「第3回 えほんdeかがく」~かぜとあそぼう!~
科学絵本のよみきかせ&科学あそび
「えほんdeかがく」を11/3に行いました。
今年度3回目のテーマは「かぜとあそぼう!」
今回、読み聞かせに使用した絵本は、
マリー・ホール・エッツの『ジルベルトとかぜ』 。
ご存じの方もいらしゃると思いますが、
この絵本、砂色を基調にしていて、シンプル。
言いかえれば、ものすご~く地味な本です。
絵だけ見ると、「今の子どもに受け入れられないかも?」と思うかもね。
私も、ちょっと不安だったため、
読み聞かせの最中に、子どもたちに問いかけを混ぜて、興味が薄れないようにしました。
風で傘が吹き飛ばされそうな場面では、
「みんなは、傘がオチョコになったことある?」とかね。
読み聞かせの後の科学あそび は次の3つ。
①風で敵をたおそう!
ペットボトルで作った空気砲を使って的当てをする。
②風でブーチャンにキスさせよう!
スチロール球を二つぶら下げて、手をつかわないで球をくっつける。
(球にはブタさんの顔のイラスト)
③風でかざぐるまを回そう(工作)
ケント紙を丸く切って切り込みを入れ、吹きごまを作る。
70名以上の親子が参加してくれました。
会場がそんなに広くないため、ごちゃごちゃとなってしまうのが難点。
どうすればいいか…模索中です。
今年度ラストの「えほんdeかがく」は2/2(日)
テーマは「でんきのふしぎ」です。
静電気を起こして、パチッ!ってやったり、
豆電球がつく回路さがしをしたり、
下敷きをこすって、髪の毛をたてたり(「ガオー!ライオンになろう!」)するよ。
ただ…問題が1つ。
電気をテーマにした絵本があまり見あたらないんです。
福音館の「てのひらおんどけい」みたいな感じの本が
もっともっと増えればいいのに!
私に絵の才能があれば、自分で描いて、それを使ったのになぁ。
でんきの本。
めちゃめちゃ探し回って、なんとか1冊見つけました。
何の本かは、次の更新まで、待っててね!
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コメント
harryさん
ジルベルトとかぜ
去年(2013年) 12月に私、2年生の教室で読みました。本、小さいから、ちょっと無理してやってしましました。ビックサイズが販売されるといいのにね。
投稿: クリクター | 2014年1月 6日 (月) 10:02
クリクターさん!
コメントありがとうございます(^^)/
2年生の反応、どうでした?
(児童は何人くらい?)
色が地味だし、ドキドキするわけでもない内容ですよね。でも魅力があるのは、身近な自然が題材だから??自分ではどうにもできない大きな力を感じることができるから?
どう思われます???
2月の「えほんdeかがく」は、「でんちゅう」(福音館書店)に決まりました。
電柱の地中化が盛んですが、まだまだ道路にはたくさんあります。電柱にはいろんなワザがかくれているんだなぁ~って、今更ながら教わった1冊です。ぜひ読んでみてください。
ただし、この本、ずーっと縦なんだよなぁ。
めくりづらいっす!
投稿: harry | 2014年1月 6日 (月) 18:21
harryさん、おっしゃるとおりで、地味な絵本なんでよね。だから、私たちみたいにおとなが子どもに届けてあげないと。なかなか、出会えない本ですよね。
それもharryさんみたいに、実験と一緒が一番ですよね。
2年生は30人程度でした。それで、実は大失敗。こじんまりと集まってもらえないままだったのでした。せっかくの絵が楽しんでもらえなかったんです。
「ジルベルト」にぴったりの語り調の訳を 子どもたちに楽しんでもらいましたけれど。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
電柱の本 見てみまーす。
投稿: クリクター | 2014年1月 9日 (木) 07:29