ついに完成いたしました!
【現役中学生が同世代にすすめる本のガイドブック】
「中坊のリアル本2010~
私たち中学生が選ぶ魂の本!」
中学生のカバンの中にはどんな本が入っているの?
中学生ってどんな本がスキなの?
中学生ってどんな読み方をしているの?
教育関係者、出版関係者の方には、大いに役に立つこと間違いなし。
優等生の感想文集ではないところがミソ!
中学生のホントの読書の姿が見えてきます。
おおお!
今日の私はテンション高いでぇ~~~
B5版全60ページ
135冊/146紹介文
紹介文を書いた生徒は69人
イラストを描いた生徒は14人です。
予約されたみなさま。
年内には必ずお届けできますよ。待っててね。
そして、いつもの通り、率直な感想をよろしくね。
今日は肩の荷が下りて、スキップ気分のharryさんでした!
*****
完成までの一コマを、少し紹介させてください。
製本作業は一人ではとうていムリなので、ことある毎に「製本時はよろしくお願いします」と先生方に軽くお話をしていました。
製本当日には、朝の打ち合わせ時に教頭先生から「手の空いている先生は協力をよろしく」と言っていただきました。
この時期、通知票(通信簿)の作業がしめ切り直前で、先生方は机にかじりついているんです。1分でも惜しい。
なので、製本作業が始まって図書室に来てくれた先生は4人でした。
やっぱなぁ、みんな忙しいんだよなぁ…と思いました。
残っていた生徒も5,6人手伝ってくれました。
(図書委員さんに作業してもらえばいいのですが、外部に出すことを前提に作っているため、雑に作りたくなかったんです。)
40分ほど経って、ちょっと腰が痛くなってきた頃、仕事が一段落ついた先生方が、ぞくぞくと図書室に来てくださったのです。
とたんにスピードはアップ。順調に作業は終わるかのように思えたのですが…
製本がラストに近づいて、問題発生!
「あれ?【5ページ】の紙が、もうないですよ?」
ええ~???すべて205部ずつ刷っているはずなのに?!
つまり、同じページが複数くっついて、綴じているヤツが何部かあるってこと。
うぎゃ~~~!どれかわからん!
私が青ざめたとき、一人の先生がこともなげに
「1冊ずつめくって見直すか!」と言ってくださいました。
え?こんなめんどくさいことやんなくてもいいよ…と私は思ったのですが、
先生達は200部の冊子を、もくもくと1ページずつめくって点検を始めてくれました。
私はとてもビックリ&感謝の気持ちで、言葉も出ませんでした。
そのうちに
「あった~~!ホラこれ!」
と一人の先生が!
「オレもあった!」
どうしたことか、
ミス冊子が見つかったとたん、現場はなんとなく楽しい雰囲気になってきました。
「ないなぁ、オレ、当たり引きたいなぁ」
「やった!みーーっけ!」
「いいなぁ、オレんとこ無いよ~」
と言うわけで、なごやかムードで点検を終えることができました。
後かたづけもあっという間に済んでしまい、200部の製本作業は約1時間半で終了。(点検込み)
本当に感謝でした。
中でも、最期まで黙々と「電動ホッチキス係」を担当してくれたU先生。ありがとうございました。
***
と言うわけで、
「リアル本2010」は、生徒の愛だけではなく、T中の先生方の愛もてんこ盛りに入っているんです。
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