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「冬休み読書大作戦」

「冬休み特別貸し出し」の時期がやってきました。

通常は、1日一人1冊の貸し出しですが(金曜日は2冊)

冬休みに向けて、1人5冊までの貸し出しOK。

(事前予約しておけば、シリーズものの全巻貸し出しも可能)

      ↑
<しかし、これは持って帰るのが大変…というリスクが>

そして!

「名作コミックの大人貸し」を、今回のメインにすえました!

T中図書室には、アラフォー世代が一生懸命読んだ「古典的名作コミック」がけっこうあるのです。

しかも文庫サイズの美品!

これを生かさない手はない!

昨日発行した「図書だより」に、表紙画像つきでドド~ン!と紹介。

つまり…

こういう場面を想定しています。

生徒:「はい。図書だより」

保護者:「マンガが載っているわねぇ。あらっ?!これ、ママが中学生のとき読んだやつじゃない~~~。懐かしい~。これすっごいよかったんだよねぇ。」

生徒:「どれ?」

保護者:「ほら、これよこれ、『日出処の天子』。アンタ、読んだことない?え?大人にも貸してもらえるの!全巻まとめて?!うわ~、読みたいなぁ。あんた、コレ頼んできてよ」

生徒:「え~っ?!めんどくさ」

保護者:「”終業式の日にお子さんに持って帰ってもらいます”って書いてあるじゃん。ね?申込書、学校に持っていってね。」

生徒:「応募者多数だと抽選って書いてあるよ?」

保護者:「う~ん、まぁ、私たちの年代にツボなコミックばっかだもんなぁ…」

ふふふ。想像するのはタダです!

*****

今回、貸し出しするのは、

『日出処の天子』(山岸涼子)

『女帝エカテリーナ』『栄光のナポレオン』『聖徳太子』
『天の涯まで~ポーランド秘史』 (池田理代子)

『遙かなる甲子園』(山本おさむ)

『陽だまりの樹』(手塚治虫)

『海猿』『日本沈没』(漫画文庫

*****

さぁ、保護者のみなさんはのってくれるでしょうか。

のらなくても、

「図書だより」を囲んで家族で話題になれば、

私のもくろみは、大成功なんです。

<本の世界がそこにあることを見せる>

これが私の仕事をする上での重要ポイントなので。

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コメント

そうそう!!本の世界がここにある!!なんですよね~。本を話題にして!図書室に興味を持ってっ!!
いいぞいいぞ~

学校側は、大丈夫でしたか?
ううっ『海猿』私が借りたい・・・

投稿: ぷにょ。 | 2009年12月16日 (水) 20:05

ぷにょ。さんへ

学校からはOKが出てホッとしています。
「図書室に来てご自由にごらんください…って一文を入れるのはどう?」っていう提案が教頭先生から!(地域貸し出しに踏み出すつもりかな~?)

『海猿』
私、泣きっぱなしでしたよ。
ホント、すっごいよ。
どなたも借りにこなければ、ぽにょ。さんへ流すよ。まっててね。

今読んでいるコミックは『風が強く吹いている』です。映画よりもず~っと原作に忠実なので、読んでいて手に汗してしまう。登場人物も、私が小説で描いたのにけっこう近くてね、いいですよ。
図書室には「メジャー」「プレイボール」「キャプテン」といった野球マンガが多いので、今回、駅伝のマンガを買った次第です。

投稿: harry | 2009年12月16日 (水) 20:45

 おはようございます。ここ何日か、 harryさんのところへきては、モチベーションあげてます。今回の大人貸し、外野の私もです。
 私、自分の企画が実現させたいって妄想(他人様には想像の域を超えてるかも。)してると寝付きが悪いありさまです。

投稿: クリクター | 2009年12月17日 (木) 08:52

クリクターさんへ

「企画が成功して思いっきり笑顔の自分」を想像してみてはいかがでしょう。
きっとよく眠れるよ。
私は実践しちょります、これ。
うちのダンナは「またママの野望が始まった」と茶化しますけど
いいじゃん、野望。
めざせ!てっぺん!だぜ

投稿: harry | 2009年12月17日 (木) 23:55

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