図書室と調べ学習
T中では、毎年同じようなテーマで調べ学習を行っています。
この時期、1年生は「地域学習」がテーマ。
いわゆる「郷土研究」です。
T市は、城下町でもあり、観光地でもあるため
いろいろな視点から、郷土について調べていくことができます。
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1グループ4,5人で、1つのテーマを持ち、
調べたことを元に、実際にその場所へ行く…という流れです。
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ちゃんと調べると、けっこうおもしろいのですが、
なんと、事前学習に費やせる授業時間が2時間のみ。
(それも、2週にわたって1時間ずつ)
しかも、
5,6時間目に、5クラスが一度に動きます。
コンピュータ室と図書室を使用するため、
図書室の滞在時間は、1クラスあたり1回に約25分。
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1年生は、図書資料を要領よく調べることに慣れていません。
なのに、たった25分。
書架から、必要とする図書資料をピックアップすることも、調べ学習の目的の1つなのですが、
25分では、ウロウロするだけ。
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なので、
本意に反して、
該当する資料をあらかじめ抜き出し、積んでおきました。
なんてあわただしい。
調べ学習のある日は、台風襲来に備える心地です。
ド~ッと訪れ、ワイワイかき回して、バ~ッと引き上げる。
昨日がその日で、
放課後の私は、ヨ~ロヨロ
図書資料で調べる作業は、
身につけておくべき技能でもあります。
ネットで調べたものの裏付けを、図書資料を使って確認することは
学習する上で必ずやるべきこと。
なのに、
これじゃあ、仕方ないです。
つきつめれば、
行事の詰め込み過ぎなんですよ。
あれもこれもは、結局 身に付かないって!
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