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2014年5月

科学絵本の読み聞かせ講座

「読みきかせから始まる 

    もっと! シアワセな時間」

    ~科学絵本っておもしろい!~

本日、

市内の地域子育て支援センターにて講演をしてきました。

0~3歳児+保護者=19組が参加(約40人)

いつもは、読み聞かせについて

① 目的 (親子でシアワセな時間を過ごすため)

② 読み方・楽しみ方

③ 選び方

④ 「もう1回」のナゾ(同じ本をなぜ何回も読むのか)

⑤ 読み聞かせで大切なこと

上記5点を中心に、お話&実演をしています。

毎回、何らかの新ネタを織り交ぜるようにしていますが、

(「また同じ話だ」と言われるのがイヤなので…)

今回は、

内容のほとんどを新ネタにし、大改訂しました!

科学絵本の読み方、楽しみ方を大紹介です。

レジュメからの抜粋をどうぞ!

『科学絵本の楽しみ方 

      ~小さい子ども向け編~』

① 読み聞かせビギナーこそ、科学絵本がぴったり! 

   → 文章少ない。棒読みでOK!

② この子が好きなものって…?!

   → 意外な本性がわかります。

    (親とは趣味が違ってあたりまえ)

③ ちゃんと読まなくていいんです

   → つまみ読み大歓迎…ってか

     図鑑をはじめからちゃんと読む人はレア

④ 現物があると効果倍増

   → 実生活で見つけたときのうれしさ 

⑤ 正しく、美しく、新しく!

   → 子どもはホンモノをちゃんと見抜く

      データは最新のものがいい

⑥ 実は、大人も相当楽しめます!

   →「へぇ~!」と思うことがかなりある

   (少ない言葉でわかりやすく説明してある)

⑦ 教えようとしない。上手に遊ぶことが大切

 →読み聞かせは親子で楽しむのが大前提

***********************

30冊くらい持参して、

とにかくドンドン紹介していきました。

特にウケたのが、

『へんしんするゆび』(かがくのとも:福音館書店)

『サファリ』(しかけ絵本:大日本絵画)

一昔まえの科学絵本は、説明文が多く、

絵もちょっと堅苦しい感じでした。

でも、今は、大きく進化しています。

今日きてくれたパパやママたちが

科学絵本に興味をもってくれると嬉しいなぁ

 

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角野栄子&富安陽子&たかどのほうこ 夢の競演!

5/5(日)

JBBY創立40周年記念の講演があり、参加してきました。

「子どもの本のこれから~未来への贈りもの」と題されたもので、

出演者は、

角野栄子氏

高楼方子氏

富安陽子氏

児童文学の大御所&スター作家2人のそろい踏みです。

なんと豪華なこと!

角野氏は、言わずとしれた「魔女の宅急便」の作者。

79歳とは思えないエネルギッシュなパワーに充ち満ちていました。

高楼氏は、ふんわりとしていながらも、

なかなかのガンコものぶりを発揮。

富安氏は、控えめながら、ユーモアにあふれ庶民的な感じ。

今回の講演は、最初の自己紹介からおもしろかったです。

お一人ずつ自己紹介をするのですが、

自分にまつわることを3つ挙げるのです。

正解は1つ。残りの2つはガセ!

富安陽子さんは、こんなことを言っていました。

①「私の先祖は、能面を作っていました。将軍家に献上したこともあります」

②「私の姪は、ハリウッドでメイクアップアーティストをやっています」

③「私の主人の先祖は、権現サマだという伝説があります」

正解は…

③だそうです。

だから、お話に竜とかでてくるのかなぁ。

講演のラストでは、

3人が5分ずつ使って、

一つの物語を即興で作り上げていく…という

なんとも豪華な試みを目の前で繰り広げてくれました。

じゃんけんの結果

「起」は、高楼さん

「承」を、角野さん

「結」が、富安さん

主人公は「上野の森のおばけ」

みなさん、さすが作家さんだけあって、

言葉が分かりやすくて、美しくて、びっくりでした。

聞いている私のアタマに、ちゃんとお話の光景が浮かんでくるんです。

お話のラストはちょっとグダグダになってしまった感じがありましたが、

それは富安さんが悪いというわけではありません(笑)

角野さんが講演終了前に、

「読み聞かせをしても、自分で本を読めるようになるわけではない。」

「読み聞かせから、自主読書への架け橋は、良質な幼年童話である」

そのとおりだと思いました。

読み聞かせに限界を感じていた私ですが、

次の目標が見えたような気がしました。

やっぱり、

勉強っていいよね。

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えほんdeかがく わゴムであそぼう!

科学絵本のよみきかせ&科学遊び

「えほんdeかがく」

平成26年度の第1回目

5/4に実施しました!!

今回のテーマは 「わゴムであそぼう!」です。

読み聞かせで使用したのは

「わゴムはどこまでのびるかしら?!」

(マイク・サーラー/ジェリー・ジョイナー/ほるぷ出版)

このイベントは30分間で

未就学児とその保護者を対象としています。

今回は、親子約80名が参加してくれました。

++++++++++++++++++++++++++

前半は、プロジェクターを使った読み聞かせタイム

「わゴムはどこまでのびるかしら?!」は、

文章がシンプルに1行ずつ。

ちいさな男の子が、わゴムをベッドの柵にひっかけて

それをひっぱりつつ、いろんなところへ出かけていくお話。

自転車→バス→電車→飛行機→船→ラクダ→ロケット→月に着陸して…

荒唐無稽でワクワクする流れです。

参加した子どもたちは、

「え~!うっそ~」とか

「すごいすごい!」とか

純粋に楽しんでくれたようでした。

++++++++++++++++++++++++++

後半は、輪ゴムをつかった科学遊びです。

今回も3つのミッションを用意しました。

<ミッション1>

『わゴム鉄砲で敵をやっつけよう!』

E先生お手製の木製ピストルで、的当てです。

Photo

<ミッション2>

『ゴムのはかりではかっちゃおう』

おもりを1つずつ入れて、ゴムの伸びを観察します

(おもりは電池で代用しました)

1

<ミッション3>

『パッチンおもちゃをつくろう!』

ケント紙と輪ゴムで、パッチンとはねるおもちゃを作ります。

2_3

(↑説明の一部分の画像です)

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