「GOTH」(乙一)
「GOTH~夜の章」 (乙一:角川文庫)
3つの短編のうちの1つ 「犬」
お読みでない方はぜひ。
細かく説明すると、おもしろみが半減するから、あえて書きません。
だまされたと思って読んでみてください。
「…ウソだ…」
きっと、あなたもワタシと同じ言葉をつぶやくよ。
*****
短いのですぐ読めます。
でも、
読み終わった直後、
必ず、もう一度読み返すことになるでしょう。
ぜひ。
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コメント
ハリー先生
これを読んで絶対読みたくなって読みました。
私もおっしゃるとおり、最後のとこで「えっ」と絶句。これか~~と思ってすぐ読み返しました。
なんという結末・・・・
でも、でも、こわすぎました。その前の「暗黒系」でもうやめようかと思ったくらい。3つめまでいかなかったです。私はだめです、こわすぎる~。
投稿: margaret | 2009年2月 1日 (日) 07:56
margaretさん:
うまく言えない)
読んでくださったのですね。
ありがとうございます
乙一氏のホラーは、本当に「痛い!」感じがします。でも、深い水底にユラユラしている水草のような感じがしませんか?頼りないようで、でも、しっかり根をはって、日の光に当たると、透けてきれいな緑色を見せてくれる…そんなような。(う~ん
乙一氏の一押しは「暗いところで待ち合わせ」かなぁ。文庫の表紙がオカルトっぽいけどね。
投稿: harry | 2009年2月 2日 (月) 21:12
ライトノベル。。ほんとにすぐ読めますね。「犬」。harryさんに教えられてたから、実は、乙一の仕掛けた罠はどこ、これ、それとも・・なんて、はじめっから予防線張りながら読んでたんですけど、結局、「えっ!これって!」となりました。昨年の夏、『フランケンシュタイン』を読んだんですよ。結構、良かった。重厚で読後に残る物が良かった。「記憶」の冒頭でリンクしました。
投稿: クリクター | 2009年3月25日 (水) 17:17
クリクターさんへ:
「フランケンシュタイン」は未読です。
どの出版社のものですか?
私、海外ものは本当に疎くて。
ライトノベルで良かったのは、犬村小六の「とある飛空士の追憶」(ガガガ文庫)でした。
これは定番のボーイミーツガールものなんだけど、のめり込んでしまいました。
読み終わり、表紙を見て、もうメチャ興奮でしたわ。
生徒に勧めたら、賛否両論で。
やっぱ、オバサンなんかなぁ、私。ベタ過ぎるのがいいのは。
投稿: harry | 2009年3月29日 (日) 19:01