「容疑者Xの献身」 原作読みました
「容疑者Xの献身」(東野圭吾:著)を読みました。
湯川によって、トリックが解明される場面。
私は、まばたきが出来ませんでした。
えっ?どういうこと?と、一瞬思考が止まった後、絡まった糸がものすごいスピードでほどけていくような気持ちになりました。
糸巻きが高速回転をして、巻き付いていく音がするような感じ。
そういうことだったのか。
読みながら、違和感を感じた部分がいくつかあったのですが、トリックを知って、しっくりと落ちました。
「献身」
まさにこの言葉。一言で十分。
ぜーったいに映画を観るぞ。
数学者”石神”の魂を、この目で見たいのです。表情やしぐさでどれくらい表現しているのか、とても興味があります。
ホントに、切ないラストなんです。
胸が張り裂けんばかりの痛み、文章から伝わってきました。
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コメント
映画を観てきました。
石神の靖子への思い・戸惑いが狂おしいほど伝わってきました。堤さん、名演技だったなぁ。
石神にとって、ハツコイなのでしょうね。
年がいってからのハツコイは、献身につながるよなぁ。
わかる気がします。
投稿: harry | 2008年10月14日 (火) 07:55