「ブックトーク」についてお話をしてきました
今日は、私の住むT市に隣接したO郡の「小・中学校司書研修会」に、講師として招かれました。
内容は、ブック・トーク についての説明&実演です。
23人の「図書の先生」を前にして、キンチョーしました
私の話の中から、ブックトークが子どもに本を手渡す有効な手段だと、認識してもらえればいいなと思いました。
*****
学校司書は、生徒の”なんだかんだ”にもつき合うので、けっこうゆとりがないものです。
ブック・トークは、準備に時間がかかるので、(選書やシナリオ作り)なかなか取り組むのが難しいと思いますが、手をかけた分だけ、子ども達の反応はUPし、本への関心が深まります。
楽しみながら、取り組んでもらえるといいなぁ
今日、聞いてくれたみなさん、お世話になりました。お疲れ様でした!!!
「中坊のリアル本」を欲しいとおっしゃる方が多くいて、嬉しかったです。生徒達もそれを聞いたら、きっと喜ぶだろうなぁ。
(「中坊のリアル本」については、カテゴリーの「中坊~」をクリックすると、関連記事がまとめて見られます)
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コメント
ブックトークに関心を持っています。
...というよりも、ブックトークはかくあるべき..ということよりも、子どもたち(なかでもYA)たちに、どうやって本の魅力に対する気づきをもたらすか...そんなことを考えています。
本当のブックトークを、実際に見たいと思っています。
投稿: まる3 | 2009年2月25日 (水) 22:38
どーも。
盛況だったようで、よかったですね。これで、ブックトークの輪がどっと広がることでしょう。ハリーさん、お疲れ様。
うっとこの市の先生方も、結構ブックトークに興味をもたれるようでうれしい限りです。
実は、中学校へのサービス(ストーリーテリング中心ですが)も、現在「国際児童文学館」を中心に、府内の市立図書館、ボランティアが一体となって、実験プロジェクト推進中ですよ。すごく中学生の食いつきはGOODだったとか。
そのチャレンジの報告は、2月26日「10代の子どもの読書を考える」で。(講演内容は大阪府立国際児童文学館」のHPでみてね。)
投稿: どんぶらこっこ | 2009年2月26日 (木) 07:02
まる3さん:
はじめまして。ようこそおいでくださいました。
私がブックトークをする中で、いつも気をつけていることは、紹介する本の種類についてです。
心動かす本に出合って欲しいがため、「小説」ばかり紹介してしまいたくなりますが、(それも、テーマ性のある重たいヤツ)聞いている子ども達がみんな「本ダイスキ人間」ではないと、思います。
そういう子どもにしてみれば、「話はおもしろかったけど、読むのはなぁ~~~」と二の足を踏んでしまいがち。(「あんな分厚いの、ムリ!」って)
「本」とは、小説ばかりではなく、科学読み物も写真集もノンフィクションも、絵本も伝記も事典もあり、そっちの方面が大好きな子も多いと思うのです。
1冊の本からいろんな世界が広がっているんだよ…ってことが伝われば、ワタシ的には成功だと考えています。なので、いろんなジャンルのものをプログラムに織り込むのをモットーとしています。
ブックトークのハウツーものには、実際のトークが紹介されていますが、あれでは雰囲気は十分に伝わらないような気がします。
ブックトークとは、決して一方的なものではなく、Talkerと聞き手のやりとりなくしては、エキサイティングな時間になりません。
私の属しているJPIC(出版文化産業振興財団)では、ブックトークの実演も入った講座をよく開いています。もし実演に興味がおありでしたら、JPICのHPをご覧ください。
http://www.jpic.or.jp/
投稿: harry | 2009年3月 2日 (月) 11:16
どんちゃんへ:
まいどです。
ブックトークは、なんせ準備がたいへん!ですよね。選書もそうだけど、シナリオを作った後、実際に声に出して練習しないといけない。1回25分くらいのトークでも、練習してると4,50分すぐきてしまう。喉は疲れるし。
でも、これをやっとけば、子どもをグイグイと引きつけることができるから、やっぱし、がんばるしかないですね。うん。
投稿: harry | 2009年3月 2日 (月) 11:20