私の大好きなライトノベルが
おかげさまで、5/5のミッションは無事クリアできました!(茶柱は立たせることはできなかったけどね)
向井千秋さんは、156㎝と小柄な方でいらっしゃいましたけど、ものすごいオーラがでていました。存在感ハンパなしです。話し方がまた素晴らしい。語尾まできっちりクリアに発音されるし、話も道筋がくっきりしているため、内容がたいへんよく分かる。
宇宙飛行士に選ばれ、2回もシャトルに搭乗したっていうのは、本当に選ばれたヒトなんだなぁ…ってヒシヒシと感じました。
******
中高生の大好きなラノベ(ライト・ノベルス)は、大人にとって、読みにくく理解しがたいジャンルだと思います。私も学校司書時代、えらく苦労しました。
でもね、好きなラノベもいくつかあるんです。有川浩の「塩の街」と…、
『とある飛空士への追憶』(犬村小六/小学館ガガガ文庫)
実はこの本、「リアル本2009」に3年生の男子が紹介文を載せています。(ちょっとネタバレ含む)
「とある飛空士への追憶」
切なくて胸がはりさけそうだ。どうしてこういう結末なんだよ。せっかく二人の心が通じ合ったのに、どうして引き裂かれなちゃならないんだ?身分なんて捨てて、二人で逃げてしまえばいいのに。
話のラスト、ほうびにもらった砂金を、シャルルが飛行機の窓からまき散らす場面には泣けた。「オレはカネのために働いたんじゃない」ってこと。かっこよすぎる。俺も一生に一度でいいから、こんな命がけの恋、してみたいです。③
「ローマの休日」と「天空の城ラピュタ」の切なさと爽やかさを意識しながら身分違いの恋と一人の少女を守るための空戦を描いた(作者談)もので、2009年度「大学読書人大賞」第2位に輝いたラノベなんですよ。ラストは胸キュンでヤバイです。
それが、な・なんと!
この秋、映画化されるそうですよ。
http://gagaga-lululu.jp/gagaga/gagagachannel/toaru_hikuushi.html
うわ~~~~~~ッ!
観る!ぜったい観る!
みなさんも、ぜひ原作を読んでみてください。「空モノ」が好きな人は特にはまりますよ。(「スカイクロラ」とかが好きな人はね)
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コメント
ハリーさんこんにちは
おー・・・ありがたくて後光がさしているのが見えます。
中学校の選書で・・・男の子がはまるような軽めの本ってなんだろう?
って・・ずーと考えていました。
(スカイクロラシリーズ・塩の町はあります。)
ラノベはタイトルでおじけずいちゃうところがあって・・まず娘に読ませてから読んでます。
「とある飛行士への追憶」中坊に載ったのなら
なおかつ、ハリーさんも面白いのならめっちゃ安心。早速読んでみます。
ハリーさん。 ありがとう!!
投稿: ぽんまま | 2011年5月 7日 (土) 17:07
ぽんままさんへ
実は…この本はラノベの中でもちょっと読みにくい部類に入るかもしれません
というのは、情景描写がけっこう多いからなんです。(つまり、しちめんどくさい描写が多いってこと)
今、ちまたで人気のあるラノベといったら、『俺の妹がこんなにかわいいわけがない』とか『僕は友達が少ない』とか『バカとテストと召喚獣』あたりかな…と思います。
これらは、学園モノで、セリフだけでなりたっているような代物で、心情だの情景だのはほとんど描かれていません。学校での休み時間の会話が本になっているようなモノです。
今回紹介した『とある~』は、開くとわかりますが、びっしり文字!(当たり前なんですけど)
だから、それだけで「ムリ~~~」と閉じてしまうケースが多いんです。
そして、読解力があまりないと読みこなせない(途中で飽きる)危険があります。
この本の後から出版された続編『とある飛空士の恋歌』シリーズなら、読みやすいかもしれません。
娘さんが読んで判断されるのがいいかもなぁ。
よろしくお願いいたします。
投稿: harry | 2011年5月11日 (水) 15:06