2連ちゃんで勉強会
昨日、今日の2日連続で、勉強してきました。
① 11/29 (お茶の水・駿河台記念館にて)
「本の紹介文を書いてみよう 児童書編」講座
講師:神部光男氏
…偕成社・学研・童心社の元編集者。
日本子どもの本研究会副会長、国際子どもの本研究センター理事、日本児童教育専門学校講師。
② 11/30 (新宿・ファーストウエストにて)
「ヤングアダルト文学」講座
1)基調講演:さくまゆみこ氏
…「リンの谷のローワン」「クロニクル千古の闇」等の訳者・玉川大学大学院講師
2)ブックトーク実践講座
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さくまゆみこ氏の講演は素晴らしかったです。「明日からがんばろう!」と思えました。
印象に残ったところ4点
*翻訳の仕事は「3M」である。
難しい(思った以上に)
めんどうくさい(裏付けのために調べなくちゃいけないので)
儲からない
*「本」とは、大人が子どもの周りに用意する「窓」である。
*「翻訳物」は、異国の友だちについて考えることのできる窓であり、大人は意識的にそれを設けたい。自分とは違う環境、境遇、考え方を知ることができる。友だちについて深く考えることは「思いやり」につながる。(友だちのいる国と戦争ができますか?)
*子どもは「今、ココ」に縛られている(客観的に物事が見られない)。
「今、ココ」の世界が息苦しいところならば、その子にとって日常は「生きにくい場所」なのだ。
しかし、本の世界は 「今、ココ」以外のところへ容易に連れて行ってくれる。
「本」は、いろいろな世界を知る「窓」であるが、
「今、自分のいるところとは異なる場所もあること」を、知らせてくれる物でもあるのだ。
☆☆☆☆☆
有意義な2日間でした。
でも、さすがにくたびれました。
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