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宿題は大変だけど。

生徒からの宿題に追いかけられる毎日です。

「センセ、この本よかったよ。センセも読んでね」

こんなふうに届けられる本が3,4冊。

がんばって読んでます。そして必ず一言添えて返しています。

本を貸してくれた生徒と私だけの「秘密の会話」です。

生徒の顔が、ほんとにうれしそうに輝くんだなぁ。

…でも、私はとてもしんどいです。時間がなくて。

…あまり好きでないジャンルが来たときも、しんどい。(ケータイ小説とアキバ系)

        ******

最近、

あさのあつこの「NO.6」を意図的に流行らせています。

返却しに来た生徒に必ず質問します。

「ねぇねぇ、ネズミと紫苑とどっちが好き?」

カウンターにたむろしてた常連が、いっせいに耳をそばだてます。

「…ネズミかなぁ~」

この答えを聞くやいなや叫ぶ常連女子。

 「そうだよねぇ~~~!」

しかめ面する常連男子。

「えぇ~~!?紫苑の方がいいよぉ」

「なんだかんだ」 「あーだこーだ」 「!」 「!?」

私はその場から逃げます。

ほかの本ではどうかというと…

「風が強く吹いている」(三浦しをん:著)では、

「やっぱ、双子でしょう」「ええ?ハイジ、ハイジ!」「ムサがいい!」

・・・・・ちなみに私は「ニコちゃん先輩」が好きです。

                   *****

「都会のトム&ソーヤ」(はやみねかおる:著)では、

「内人のほうがいい!」「創也じゃん」「中をとって拓也さん」「タクヤさんいいよねぇ」「ナイトのばあちゃんに逢いたい」

これらの会話の中に、私も入っています。

はっきり言って、私は「中学生返り」をしています。ハイ。

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コメント

知らない世界が中学校の図書室で展開されている‥そんな感じ。YAの棚にはよく行くけど、それでも現役少年少女の手に取る本とはずい分好みが違うのだなぁ。あたりまえだけど。でもharryさん、つらくも楽しい読書体験ですね。

ところで「スノーグース」読みました。よかったです。アンジェラ・バレットの絵も素敵でした。「ノートルダムのせむし男」とか、なぜか「木を植えた男」を思い浮かべたりもしました。

投稿: あそびっこ | 2007年11月11日 (日) 22:13

あそびっこさんへ:
>つらくも楽しい読書体験ですね。
自分では絶対に手に取らない本を与えてもらっているので
ホント、貴重な体験かもしれません。
「おっ!おもしろい」なんて思う本もけっこうあるし。
続編が出るたび、私に貸してくれる男子もいます。
あと1冊で終了予定。12ヶ月分12冊。
心待ちにしている自分が…。
ありゃぁ~、洗脳されちゃったのかいな。
「スノーグース」
せつないですよね。読んでくれてどうもありがとう。

投稿: harry | 2007年11月12日 (月) 06:45

こんばんは。
私は、友人宅が自宅で開いている家庭文庫のお手伝いをしているのですが、今度から、harryさんをまねして、子供たちとコミニュケーションとってみようかな。。。
 実は、禁句(おもしろかった?のたぐいの言葉です。)を口走りそうで、返しに来た子供たちとの打ち解けた会話が少し苦手でなんです。
 

投稿: クリクター | 2007年11月12日 (月) 18:18

クリクターさん:
おいでやす(^^)/
家庭文庫ですか~。学校より子供達の「素」の表情がのぞけますねぇ。いいですね!

>禁句(おもしろかった?のたぐいの言葉です。)

司書教諭の勉強をしている中で、
<子供が自分で本を選ぶことの大切さ>…というのを習いました。本棚に並んでいる本の中から、自分がおもしろそうだと思う本を選ぶことは、とても大事な作業だと。
<全部が全部、良い本である必要はない。選ばれなかった本もなくてはならない。選択眼を養うためには。>
私ね、目からウロコが落ちた気分がしました。
これまで、「これはいい!ぜひ読んでほしい!」と思って並べても、全然借りていってもらえなかったことに対して、とても悲しく残念な気持ちがしていました。でも、比較対照の材料になっているんですね。これに気づいてから、気持ちがフッと楽になりました。
子供が「どれにしようか…?」と迷うよう、たくさんの種類の本を並べておくことが、図書室の使命のようです。
絵本の読み聞かせは、読み手が選書しているから「どうだった?」という言葉はタブーなんだと思います。
図書室や文庫の場合はそうじゃない。子供が自分で選び取っていきます。だから「自己責任」。
よって、「おもしろかった?」という質問は言ってもいいと、私は思います。
長くなりましたね。すみません。

投稿: harry | 2007年11月13日 (火) 08:25

こんばんは。harryさんのコメント、今、3回読みました☆

う~ん、私、勘違いしていたというか、早合点していたと思います。おっしゃるとおり、そうですね、自分で選んで1週間~2週間、自分の本として楽しんで、誇らしげに返却に来る子ども達の顔、私はよく見ていませんでしたね。
そっか~、ゲットした楽しみもあるわけですね、子どもにとってはね。おしゃべりしたくてうずうずしているこもいますよ。うん、絶対に。子どもと読書って、実に、いろいろな要素で楽しみ(うれしさ)を創造することができるんですね。

押し売り(良書を手渡してやっているんだという自己満足ってことですね。)になるところでした。

勉強になります。( v^-゜)Thanks♪

投稿: クリクター | 2007年11月17日 (土) 21:25

クリクターさんへ:
おもしろいことがありましたよ。
今、うちの図書室の一番人気が「ホームレス中学生」と「探偵ガリレオ」です。予約が5,6人待ちです。
「ねぇ~、ガリレオまだぁ?」
毎日うるさく催促の雨あられ。
「誰がもってるの?」という質問につい「O君だよ」と答えてしまいました。(O君はカウンターのそばにたまたまたっていました。)
そのとたん、3、4人がギロッ!とO君をにらみつけた!
「えっ!?」って顔でたじろいていたO君。
その場の空気が超・おかしくて、くすくす笑っちゃった~。

投稿: harry | 2007年11月23日 (金) 08:32

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