「読書感想文」向けの本 相談第一号
<中学図書室 ドタバタ
日記
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昨年、好評だった 『読書感想文が書きやすい本フェア』
今年も、7/14~16に実施予定。
テーマ性のはっきりしている本(…つまり、感想文の書きやすいもの)を、ジャンル毎にドバッと展示するのです。
・戦争もの(日本・外国・現在・過去・核…)
・環境もの(温暖化・自然破壊・公害…データもの・写真絵本などなど)
・身近なノンフィクション(命・障害・いじめ・不登校)
・私たちが知らない外国のノンフィクション(貧困・差別・児童労働・人身売買など)
・名作文学(歴史モノも含む)
・最近のYA (中学生の心の問題(自立など)が、明確に扱われているモノ)
・HOW TOモノ ・理論社の「よりみちパンセ」シリーズ→
(社会派) 例: 「おばあちゃんがぼけた」
「だれかふつうをおしえてくれ!」
「きみが選んだ死刑のスイッチ」
「いま、生きているという冒険」などなど
・河出書房の「14歳の世渡り術」シリーズ
・岩波ジュニア新書
・伝記モノ
・課題図書(過去のものも含む)
大ざっぱに分けてこれくらい。
何を選んだらいいかわからない生徒が大半なので、このファア期間は大入り満員です。
昨年は、3日間で約250冊が貸し出されました。
さて、今年はどうなるかな。
昨日、読書感想文用の本についての相談・第一号!の生徒がやってきました。
3年生のHクンです。
Hくん:「読書感想文の本、選んでよ。」
私:「そうだなぁ。どういったジャンルがいいの?フィクション?ノンフィクション?」
Hクン:「フィクションがいいな」
私:「う~ん。外国の?日本の?」
Hクン:「どっちでもいいや。」
私:「7月にフェアをやるけど、その時に来れば?」
Hクン:「いや、今のうちゆっくり読んで置いて、さっさと書いてしまいたい」
私:「確かに、大混雑するしねぇ」
Hクンのこれまでの読書興味から考えて
「ボーイ・キルズ・マン」(マット・ワイマン)を渡しました。
さて、彼の感性に上手くヒットしてくれるかな。
7月に入ると、Hくんのような相談が、爆発的に増えます。
…脳みそ、沸騰 です。
でも、ここが腕の見せ所でもあり、「読書への信頼感」が生まれるところであり。
精一杯がんばります。
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