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2011年2月

コミックと図書室

T中図書室ではイマドキのコミックがけっこう置いてあります。

『メジャー』(満田拓也/小学館)(1~78巻)

『プレイボール』(ちばあきお/集英社文庫)(1~11巻)

『キャプテン』(ちばあきお/集英社文庫)(1~15巻)

『ブラック・ジャック』(手塚治虫/秋田文庫)(1~17巻)

『三国志』(横山光輝/潮漫画文庫)(1~30巻)

『海猿』(佐藤秀峰/小学館文庫)(1~5巻)

『スラム・ダンク 完全版』(井上雄彦/集英社)1~24巻

『テニスの王子様 完全版』(許斐 剛 /集英社)1~12巻

『風が強く吹いている』(海野そら太/集英社)1~6巻

『ちはやふる』(末次由紀/講談社)1~11巻

『聖☆おにいさん』(中村光/講談社)1~6巻

下半分は私の趣味で入っています

図書室に置く前に、先生方でまず読んでしまいます(フライング?職権乱用?)

なので、職員室ではこんな会話が…。

(『ちはやふる』の場合)

「太一と新、どっち派ですか?」
「え~っ?!迷うなぁ…。人間的にはアラタだけど顔は太一かなぁ」
「私は太一!!!」
「ウソ!私、アラタがいいな」
「かなちゃんが可愛いですよ」
「あの名人、むかつきますねぇ」
「うちの家内、百人一首の本、買いましたよ。意味をちゃんと勉強したいって」
「えら~い!」

金曜日からは『聖☆おにいさん』が回り始めたので、どんな会話が飛び交うかお楽しみ。

『海猿』の時は、男の先生たちがものすごく熱く語っていましたっけ。

本で語り合うのって(コミックでも)、本当に楽しいです。

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カップル誕生

久々の【図書室の恋バナ】で~す

数日前の放課後の話。

うつむきがちに、でも頬が上気しているTチャンに、Oチャンがしきりに問うています。

Oチャン:「リア充な気分はどう?ね?ね?」

Tチャン:「…うん… いいよ

なんのこっちゃ????そこで聞いてみました。

私:「何?だれがリア充?」

Oチャン:「今ね~、カップル誕生だったんだよぉ」

私:「え~??誰が?Tチャンかい?」

Oチャン:「そうそう!ねえTチャン、先生に言っちゃいなよ~」

       

どんな告白シーンだったかを聞かせてもらいました。

Tちゃん:「(チョコを差し出しながら…)これ、友チョコとして受け取ってもらえますか?それとも、本命チョコとして受け取ってもらえますか?」

Sくん:「では、本命チョコとしていただきます…」

おおおおお~~~~~

こっちまで胸キュンでございました!

なかなかオシャレな会話じゃないですか。

私、小説書こうかな。「ハリー先生の図書室で恋バナ」

売れるかも

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「スコーレNO.4」(宮下奈都:著)

書店員さんらが「いい本を届けたい」と結束して、売り出したというこの本。

今頃やっと読みました。

いい本でした。評判通り。

骨董店屋の長女の成長物語です。

心情がていねいに描かれていて、

久しぶりに、読みながら、主人公の傍らに立っている気分になりました。

淡々としてつまらない…という見方をする方もいらっしゃるかもしれませんが、

そう言う方は、ストーリーだけを追っかけているのではないかなと感じます。

みずみずしい白桃を食べているような

透明感あふれるそんな1冊です。

ぜひ。

朝日comの記事もぜひごらんください。

http://book.asahi.com/bestseller/TKY201006160246.html

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