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2008年1月

コミックの宿題

<中学図書館ドタバタ日記>

今年度の予算も残り少なくなりました。なので、コミックをいれちゃおう!と考えました。どんなコミックがいいのかなぁ。

手塚治虫はもうあるし、野球マンガはなんだかいっぱいあるし、ベルバラ・あさきゆめみし、女帝エカテリーナ系もある。「はだしのゲン」は新しく入れ替えたばかり。

困ったときは、「お客さん」に聞くのがいちば~ん。(まただよ)

「何かいいのな~い?」って聞いたとたん、アブの大群のようにみんながわめき始めました。出てくること、出てくること…。

私:「あのさ、税金で買うんだから、へんてこりんなのは買えないよ。ブックオフですぐに売り飛ばすようなのは要らない!中身の濃いヤツがいい」

こんなこと言わなきゃよかったかも…。

生徒1「実際に読んでみてください!これは絶対です!」
生徒2「これは感動モンです!読んでください!」
生徒3「センセが買いに行くとき、お供させてください!」

学校に、コミックをもってきてはいけません。しかし、こっそりと机の下で差し出されるコミックが…。ついには、紙袋いっぱいに。(底が抜けるかとハラハラ…)

生徒2「宿題だよ。ちゃんと読んでくるように!」

ふえ~~~。

読みますよ。よ・み・ま・すっ。(どっちがセンセイだよ?!)

生徒からのご紹介の中の1冊。伊坂幸太郎の「魔王」のコミック版は、おもしろかったです。こりゃはまりました。

               *****

みなさん。

いいマンガ教えてください。「動物のお医者さん」とか古いかなぁ???

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直接聞いてみました。

<中学図書室ドタバタ日記>

「新書に光を!」 を課題に、最近がんばっているharryです。

いつも本を仕入れている書店さんに頼んで、「岩波」と「ちくま書房」の目録をもらいました。

図書室にいつもくる常連さんたちへその目録を見せ、読んでみたいなと思うものにチェックをつけてもらいました。

男子6人、女子3人の計9人。(彼らは常連の中でも飛びぬけて考察力のある子達です)

全員一致でチェックがついた本を発表しま~~~す!

「死んだらどうなるの?」(玄侑宗久)
「環境問題のウソ」(池田清彦)
「問題がモンダイなのだ」(山本貴光・吉川浩満)
「データはウソをつく」(谷岡一郎)
「”世界征服”は可能か?」(岡田斗司夫)
「生命科学の冒険」(青野由利)

いずれも <ちくまプリマー新書> です。

なんかうれしくなっちゃいました。ガンバレ!中学生!

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新書の扱いについて 結論

新書の扱いについて、コメント寄せてくださった方々、ありがとうゴザイマス。

いろいろ考えて結論を出しました!

「バラさず、新書コーナーとして確立する」…の方針でいきます。

そして、こんな作戦を考えてみました。

 新書コーナーの中で、分類に分け、わかりやすい表示をする。
② 新着のものや、話題になっている事柄を扱った本を、前面に出してアピールする。
③ コーナーは、一番目立つところに作り、魅力的なキャッチフレーズをつける。
③ 生徒に何か聞かれたら 「新書のところものぞいてごらん」と一言添える。

アピール作戦です。

それでもって、またみなさんにお願いが…。(お願いばっかしじゃ)

「魅力的なキャッチフレーズ」 なんかないですか?

  あふれる教養!もっと深く知りたいあなたへ! みたいな。

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新書の扱い方

悩んでいることがあります。

「新書」についてです。

新書は「新書コーナー」にかためておくべきか、分類にしたがって書架に混ぜてしまうか。

私のいる図書室には、岩波ジュニア新書がけっこうあるんだけど、端っこのほうにまとめて置かれていて、ほこりまみれ状態になっていました。(25年前くらいに受入れたものです)

一度も借りられてない本もけっこうあります。

生徒の様子を見ていると、そのコーナーには目もくれない。

ならば、分類して、ふつうの書架に混ぜてしまったほうが、子ども達の目につきやすいのではないかな…???(例えば、「ミジンコはすごい!」という本なら、400の生物学のところへ「へんないきもの」の本などの隣に置く…って感じ。)

しかし、うちのダンナいわく、「新書は、かためて置いたほうがいい。いろんなジャンルのものがまぜこぜになっていて、新書コーナーが”知識のミニ博物館”のように思わせたほうがいい。」

それも正しいような気がするんです。

どうなんだろう?ご意見くださ~い!

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読書クイズ 3日目

<中学図書室ドタバタ日記>

読書クイズ大会3日目。

うわさを聞いてチャレンジする子が次々に現れました。

難しいSコースをわざわざチャレンジしに来る子もいましたよ。

放課後、クリアした生徒を数えてみると20人。
(うち、Sコース突破が5人。)

問題用紙を持って、図書館中をウロウロする生徒達。とてもほほえましいです。

「五体不満足ってどこぉ?」
「ボランティアの本の分類番号って何だ?」
「スーダン、じゃなくて、スリリング、じゃなくて、…スリザリン!!」

ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」で、主人公ハンスを誘惑してきた少女の名前は?

この問題、大苦戦でした。

正解は「エンマ(エマ)」

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読書クイズ 初日

<中学図書室ドタバタ日記>

15日から18日限定で 「読書クイズ」のイベントをやることに。
昨日はその初日。

常連さんがやってきます。
「せんせぇ~~。クイズやるから、ちょうだい!」

用意したクイズは3種類。Aタイプ・Bタイプ。そしてSタイプ。
AとBは同レベル。(友だちの解答を丸写ししにくいように2タイプに分けました)

Sはスペシャルです。かなりマニアなものばかり。ほとんど私の趣味だけで作りました。
Sが解けた生徒には「週末5冊貸し出し」のボーナスが!

誰に聞いても、ネットで調べてもOKということにしているので、やる気のある子は全問正解を獲得できます。

S問題の中から一つ紹介。

Q:三島由紀夫の書いた小説の中で、主人公が放火してしまった京都の寺の名前は?

クイズ用紙を持って国語の先生のところへ何人かが聞きに行っていました。

うちの長男は(信長フリークです)即答です。
「延暦寺っ!!!」

・・・ゲッ!!

S問題に挑戦している生徒は、今のところ5人です。

みなさん、次の問題できますか?

ケイタイ小説「恋空」に出てくるキャラメルは、何味?

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一緒に作ってくださいな!

中学の図書室では、学期ごとに「宿題」を出し、それに応じてくれた生徒に対して、貸し出し数をおまけしてあげることにしています。

1学期は、「図書室に入れてほしい本リクエスト」

2学期は、「私のおすすめはこの1冊」

通常は、平日一人1冊貸し出し・休前日2冊。

それを、平日2冊・休日3冊にアップしてあげるのです。

(個人カードに、「1冊おまけOKシール」を貼ります)

これがえらく好評。

3学期の今は、そのシールもはがされ、全員が1冊貸し出しとなっています。

生徒1:「うわ。シールはがされてる。1冊かあ…」
生徒2:「3学期になっちゃったからダメなんだよ」
生徒3:「お得意さんってことで、2冊!ダメ????」

                  ***********

そこで、3学期は 「本に関するクイズ!」を出すことにしました。人に聞いてもOK。ネットで調べてもOK。ちょっとマニアックなのも混ぜて10問。これを3種類。(同じ問題だと、答えをただ写す生徒が出てくるので)

みなさま。harryといっしょにクイズを作ってくださいませんか?

どんなものでもいいです。おねがいしま~~~す!おもしろいの、まじめなの、なんでもOK!

例えばこんなの。

Q:太宰治の「走れメロス」で、メロスのかわりとして王様に捕らえられた友人の名は?

Q:お笑い芸人・麒麟の田村裕がかいた本のタイトルは「○○○○○中学生」

Q:森絵都「カラフル」の表紙の色は?

Q:宗田理の「ぼくらのシリーズ」第一作目のタイトルは「ぼくらの○日間戦争」

私一人で考えると、偏っちゃうんで。ぜひぜひ協力おねがいしま~す!

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<謹賀新年>

あけましておめでとうございます!

北関東は風もなく穏やかに晴れています。

我が家では、おせち&お雑煮を食べながら、「新年の抱負」を言い合います。(書き留めておいて、大晦日に読むんですよ)

だんなさん:「健康に気をつけ、「自転車乗り」の復活を果たす」
長男:    「入試、がんばる!」
次男:    「怪我をしないように日々を過ごす」
私:           「中学での持久走大会に生徒と一緒に走れるよう、走りモードの体にする」

みなさんの抱負は何ですか?よかったら聞かせて。
人に話すと「引っ込みがつかなくなって がんばっちゃう」って効果、ありますよ。

今年もハリーズ・ブックファイルをどうぞよろしくお願いします

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