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2010年6月

名前で爆笑!

図書室の常連、3年生のKちゃんとM君の会話。

Kちゃん:「センセ、ウチの名前ね、Kじゃなくって
      
”かれん”って名前になってたかもしれないんだよ」

M君:「かれんって、うちのの名前と一緒だ!

Kちゃん:「(一瞬、固まって…)M君、ひど~い!

私:「くっくっくっ…

            *********

そうそう、思い出した!

私が幼稚園の時のことです。

近所のおばさんにこういったそうです。(自分では覚えていない。母から聞いた話)

私:「おばちゃんのスカート、いい柄やねぇ」(大阪弁)

おばさん:「そ~お ありがとう」

私:「うちの座布団と同じ柄や」

おばさん:「まあ!…いややわぁ~

みなさま。

当時の私には、悪気は一切ございませんでした。

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うつくしい本見つけた!

商品の詳細商品の詳細

言葉風景が好きな人は、絶対に「買い!」です。

図書室用にカタログを見て注文し、昨日、手元に。

開いてみると、あまりの充実さに驚きました。

国語専門のダンナ国語だいすき長男に見せたくて

思わずカバンに入れて、家へ持ち帰ってきました。

    ****

長男:「わ!これ、ウチ用に買おう。欲しい。買って」

ダンナ:「ほほ~(ぺらぺらめくる)」

私:「いいよねぇ。キレイだよねぇ。でも1冊2400円もするなぁ。」

長男:「いや~。これはそれくらい価値がある」

私:「う~ん」

    ****

『ニッポンの美しい自然と「四字熟語」』 (写真左)
  <四季を彩る風景写真と自然に関わる「四字熟語」辞典>

 *用例・出典が併せて紹介されているので、「へぇ~、あの本にもこの言葉が使われているのかぁ~」と、感心できる。

 *「こんな言葉、しらねぇ~」って自己嫌悪の連発になる。

『ニッポンの二十四節気・七十二候』(写真右)
  <写真・和歌・前線図でめぐる72の季節>

 *amazonのレビューを見ると、前線図がどうも間違って書かれているらしく、評価は☆1つなのですが、気にしなければ問題なしです。

 *疲れたとき、ボーっと見るだけで癒し効果120%です。写真が美しい。

もし、書店・図書館などで見つけたら、ぜひ開いてみてください。

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課題図書3冊

中学生の課題図書3冊

きっちり読みました!

忘れないうちにレビューを書いて、こんなふうに置いてみました。

Image272_2

『奇跡のプレイボール 元兵士たちの日米野球』

『ビーバー族のしるし』

『明日につづくリズム』

     *****

ワタシ的には、「ビーバー族のしるし」がおもしろかったなぁ。

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「承りました」が通じない!

先日、コチラで紹介した本

「大人も知らない本当の友だちの作り方」

昨日も1件予約が入りました。

1年生の女子です。

Aさん:「本を予約したいのですけど。」

私:「はいはい。何の本かな?」

Aさん:「入り口のボードにはってあるマンガのやつです」

私:「じゃあ、この予約用紙にクラスと名前を書いてくれる?」

Aさん:「はい。」

*********

Aさん:「書けました。これでいいですか?」

私:「いいですよ。では、予約を承りました。」

Aさん:「…先生…。
     いつの時代の人ですか?」

私:「え?

Aさん:「そんな言葉、初めて聞きました。」

私:「承るって言葉のことかな?」

Aさん:「そうです。生まれて初めて聞きました。どういう意味?」

私:「う~ん…確かに受け付けましたよ…って意味だよ。ホテルのフロントの人とか使うけど、聞いたことない?」

Aさん:「ないですねぇ。」

私:「そうかぁ…」

**********

確かに、日常では使わない言葉かもしれませんね。

中学1年生といえば、まだ12,3年しか生きてないもんね。

当然かも?

でも、

ジェネレーションギャップ凄すぎで

私は発熱&卒倒しそうでした

みなさんもこんな感じの経験、ないですか?

私の可愛い弟子の「かなりぁ」さん

キミはどうかね?

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「オレ、先生みたいなアドバイザーに…」

読書家のR君(3年)の一言。

「オレ、先生みたいに
 読書アドバイザーになろうかなぁ」

お!うれしいこと言ってくれます。

ニヤニヤ顔を抑えて、カレに尋ねました。

私:「どうして?」

そしたら…

R君:「だって、仕事、ラクそうだもん」

ガ~~~~~ン

思わず言ってしまいました。

(でも、穏やかに言えたから。「偉いぞ!私」)

私:「趣味で本を読むのとはちょっと違うんだよ。
   いろんな本をよ~く知ってないといけないから、
   苦手なジャンルもがんばって読まなくちゃならないし。」

Rくん:「そっかぁ・・・。仕事ってなると、好きな本ばっかりってわけには
     いかねぇもんなぁ…」

Rくん。オトコの読書アドバイザーって、知的ですっごくモテると思うよ。

ぜひ挑戦してみてください

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次から次へと予約がくる本 ~「大人も知らない”本当の友だち」のつくり方

『大人も知らない「本当の友だち」のつくり方』

(松本啓子/かなしろにゃんこ/講談社/1260円)

T中で、今一番HOTな1冊です。

図書室に入ってすぐのところに、お知らせ掲示板を置いてあるのですが、

そこへ、この本の一部(コミック部分)をコピーしてはったところ…

「この本って、図書室にあるんですか?」
「これって、借りられるんですか?」
「読みたいので、予約したいです」

こういう問い合わせが頻繁にくるようになりました。

中学生のココロにジャスト・フィットしたようですね。

***************

学校生活の中で、

実にありがちな場面が短いコミックで紹介され、

そのあとに4ページほどの解説が載っています。

序 章  本当のことを言ったらきらわれる? 
          例:貸したくないノートを貸して、と言われたら
第1章  自分のことをわかってもらおう    
          例:わたしはそんな子じゃないのに
第2章  「イヤ」と言いたいときの伝え方  
          例:なぜ「ノー」と言えないの
第3章  したいことをするのはわがままなこと? 
          例:だまっていたら信頼を失った
第4章  友だちのいやなところを変えてもらおう
          例:頭にきて怒ったら逆ギレされた
第5章  意見対立!うまく話し合うには   
          例:やりたいことが違う
第6章  タイプが違う子ともなかよくなれる 
          例:これっていじめ?
第7章  大切な友だちが悩んでいたら    
          例:友だちを助けてあげたいのに

************

新刊図書案内のつもりで掲示したのですが、

足を止めて、じ~っと読みふける生徒がとても多いのに気付きました。

「お!マンガが貼ってある!」と、

最初はうれしそうに読み始める生徒。

その表情が、だんだんと真剣になっていきます。

************

取り上げられている場面は、本当に日常にありうることばかり。

中高生が読むと、自分のことじゃないか?と錯覚するのでは。

先生が読むと、「こんな悩みがあるの?」と参考になること間違いなしです。

入れて良かったです。

よかったら読んでみてくださいね。

大人も知らない「本当の友だち」のつくり方 (こころライブラリージュニア)

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