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2007年9月

派手だったかな。

ブログの背景を変えたら、すっごくハデになってしまいました。

きっと今、ゴテゴテの飾りがついたケーキが食べたいからかも。

カロリーを考えず、食べてみたいですな。

秋深し、菓子パン食べたい、でもがまん…。

  カロリー高すぎ、高杉晋作。

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「この本読んで!」書き終えました

季刊誌「この本読んで!」の原稿をやっと提出できました。

中高生対象の図書なので、なかなか難しかったのですが、「渡り鳥」を扱った本を集めて、”チームワークと励ましあうことの大切さ”をテーマとしました。

選書する中でであった1冊。

ポール・ギャリコの「スノーグース」

これ、とてもよかったです。

新潮文庫から出ているのは 「矢川澄子訳」

あすなろ書房から絵本版として出たのは 「片岡しのぶ訳」

訳者によって、こんなにも雰囲気が違うのかと驚きました。

矢川訳は、純朴、丁寧、優しい。

片岡訳は、洗練、優美、突き放した鋭さ。

矢川訳:「フィリップ!恋しいよう」
片岡訳:「フィリップ、愛しているわ!」

(原文は何でしょうね。「I miss you!」かな?)

さてさて、みなさんはどっちの方がお好みでしょうか。

私ですか?

矢川訳です。最初に読んだ方で、すっかりイメージが出来上がっちゃっていたので。

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思春期ってやつは…

<中学図書室ドタバタ日記>

図書館の書架(本棚)には、必ず「分類表示」がついていますよね。

000 総記
100 哲学
200 歴史   ・・・というやつです。

ただ数字と文字だけのプレートだとなんかつまらないので、3ヶ月ほど前、芸術部の生徒たちを呼んで、「ぱっと見て、ここの棚にはどんな本があるのか想像できるようなイラストを描いて」と依頼しました。

そしてこのたび、10枚の表示プレートが完成し、私の手元に届けられました。

とってもいい出来なんです!

あまりにもステキなので、ぜひ一般の人にも知らせたく、私が連載を持っている地方情報誌に取材にきてもらうことにしました。それが昨日。

・・・・・ところが。

取材に来る数時間前に、部内でケンカが!

雰囲気最悪の中、取材スタート。

部長をはじめ、部員たちのものすごい仏頂面がそこにありました。

・・・・・中学生って、まだホントに子どもなんだなぁ。感情が優先。

どんな記事になっちゃうのかしらね。おそろしいです。

分類表示のイラストはとてもとても良いので、後日画像をアップしますね。お楽しみに!

                *****

ちなみに、昨日(金曜日)の貸し出し数は48冊。リニューアルして確実に利用者は増えています。「ここの棚には新しい本ね。こっちのたなには…。」と、友達に教えている子もいましたよ。

急な用事ができてカウンターを離れなくてはならないとき、常連さんたちに「ちょっと店番してて」と頼むと、「いいよ~」と快く引き受けてくれたり。

子どもたちと話すのはとても楽しいです。でもかなり神経使う。だって「超・思春期」なんだもんね。言葉の使い方(ほめ方、諌め方)は、本当に難しいです。

            特に女子!!

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へこんでます…グスン

<中学図書室ドタバタ日記>

図書室をリニューアルしてほぼ2週間。

評判は上々!

「なんかおもしろい本教えて!」って言ってくる生徒がかなり増えました。

生徒同士、カウンター前で 

「ねぇねぇ、それってどういうお話だった?面白かった?」
「えっとねぇ…  (略)」
「へぇ~~、じゃ、借りていこうかな、それ」

こういう会話もよく耳にするようになりました。

うれしい場面が多いです。

  *********************

うれしい後には、必ず ズド~~~ン!と落ちる事件が待ってるのはいつものこと。

神様は、甘い汁ばかり飲ませてくれないよなぁ。

① 窓から出入りして大騒ぎしていた3年男子を注意したら、図書室の鉛筆をバキバキに折られてゴミ箱に…。(1本だけ無事だったのはなんでだろ?)

② 放課後の図書室で、禁止されている携帯電話でおしゃべりしだした3年女子を注意したら、無視してずっとしゃべり続けた挙句、逆切れして罵詈&悪口雑言オンパレード。

これってさぁ、ひどいよね?特に女の子の口汚いのってホント、サイテーですよ。

ま、この中学の3年は、はんぱなく荒れているので、「まぁ、これくらいはするだろう」と予測は前からついていましたけどね。

人間相手は難しいです。

しかしだ。親の顔が見たい。

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「渡り鳥」

「この本よんで!」のお話会プログラムのテーマがようやく固まりました。

渡り鳥 です。

「あーちゃん海をわたる」(さくまけんじ)
「渡り鳥から見た地球温暖化」(中西朗)
「風切る翼」(木村裕一)
「サシバ舞う空」(石垣幸代)
「渡りの日」(「西の魔女が死んだ」におまけでついている短編・梨木香歩)
「幸福の王子」(オスカー・ワイルド)

さてさて、どういうふうにつないでいこうか。

しばらく頭が痛いです。

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100円ショップ

100円ショップ。

ああ~。

つい買いすぎる。

かわいいもの、たくさんあるんだもん。

図書館のカウンターに、100円ショップで買ってきたデコレーションシールを貼りました。

青林檎のもようです。(野口五郎のファンではないです。あしからず)

ガラリと雰囲気が変わりました。キュートでラブリーな感じ。

めっちゃカワイイ。

なのに、2年の女子に聞いたら 

「う~ん、ビミョ~」 と言われた。

趣味の違いかね?10代と40代の。

先生方にはウケがよかったんだけどなぁ。

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みんなの期待

<中学図書館ドタバタ日記>

8/28~31の4日間、蔵書整理のため休館。

図書室のドアの張り紙をみて 「休館かぁ~」 と引き返す子どもたち。

9/3(月)に、「リニューアル・オープン」 なんですが、

なんせ1人でやってるもんで、なかなか作業が進みません。

(授業で図書室を使われちゃうと、うるさい音たてられないし)

閉館中にもかかわらず、のぞきにくる生徒が10人くらいいます。「おなじみさん」達です。

「ねぇ、間に合うん?」
「なんか手伝おうか?」
「棚の位置が変わってるねぇ。センセ、1人でこれやったの?」
「あれ?なんか広くなったかな」

そんな中、1人の女子が

「センセ、がんばって。月曜日、楽しみにしてるから」

ああ…。嬉しい反面、作業が進んでないため、すごいプレッシャーが襲います。

                *****

 夏休み明けなので、大量の本が返却ポストに入っています。それを処理するだけでもかなりの時間がかかります。ポストから出して、カウンターの上に積んでおいたんです。ちょっと席をはずして帰ってきてみたら、メモが一枚。

「ヒマだったから、やっといたよ。T」

Tクン、どうもありがとう。

ああ…。嬉しい反面、期待に応えなくちゃと、すごいプレッシャーが襲います。

             *****

 実は私、数字の順番どおりに並べるといった細かい作業が苦手なんですよ。(地道な作業ってやつです。だから編み物とかビーズとかパッチワークとか大の苦手!)

 本の並べ替えにいい加減いやになっていたときのこと、1人の女子についグチをこぼしてしまいました。

「こういう細かい作業、苦手なんだよ」
「え~?じゃあ、なんでこういう仕事やってるんですか?こんな楽しいことなのに。私には理想的な仕事ですよぉ」

ああ…。私の言ったグチは、子どもの心に響いちゃったんだなぁ。いかんいかん。これからは言葉に気をつけなければ…。

だらだらと書いてしまいました。期待に応えるって、すごい重圧です。

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