよ。
図書委員の生徒に 「返却ポスト OKだよ」と云うと、「わっ!やった!」とこちらも喜んでくれました。
ゴミを入れられたり、水なんか入れられたりのひどいイタヅラも考えられるので、設置場所と時間は、慎重に選ばないといけませんね。いろんな人の、いろんな思いがこもったボックス&本なんだもの。
出来上がったあかつきには、画像をアップさせてくださいね。
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先週の金曜日、私の関わっている読み聞かせグループで「新人研修」を行いました。
今年度、新しく入ったメンバーさんは6名。総勢25名の大所帯となりました。
新人メンバーさん<デビューへの道>は次の通り。
・4月上旬…全保護者に募集のチラシを配布
チラシには、「参加希望」・「説明を聞いてみたい」・「一度見学してみたい」の3項目に○をつける欄を設けてあります。興味のある保護者は、申込書に連絡先を書き、子どもを通して学校へ。(担任の先生→教頭先生→私へと、用紙がリレーされてきます。)
・4月下旬…「第一回目の読み聞かせ」に見学に来てもらい、おおまかな説明をする。
・5月上旬…新人研修。自主トレーニング
・5月下旬…再度見学。(研修内容を現場を見ながら確認してもらう)
・6月上旬…ベテランメンバーとペアを組み、デビュー。(子どもたちへの声のかけ方、終わり方など、読み聞かせ以外の雰囲気をつかむため)
・6月下旬…ソロデビュー(たいてい自分の子どもがいるクラスへ行きます)
********
こんな感じで進んでいきます。
研修の日は、メンバーになって2,3年目の方にも声をかけ、基本の再確認をしてもらっています。金曜日は、全部で12人も集まり、とても有意義な時間をもつことが出来ました。
<内容>
1.選書について(大勢の子どもたちに読むために)
A)形態から B)内容から
2.準備と読み方
A)座り方、本の持ち方・めくり方、本の扱い
B)読みの練習(内容把握・間のとり方・発声など)
3.絵本とはどういうものか(表紙から裏表紙まで全部意味がある)
4.やってはイケナイ注意点
*****
このようなことを説明します。そのあと、新人メンバーは読み手役・子ども役に分かれて持ち方などの練習を。2,3年目のメンバーさんは、悩み相談会となります。だいたい1時間半くらいの研修です。
ドキドキのデビューは、6月8日。ガンバレ新人さん!
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<中学校図書室ドタバタ日記>
「本は予約できます」 という張り紙を貼って2週間。(昨年度まで予約システムはなかったそうです)
きたよ、きたよ、「この本、予約したいんですけど」という申し出が!
見せ書架(例のスノコのやつです)には、本の上にレビューを書いたPOPをはりつけてあるのですが、そのPOPを持ってカウンターに女子が。
「あの、予約できるんですよね。この本読みたいんです」
よっしゃ~~~~ v(^_^)v (小躍りです!)
「じゃ、ここに名前書いて。本が来たら連絡するね」
「ありがとうございます」
******
金曜日は2冊貸し出し(いつもは1冊です)できますが、すでに2冊借りてしまった女子。新刊の中で読みたい本があったらしく、うなっていました。
「センセ、もう2冊借りちゃったよ。これも読みたいよ。これ、予約しといてよ。」
それはムリだなぁ。借りちゃった2冊のうち、どっちかやめれば?
「そっか!!」
*****
前々から「もういちどキックオフ」を読みたいと騒いでいた男子。入り口に設置してある「新刊のお知らせ」を指さして
「これ戻ってきた???」
今日、戻ってきたから取っておいてあげたよ。
「うわ~。読みたかったんだ」
嬉しそうな顔。 こっちまでhappyになりました。
*****
順調そうでしょ。でもね、ほんの一握りの生徒です。
=====☆ =====☆
今、「返却ポスト」の導入を考えています。これってどうなんでしょう。
「開館時間内にきちんと返しに行く」「本を借りているという意識は face to face でなければ培われない」…などの教育的配慮に背いてしまう可能性があります。
ただ、返却率の悪さの原因は、「返しに行く時間がない」「つい忘れてしまう」「部活の時間に遅れると怒られる」などなどあるようです。
民間の発想は受け入れられない部分があるかもしれないですね。司書教諭の先生とは話をして了解は得ることができました。
生徒の意見も聞いたところ、「それって、スゴイうれしいです。」と飛び上がるようにして賛成してくれました。
「返却ポスト」 設置する側がしっかりとした管理をすれば、図書室利用がもっと気楽になるのではないかなぁ…と私は思います。
設置できるかどうか、また後日。
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<中学校図書室 ドタバタ日記>
2年生の男子。
入って来るなりカウンターの私のところへまっしぐら。
「ねぇ、センセ。カンノーショウセツおいてない?」
は???????
おお!官能小説のことだね。
「エロイ場面があるやつ」
う~ん…。まさか川島誠の「800」はこの図書館にはないだろうなぁ。筒井康隆のショートショートもけっこうエロい場面あったっけ。「ノルウェイの森」はちょっと見あたらないし…。
というわけで、”んっじゃ、これ!”と手渡したのは 「源氏物語」
「これってどうゆう話?」
ヒカル源氏っていう超イケメンが、初めて好きになった人が忘れられず、こころの寂しさを埋めるためにいろんな女性にちょっかいをかける話だよ。(うわ、めちゃくちゃ。超冒涜。)
「へぇ~~~。(本を開く) どこらへんエロい?」
探してみ。
2,3分ながめていた彼は、無言で退散していきました。
エロいYAってあるのかなぁ。ね?
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あそびっこさんにほめられてうれしくなったharryは、木にのぼちゃいました。
と言うわけで、もう二作品お披露目させてくださいませ。
図書室のドアにかけるサインです。
左のミドリ枠のやつは、100円ショップで買ってきて
字を入れました。葉っぱの模様は最初から描かれていました。
*****
右のクマちゃんのプレートは、400円。こちらも字だけ書きました。バーニング・アートという方法。平たく言えば、「焼きごて」です。熱した針金で焦がしていくため、ヤキイモに似た匂いが漂います。とてもいい匂いなんです。腹がへる。
*****
OPENがあれば、裏側には CLOSEです。
普通の黒マジックで書いた割にははっきりしてるでしょ。
うちの子らに言わせると 「おお、まるで喫茶店のようだ」
残念ながら、コーヒーやジュースのサービスはございません。
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なので、書籍ディスプレー用の棚が欲しくなりました。
図書館用品専門店のカタログを見ると、目の玉が飛び出るほど高額!
↓ほらね。
http://www.kihara-lib.co.jp/php/data.php?id=2276
こんなの買ってもらえるワケがありません。
買えないなら、作っちゃいましょ! …というわけで、DIYに挑戦。
こげなものができました。
材料は「すのこ」です。
*************
ホームセンターで、すのこ2枚(417円×2)、支え板用木材(580円)、L字金具&クギ(700円くらい)、ラッカー(598円)などなど…全部で3000円くらいかかったかなぁ。
かなり丈夫なので、長く便利に使えると思っています。
どうです?ちょっとビンボーくさいかなぁ。
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<中学校図書室・ドタバタ日記>
天気がイマイチだと、図書室はにぎわいます。
昨日のお昼休みは、だいたい50人くらいが来ましたね。
そのうち、男子が70% うわ~~~~!
お目当ては、コミック「メジャー」です。
野球部の顧問の先生が買ってしまったおかげ…(?)です。
中には 「三国志」 しか読みに来ない男子もいます。
女子は、新刊を片端から借りていく常連さんの他、ディズニーのノベライズを眺めていく子とか、 「ベルばら」とか、なごみ系の本を見ている子が多いですね。
6月になれば、本が自由に買えそうなので、私の「ウデ」(!)を発揮するのは、もうちょっと先になります。今は環境作りかな。
*****
『昨日、おもしろかった出来事』
① 図書室に入るなり 「千の風になって」を朗々と歌い始めた男子がいました。
すごい登場の仕方ですよね~~~♪
想像してごらんなさい。
なんか、笑えてきませんか?
*****
② 「センセ、マスコット作りの本ない?」 と聞いてきた女子。
「あるよ。ちょっと古いけど。作るの?」
「うん。」
彼女の手には、フエルトで出来たヒツジのマスコットが。
「それ、かわいいね。自分で作ったの?」
「○○先輩が作ってくれたの。まったく、○○先輩は女の鏡だよ。 」
オンナノカガミ!!…ちょっと感動しませんか?この言葉。
私も作ったっけなぁ…と中学時代を思い出しました。
今も昔もあまり変わらないもんですね。
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私の住む町には、つつじの株数で世界一の公園があります。
GWは町中大渋滞。観光バスもどんどん来ます。
駅から歩くとけっこうな距離なのですが、帽子&リュック姿のおばちゃんたち(仲良しおばちゃん達)がてくてく歩いているのも多く見られます。
「県立つつじヶ丘公園」というところ。午前7時より開園。入場料は500円です。
500円以上の価値はあるなぁ。とにかく 花に酔うくらいですから。
しかし…
午前7時開園、というところがミソです。
AM6:00頃行くと、大駐車場は満車に近い状態です。
フライングです。
T市民は、7時前に入ってしまうのです。よってタダ見。
県立ですから、きびしい取り締まりがないのかも。
まぁ、市民のためにおめこぼししてくださっているのかも。
それにしても、「ホントに今、6:00なのか?」と驚くほど人が!!!
*****
なぜ、この状況を知っているのかって?
すいません。私もフライングの1人だからです (^^;)
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