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2013年12月

「第3回 えほんdeかがく」~かぜとあそぼう!~

科学絵本のよみきかせ&科学あそび

「えほんdeかがく」を11/3に行いました。

今年度3回目のテーマは「かぜとあそぼう!」

今回、読み聞かせに使用した絵本は、

マリー・ホール・エッツの『ジルベルトとかぜ』 。

Jiruberuto

ご存じの方もいらしゃると思いますが、

この絵本、砂色を基調にしていて、シンプル。

言いかえれば、ものすご~く地味な本です。

絵だけ見ると、「今の子どもに受け入れられないかも?」と思うかもね。

私も、ちょっと不安だったため、

読み聞かせの最中に、子どもたちに問いかけを混ぜて、興味が薄れないようにしました。

風で傘が吹き飛ばされそうな場面では、

「みんなは、傘がオチョコになったことある?」とかね。

読み聞かせの後の科学あそび は次の3つ。

①風で敵をたおそう!

  ペットボトルで作った空気砲を使って的当てをする。

②風でブーチャンにキスさせよう!

 スチロール球を二つぶら下げて、手をつかわないで球をくっつける。

 (球にはブタさんの顔のイラスト)

③風でかざぐるまを回そう(工作)

 ケント紙を丸く切って切り込みを入れ、吹きごまを作る。

70名以上の親子が参加してくれました。

会場がそんなに広くないため、ごちゃごちゃとなってしまうのが難点。

どうすればいいか…模索中です。

今年度ラストの「えほんdeかがく」は2/2(日)

テーマは「でんきのふしぎ」です。

静電気を起こして、パチッ!ってやったり、

豆電球がつく回路さがしをしたり、

下敷きをこすって、髪の毛をたてたり(「ガオー!ライオンになろう!」)するよ。

ただ…問題が1つ。

電気をテーマにした絵本があまり見あたらないんです。

福音館の「てのひらおんどけい」みたいな感じの本が

もっともっと増えればいいのに!

私に絵の才能があれば、自分で描いて、それを使ったのになぁ。

でんきの本。

めちゃめちゃ探し回って、なんとか1冊見つけました。

何の本かは、次の更新まで、待っててね!

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『よみきかせで始まるシアワセな時間』

『よみきかせで始まるシアワセな時間』

ここ何年か、このタイトルで講演させていただいています。

 ※子育て支援センター(対象:0歳~3歳児+保護者)

 ※幼稚園・保育園での家庭教育学級、保護者会

 ※幼稚園・保育園の教職員研修

約1時間のお話です。

今回はその核となる部分をちょっと紹介しますね。

①よみきかせの目的

  ・親子で幸せな時間を過ごすために。
        (子どもが全身で甘えてくるのは8歳まで)

  ・子どもの個性を発見するために。
        (自分の子どもだからって好みが同じとは限らない)

②絵本の読み方

  ・好きな本を好きなだけ。

  ・次々とページをめくるのは、その先に何があるのか知りたいという好奇心があるから。(ほめるべきこと)

  ・「もう1回」は「ママ、読むの上手だからとっても楽しい。もう1回楽しい気分になりたい」という意味。(喜ぶべきこと)

③絵本の選び方。

 

   ・レベル1・・・子どもが好きな事柄

   ・レベル2・・・季節・行事について

   ・レベル3…伝えにくいこと(死・障がい・戦争・介護など)

こんなようなことを、実演やブックトークを交えつつお話をします。

2002年からこういう活動をしてきました。

最近感じることは、

保護者の年齢と自分の年齢の差がどんどん大きくなっているってこと。

今では、ヘタをしたら、自分の半分の年齢の保護者がいるよ(笑)

「また、あの人、同じ内容の話をしてる」と言われないよう、

古くさい話にならないよう、

データはいつも新しい物を用意して、

精進していかなければならないと思います。

こんな私でも飽きずに講演に招いてくださる関係者の皆さんに、感謝です。

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