恋のメッセンジャー
「この手紙、うちのかわりに渡してくれないかなぁ…」
いつもは、ダリアのように華やかな笑顔のRさん。
今日はまるでスミレのように、うつむいて。
私にそっと差し出した小さな手紙。
え?これってもしかして…?
私:「ダレに渡せばいいの?」
Rさん:「アイツだよ」
私:「アイツって…?」
Rさん:「・・・W」
私:「自分で渡さないの?」
Rさん:「さっき、ポケットにそおっと入れたんだけど、落っこちちゃって…。センセ、読んでもいいよ。」
私:(ぎゃ~~~!ホンマかいな。読んでいいんかいな?!アワワワワ…)
Rさん:(小さく複雑に折りたたんだ手紙を開いて) 「ホラ…」
ピンクのペンでたった一行。
中身はご想像におまかせします。
私は、そのなんとも初々しい告白に、マジでマジで、心打たれました。
キューピッドに胸を射抜かれるっていう表現
これって、ホント、当たってるわ。
脳から、アドレナリンやらエンドルフィンやら、女性ホルモンやら、なんやかんや一気に吹き出した感覚になりました。
すっごい貴重な体験ですわ、これ。
いいなぁ。若いたましーは!!!!!
2時間くらい、心がホッカホカに温かかったです。
若返ったわぁ、マジで
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