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2010年9月

46歳と9歳の違い…中学生の場合

<中学図書室ドタバタ日記

T中は昨日、持久走大会でした

生徒には、いろんな賞が贈られますが、その中で「ラッキー賞」というのがあるんです。

先生方が”順位を指定して”、500円程度の商品を贈る…というもの。

たいていは自分の好きなナンバーを使います。

私は、自分の年齢にあやかって、

「3年女子 46位」に指定。

プレゼントは500円の図書カード(当然!)です。

     ・‥…━━━☆・‥…━━━☆

大会が終わり、廊下で3年女子が次々と声をかけてきました。

生徒:「ねぇ、先生の商品ってさ、本でしょ~?」

私:「惜しい。図書カードだよ」

生徒:「あ~~っ。欲しかったなぁ」

     ・‥…━━━☆・‥…━━━☆

そんな中、こういう会話が。

生徒1:「なんで46位にしたの~?9位にしてほしかったぁ」

私:「私のトシにしたんだもん」

生徒1:「9歳でいいじゃん!!」

私:「いや~、それは小さすぎる」

生徒2:「9歳って、小3じゃん」

私:「いいね。その頃に戻りたいね」

生徒2:「てか、戻っちゃうとさ、またテストとか受験とか、もっかいやり直すんだよ。先生、イヤじゃない?」

私:「それは、やだよ~~~~!」

生徒1:「だよね。あ~あ、早く大人になりたいなぁ」

生徒2:「ウチは、大学生くらいになりたい」

    **

3年生。

心の中には、「受験」の2文字が大きくのしかかっているようです。

みんなガンバレ!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆

さて。

いよいよ「中坊のリアル本2010」の作成が始まります。

表紙のイラストの書き手はもう決定しました!(N倉さんです。)

10/1号の図書便りにて、応募スタートです。

かなりドキドキです。

みなさんのエールが私の力となります

応援、どうぞよろしくお願いいたします。

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『二十四の瞳』で爆笑!

<中学図書室ドタバタ日記

『文芸まんがシリーズ新装版(全15巻)』(ぎょうせい)を、図書室に入れました。原作に非常に忠実で、読み応えバツグンです。(絵が今イチなんだけどね)

T中図書室では、『まんがで読破』シリーズ(イーストプレス)を、ほぼ全巻揃えています。しかし、このシリーズでは日本の名作がやや少ないため、今回、”ぎょうせい”のを入れた次第です。

どんなラインナップかというと…

  ■坊っちゃん(夏目漱石)
  ■三四郎(夏目漱石)
  ■山椒大夫・高瀬舟(森鴎外)
  ■たけくらべ(樋口一葉)
  ■怪談(小泉八雲)
  ■高野聖(泉鏡花)
  ■杜子春・羅生門(芥川龍之介)
  ■地獄変・奉教人の死(芥川龍之介)
  ■銀河鉄道の夜(宮沢賢治)
  ■恩讐の彼方に(菊池寛)
  ■友情(武者小路実篤)
  ■山月記・李陵(中島敦)
  ■走れメロス・富嶽百景(太宰治)
  ■伊豆の踊り子(川端康成)
  ■二十四の瞳(壺井栄)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

新着図書コーナーに、この15冊をドドンと並べてみました。そこでの一コマ。

筋肉自慢のHくんと私との会話。

Hくん:「おお~、名作がいっぱい」

私:「知ってるの、ある?」

Hくん:「『二十四の瞳』」

私:「へえ、知ってるんだ!」

くん:「どんな話かっていうと、ある学校の生徒が、全部”瞳”って名前でね。」

私:「へっ?????」

Hくん:「出席簿を見ると、ヒトミ・ヒトミ・ヒトミ…ってクラス24人全部「ヒトミ」…なわけよ。」

私:「…それで『二十四の瞳』なんだ」

Hくん:「そ!」

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この発想力。

天才だと思わない?

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「図書館クイズ」第3弾!

T中図書室では、不定期に「図書館クイズ」を実施しています。

クイズに正解すると、貸し出しカードにシールが一つ貼られます。

シール3つで景品プレゼント!

クイズの実施日の2日前から、図書室前にポスターで告知。

当日は、校内放送を使ってアナウンスします。

毎回、大勢の生徒が参加してくれます。

ちなみに、昨日行った「第3回」は、全校生徒の5分の1、約80人の参加でした。

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今回の問題は、今はやりの『なぞかけ』です。

① 学校とかけまして、お金とときます。
  そのこころは…?どちらも○○○があります。

② 図書館とかけまして、モンスター・ハンター(モンハン)とときます。
  そのこころは…?どちらも○○がメインです。

どちらか1つ選んで答えればOK。

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みんな悩んでいましたよ。

こういうの得意な人と、そうじゃない人がいるみたいですね。(私はダメな方かも…)

「あ!わかった!」と叫ぶ生徒や、「ヒントちょうだい、ねーねー」と他力本願な生徒。回答が聞こえてこないかひたすら図書室内をぐるぐる巡回する生徒、黙り込んで考え込む生徒…。

顔を見ていると、おもしろいのなんのって。

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景品は、
手作りのしおり(ラミネート加工しているので立派)や、
ネットからダウンロードした「文庫本カバー」(これは無料だけどとても素敵です)
Jアドの親友T垣さんからいただいた書店の販促品などなど。

特別に買った物はほとんどありません。

さて、みなさん。

謎ときの答え、わかったかな?

正解は、コメント欄をクリック!

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