予約・ブックポスト
<中学校図書室ドタバタ日記>
「本は予約できます」 という張り紙を貼って2週間。(昨年度まで予約システムはなかったそうです)
きたよ、きたよ、「この本、予約したいんですけど」という申し出が!
見せ書架(例のスノコのやつです)には、本の上にレビューを書いたPOPをはりつけてあるのですが、そのPOPを持ってカウンターに女子が。
「あの、予約できるんですよね。この本読みたいんです」
よっしゃ~~~~ v(^_^)v (小躍りです!)
「じゃ、ここに名前書いて。本が来たら連絡するね」
「ありがとうございます」
******
金曜日は2冊貸し出し(いつもは1冊です)できますが、すでに2冊借りてしまった女子。新刊の中で読みたい本があったらしく、うなっていました。
「センセ、もう2冊借りちゃったよ。これも読みたいよ。これ、予約しといてよ。」
それはムリだなぁ。借りちゃった2冊のうち、どっちかやめれば?
「そっか!!」
*****
前々から「もういちどキックオフ」を読みたいと騒いでいた男子。入り口に設置してある「新刊のお知らせ」を指さして
「これ戻ってきた???」
今日、戻ってきたから取っておいてあげたよ。
「うわ~。読みたかったんだ」
嬉しそうな顔。 こっちまでhappyになりました。
*****
順調そうでしょ。でもね、ほんの一握りの生徒です。
=====☆ =====☆
今、「返却ポスト」の導入を考えています。これってどうなんでしょう。
「開館時間内にきちんと返しに行く」「本を借りているという意識は face to face でなければ培われない」…などの教育的配慮に背いてしまう可能性があります。
ただ、返却率の悪さの原因は、「返しに行く時間がない」「つい忘れてしまう」「部活の時間に遅れると怒られる」などなどあるようです。
民間の発想は受け入れられない部分があるかもしれないですね。司書教諭の先生とは話をして了解は得ることができました。
生徒の意見も聞いたところ、「それって、スゴイうれしいです。」と飛び上がるようにして賛成してくれました。
「返却ポスト」 設置する側がしっかりとした管理をすれば、図書室利用がもっと気楽になるのではないかなぁ…と私は思います。
設置できるかどうか、また後日。
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