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学校図書館向けのカタログ

<中学図書室より>

生徒用図書をまかされているharryです。

・自分で読んできてよかったもの、楽しかったもの
・うちの長男が読んで「よかった~」と言っていたもの
・新聞の書評やJPIC(出版文化産業振興財団=harryの所属する団体です)のインフォーメーション。
・生徒からのリクエスト。
・生徒との話の中からの情報
・書店員さんのお話し(宣伝) 
・書店店頭のPOP

私の選書は、こういうところを参考にしています。

先日、書店から「学校図書館に入れたい本」というカタログが届きました。

  おお~~~、各教科ごとにまとめてある。 
  へぇ~~~、こんな本もあるんだぁ。
  あっ!これあると絶対べんりだ。

けっこう感動&感心しながらページをめくっていました。

         が…。

「文学(読み物)」のところを見て、ガックリ。

       古くさい。重たい。カタイ。

確かに「いい本」ばかりのラインナップです。しかし、「読むアタマ」が出来ている子ども向けなんです。

本があまり得意じゃない生徒にはちょっと難しい本ばかり。…平たく言うと、<読書感想文が書けそうな本>がかなり多い。

カタログを見て、「このYAセットよさそうだ」 な~んて、めくらで注文しちゃ大変なことになります

学校図書室の財産になるかもしれないけど、生徒の心には留まりません。

刑事さんじゃないけど、情報は「足」で、自分の「目」で確かめたいです。

<大切なみんなの税金>で買うのだからね。

ただ、流行の本ばかりはダメですよね。1年で読み捨てになってしまいます。

「YA」が、ジャンルとしてやっと確立してきたこの頃。

勉強のしがいがあります。

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コメント

harryさん、おはようございます。
言葉がありきたりですが、
「大変ですが、お体に気をつけて、がんばってください。」

>しかし、「読むアタマ」が出来ている子ども向けなんです。

 同感です。

 私は、原因のひとつに、 「子ども」や「若者」 の大人との根本的な違いをわかっていない人たちが、 ・・これまでは・・学校図書館行政に携わってきてしまっていることがありはしないかと思います。

 実は昨日、翻訳家の さくま ゆみこ氏の講演を聴く機会がありました。JBBYのお仕事もされておられる方だそうですが、「窓」と「鏡」を意識されて、翻訳の対象とする本を選書なさるように決めているとのことでした。氏は、現在アフリカの本の翻訳のお仕事をなさっているとのこと。アフリカの子供たちにとっても、日本の子どもたちにとっても自分を写す「鏡」になる図書、また、のぞけば違う何か、(世界や未来、過去 etc...)が、自分で見られる「窓」となる本を手渡したいとのことでした。(鏡や窓の前に来たら、自分自身の意思でみる、見られる ということが大事だと・・。)
・・これまで・・とは違う学校図書館の姿がharryさんの努力から生まれて来るんだと思います。放送大学のある都市の農村の片隅から、harryさんのお仕事応援しております。
 

 *さくま氏は、YAでは『沈黙のはてに』 あすなろ書房 を推薦しておられました。

投稿: クリクター | 2007年7月13日 (金) 07:13

クリクターさんへ:
コメントじっくりと読ませて頂きました。

>自分を写す「鏡」になる図書、また、のぞけば違う「窓」となる本

このくだり、感銘を受けました。わかりやすい言葉だけど、中身はとても深いですね。
私の師匠である山崎慶子先生がよく使われるフレーズで「読書は人の内なる扉をたたく」というのがあります。この言葉とともに、さくま氏の言葉は、私の読書推進を支えるものの一つとなると思います。コメント、本当に感謝します。

昨日の図書室もにぎわいました。「夏休み感想文用図書の展示」&「新着図書」のおかげで、貸し出し数は43冊でした。1学期中に5冊以上借りた生徒へ、これまで借りた本のタイトルをポストカードの裏にでも印刷して渡してあげようかなと考え中。この案、どうですか?

投稿: harry | 2007年7月14日 (土) 09:28

 harryさん、山崎先生の言葉を教えてくださってありがとうございます。私の心にもすとんと落ちました。

 展示の準備、結構大変だと思います。
その分、借りてくれるとうれしさが倍増!ですよね。よかった・・・いや、いいですねぇ~。生徒さんたちがうらやましい。

>これまで借りた本のタイトルをポストカードの裏にでも印刷して渡してあげようかなと考え中。

 賛成!!です。 
 そのプレゼントがきっかけで、いつか自分で読書歴を手元に残すようになる生徒さんも出てくるなんてことがあるかも。それも素敵。
 
  harryさん、夏休みまで、あと少しです。
  
   p(*^-^*)q がんばっ♪


投稿: クリクター | 2007年7月14日 (土) 15:01

クリクターさんへ:
展示の準備はけっこう楽しいです。
書架を眺めつつ、あーだこーだ考えて
ぽいぽいと本を抜き出していく…
でも、やっぱし偏りますね。
文学っぽいのは、なんとか抜けるのですが
理科系のものはちょっと…。
そこらへんも、夏休み中に知識を仕入れておかなくちゃなりませんね~~。
早く来い来い、夏休み~~♪です。

投稿: harry | 2007年7月14日 (土) 21:13

小学校の図書室に行ったら、そのカタログが何種類か置いてあって、「好きな本があったらリクエストしてね。」って。それはちょっとあんまりだと思いましたよ。まさかそのリクエストだけが選書の基準になってるとは思いませんが‥もっと、図書の先生の導き?も欲しいかなぁ。

ところで、クリクターさんのコメントにあった『沈黙のはてに』今日図書館で借りてきました。これから読ませていただきます。本の情報ありがとうございます。

投稿: あそびっこ | 2007年7月14日 (土) 23:47

あそびっこさんへ:
カタログって”くわせもの”ですよ~~~。
決して新刊ばかりでない。
ふっる~いものも載っています。
「おっ!このセットいいなぁ」と思って、一応発行年を調べると5年も前のだったり。
実際に現物をめくってみないとコワイなと思いました。
今、頭に浮かんだ替え歌。ご一緒に♪
(「虫の声」の最後の部分で)

<あぁ、おそろしい~、本のカタログぅ~♪>

投稿: harry | 2007年7月15日 (日) 11:23

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