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2008年7月

ハリー・ポッターと貸し出し

<中学図書室ドタバタ日記>

今日は、T中の登校日でした。

図書室も 9:00~12:00am 開館です。

23日に発売になった「ハリー・ポッターと死の秘宝」も貸し出しスタンバイ。

ハリーの最終巻については、1学期の始めから生徒からヤイヤイと言われていました。

なので、3セット(上・下)購入。

貸し出しの予約は取らず、登校日当日に抽選するよと、告知。

どれくらい希望者がくるのか、ぜんぜん見えない状態で今日を迎えました。

・・・・・あみだ?ジャンケン?どうやって決めよう?まあ、希望者の雰囲気を見て決めよう。

そして、校内放送をしました。

「『ハリー・ポッターと死の秘宝』の貸し出しを希望する人は、図書室に集まってください。抽選を行います」

図書室にはドヤドヤと生徒が40人くらい集まってきました。

え?こんなに?

「ハリーを借りたい人、手を挙げて?」と生徒に問いかけたところ…

なんと、5人。

え?これだけ?そのほかの人間は何なんだ?

5人はなんだかんだと話し合って、順番を決めたようでした。

何でこんなに少ないの?

考えてみて、ふと、思ったことは…

”本当に読みたい人は、自分で買っている” 

試しに、読書家のNクンに聞いてみると?

「買ったよ。今、読んでる途中だよ  」

(私の友だちにも、買った人が多くいます)

もう一人、読書家のRさんに聞いてみると?

「ハリー・ポッターは、興味ない。」

え?そうなの?ふ~ん。

1作目の「ハリー・ポッターと賢者の石」が出たのが10年前。

生徒たちは、当時3~5歳だったんですね。

もしかして、熱烈に読みたがっているのは、大人なのかも。

…私ですか?

ええ、読みましたとも。ネビル、かっこいいじゃん!って感じ。

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ネットからパクる感想文

夏休みに入りました!

私のブログの”アクセス解析”を見たところ、

…やっぱしね。

この時期、感想文のお手本を探して、やってくる訪問者の多いこと。

「本のタイトル 感想 or あらすじ」 なんて、キーワードで検索し、私のブログに目を留めるのでしょう。

ごめんよぉ。あまり役に立たなくて。

「スター☆ガール」の感想だけかも、まともなのは。(bk1に載ってます)

http://www.bk1.jp/review/0000431890

T中の生徒たちの中にも、「感想文なら、ネットから適当にパクるからぁ~」なんて発言も出てきてましたっけ。

大学のレポートも、パクり天国らしいし。

しかし。

参考にするにはかまわないけど、本も読まない、何も考えない、そんな状況で、人が一生懸命書いたものを、横取りしちゃうのは、ダメです。

まあ、採点する側に立てば、コピーかどうかは、なんとなくわかりますけど。

がんばれ、学生!頭は使えば使うほど、発達するんじゃあ~~~!!!

                  *****

感想文で思い出すこと。

大学時代、英文学の宿題で、担当教授の書いた本(ジョセフ・コンラッドについて)に対して、感想文を書けという宿題が出ました。

何の感想ももてなかった私は困ってしまい、やけくそで、三島由紀夫の「金閣寺」の感想文を提出しました。

今思えば、なんて失礼なことをしたんだ?と思います。

ワタシ的には、何か提出すれば、単位くれるのでは(C評定でいいから)と思ってました。

それがね、A評定がついてたんだよ。

N教授、心の広い人でした。

あああ、なんか恥ずかしくなってきた。

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大成功

<中学図書室ドタバタ日記>

15~18日の4日間、「読書感想文・応援フェア」をやりました。

通常、一人1冊のところを、5冊までの貸し出し。

4日間の貸し出し合計は…、なんと 320冊でした。

昨年1年間の貸出総数が、3712でしたから、4日間で一割弱の数字が出たわけです。

ビックリです。

担任の先生方も、生徒に声かけしてくれたようです。

7/14~18の図書委員さんは、集計に苦労していました。

このフェアは、うまくいきました。うれしいです。

            *****

いよいよ 出ますね。「ハリー・ポッターと死の秘宝」

23日に学校へ3セット届きます。

全校登校日の25日に、早速貸し出し開始です。

「大ジャンケン大会」を予定。

…って、これは、貸し出し希望者が多数の場合ね。

どうする?誰も来なかったら?

♪ し~らけ鳥、と~んでゆく、T中の上を、みじめ・みじめぇ~~

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「読書感想文」応援フェア

<中学図書室ドタバタ日記>

7/15~18の4日間、T中図書室では 「感想文を書きやすい本フェア」を開催しています。

いくつかにジャンル分けして、本をずら~りと長テーブルに展示しました。

<今年の課題図書>

<これまでの課題図書>(とりあえず1冊ずつ。25年分くらいあるかなぁ)

<いわゆる名作> (「坊ちゃん」とか)

<ノンフィクション>

<戦争・非核・平和について>

<伝記・エッセイ>

<心に残るYA>

先週の金曜日から、校内にフェアのチラシを貼っておき、意識付けをさせておきました。

そして開催初日、お昼休み直前に校内放送。

「本日より、夏休み宿題応援フェア開催。読書感想文を書きやすい本を集めました。どれをとっても上手な作文が書けますよ。ぜひ、図書室に来てください。待ってま~す!」

がんばって準備したかいがありました。

初日の貸し出し 140冊。

昼休みが終わった後、私はしばらく放心状態。疲れました…。

あ!放送で言い忘れた。

「良い本はお早めに」って。

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講談社 全国訪問おはなし隊 in 群馬

絵本を積んだトラックで全国を行脚する、講談社主催の「おはなしキャラバン隊」

(詳しくはコチラを → http://www.kodansha.co.jp/kids/ohanashi/ )

私の住む群馬県にも、この秋、5回目の訪問があります。

読みきかせのボランティアさんを募り、幼稚園・学校などで、おはなしの会を開きます。

協力するボランティアさんは事前に勉強会に出席し、集団にむけて読むためのノウハウを学びます。

今回、群馬県での勉強会は 8/9 前橋商工会議所にて。

http://www.jpic.or.jp/ohanashi/20080809gunma.pdf

ちなみに、講師は

・・・・・私です。

2回目の講師なので、前回よりは緊張しないでできるかな。

楽しいお勉強会になるように、がんばりたいです。

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夢が壊れちゃう…?!

<中学図書室ドタバタ日記>

新撰組フリークのKちゃん。

「人物事典」やら「日本の歴史大事典」をひっくり返し、調べものをしています。

私:    「Kちゃん、何を調べてるの?手伝おうか?」

Kちゃん:「あのさぁ、沖田さんの写真、ないかなぁ。実物が見たいんさ」

私:    「なるほど。土方さんとかは見たことあるけど、そういえば、沖田さんは無いかも」

Kちゃん:「どこかにないかなぁ」

私:    「5時間目始まっちゃうから、教室へ戻りなさい。探しておいてあげようね」

Kちゃん:「わかった。ハリー、よろしくね」

                  ******************

事典などでは、出てこなかったので、インターネットで調べてみると…。

ありました。

見つけました。

沖田総司の写真。

・・・・・

Kちゃんには、見せない方がいいかも。

夢が壊れちゃうかも。

だって、彼女は、沖田さんを相当なイケメンだと思っているのだもの。(「土方さん」並に)

コミックなどで美化しすぎなんだよなぁ。

見せるべきか見せないべきか、写真を見せながらダンナに相談すると、

「…やめたほうがいいよ。自分で見つけさせた方がいいよ」

…やっぱね、そうだよね。

興味のある方は、「沖田総司・写真」で検索してください。たどりつきます。

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もうすぐ夏休み:読書感想文

あと2週間もすると、子どもたちが待ちにまった夏休みがやってきます。

夏休みといえば…「読書感想文」の宿題っ!!

苦痛 と感じる生徒の多いこと、多いこと。

去年、T中図書室では「感想文を書きやすい本フェア」をやりました。

けっこう好評だったので、今年もやる予定です。

今回は、ジャンルをおおまかに分けて展示してみようかな。(戦争ものとか、ノンフィクションとかね)

昭和50年くらいからの「課題図書」も全部そろっているので、これも加えて。

無理矢理よませるgood chance!

うまく生かしたいと思います。

     *****

そうそう!

今日から 「T中 七夕祭り in 図書室」 をやります。

でっかい笹を設置して、短冊を用意しました。(昨日、図書委員さんに短冊を作ってもらった)

お願いごとを書いて、つるしてもらいます。

もしかして、彼らの心の悩みがのぞけるかも。(相談室の先生とこっそり期待しています)

まあ、大半は 「恋のお願い」&「高校合格」 だんべな。

ま、それもよしと!

私はなんて書こう???

…耳鳴りが直りますように。

そう、まだ完全になおってないんです。とほほ。夢のないお願いですねぇ。

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