「読みたい心を育てる」(講演内容)
「館林市こども読書活動推進計画」が策定されました。
そのからみで、29日(日曜日)に、
市立図書館にて、講演をさせていただきました。
講演の題目は、
「読みたい心を育てる
~読みきかせから自主読書へ」
本の好きな子どもに育てるために、周りの大人は何をするべきか。
いろいろなデータから考えられること。
現在行っている読書推進と、その問題点。
保護者の出来る環境作りの例、など。
なんだかんだと、お話させていただきました。
当日は、音楽祭や、学校の行事と重なって、参加者も30人ほどとこじんまりしていましたが、アットホームな感じで、私としては、やりやすかったです。
内容はこんな感じです。
1)「読書離れ」と言われる根拠
- 学校読書調査とPISA
- 行政の動きと、主な取り組み
2)なぜ「読書」が大切と言われるのか
- 想像力はコミュニケーション能力を培う
- 「窓」としての役割(知識を入れる/心を外へ)
3)本が読めない理由とは
(不読者・本が苦手な子どもについての分析)
- 「読みたい本がない」の裏側
- 「想像するのがめんどう」について
- 「空想系」の本が苦手な子どもも多い
- 読書は「山登り」である
4)子どもを本好きにするために、大人がやるべきこと
- 「本の世界がここにある」と見せること
- 本に対する信頼をもたせる
- 目指すゴールは、「あたりまえに本がある」
- 読書環境を整える色々な方法
5)アプローチの方法について
- ブックスタート/読みきかせ/ブックトーク
ブックウォーク/アニマシオン/読書会
(朗読の実演/「エパミナンダス」)
(ブックトークの実演/テーマ「チョコレート」)
こんな感じです。
なんとか無事に終わって、ほっとしています
| 固定リンク
| コメント (8)
| トラックバック (0)
最近のコメント