『時間のコレクション』
『時間のコレクション』( 飯塚茂樹 :作/フレーベル館)
“忙しくて心に余裕がないな”…と感じている方にオススメ!
私たち人間を取り巻く自然は、こんなにも丁寧に着実に、自らを変化させているのだと気づかされる1冊です。
被写体にカメラを固定し、長時間にわたって撮り続ける「定点撮影」の写真集です。
ナミアゲハの卵から羽化まで
アマガエルの卵がオタマジャクシになる様子
モミジの紅葉の変化など、
身近だけど意識しないと見過ごしてしまうものが多く載せられています。
中でも圧巻なのは、
2年半かけてコナラの切り株に芽生えた孫生(ひこばえ)の成長を記録したもの。
<1枚の写真は「一瞬」を切り取ったもの。でもその「一瞬」を並べてみれば、そこに、流れる「時間」が見えてきます。>(作者の言葉より引用)
自然の大きなエネルギーを目の当たりにすると、
人の悩みなど本当に小さいものだなと感じます。
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コメント
はじめまして!
娘の小学校入学を機に念願の読み聞かせをスタートし、素敵なママ仲間と月一回のペースで活動してきましたが、その娘も来春は卒業です
高学年になると選本に苦労しますが、残された時間を難産しながら楽しみたいと思っています
次回は、ノーベル平和賞受賞者で先日亡くなったワンガリ・マータイさんの絵本を読む予定です
投稿: かしこくないモリー | 2011年10月21日 (金) 22:00
かしこくないモリーさん:
はじめまして


学校側もモリーさんの活動を頼りにしているのでは。
拙blogへようこそおいでくださいました
小学校で読みきかせ活動をされているとのこと。
私と「同志」ですね
入学時からずっと活動されているなんて、ステキですね
私の属している読みきかせのグループは、子どもが卒業してもOGメンバーとして在籍する場合が多いのですが、モリーさんのところはいかがですか?
高学年への選書は私も悩むところです。でも、しっかり聞いて貰えるので、ずっしりとした充実感が味わえます。(よね?)
私は今年度になってから職場が変わったため、読みきかせ活動も休みがちです。でも、参加できたときは本当に楽しいです。子どもっていいよなぁって思えます。
です(よね?)
モリーさんも「難産」頑張ってください。苦しんで生まれた子ほどカワイイ…
投稿: harry | 2011年10月22日 (土) 06:20
「時間のコレクション」興味深い本です。
旅先で、蝉の羽化に出会い最後まで見たいのに、移動しなくてはいけなかった・・・事を思い出しました。
是非見てみたいです。
アマガエルは・・・苦手なのでパスしたいですけど・・・
投稿: ぽんまま | 2011年10月23日 (日) 15:52
ぽんままさんへ
カエル、苦手なんですね。
私も苦手なものありますよ。
ズバリ、「鯉の口」です。
しかし、科学館の仕事の中に、鯉の餌やりというのがありまして、3,40㎝の鯉、約10匹くらいと毎日対面しないといけないんですよ。
私が近づくと、餌が来た~!とばかりに、口を開けて突進してくる鯉・鯉・鯉。
2,3ヶ月は死ぬる思いでした。
しかし、慣れというのは恐ろしいもので、今では、開ける口めがけて餌を投げ入れる私です。
だから、ぽんままさんもきっと克服できまっせ。って何のこっちゃ。
投稿: harry | 2011年10月26日 (水) 16:13
今日は よろしくお願いしますね^^すごいですね^^
投稿: ルイヴィトン 店舗 | 2012年10月22日 (月) 22:14