角野栄子&富安陽子&たかどのほうこ 夢の競演!
5/5(日)
JBBY創立40周年記念の講演があり、参加してきました。
「子どもの本のこれから~未来への贈りもの」と題されたもので、
出演者は、
角野栄子氏
高楼方子氏
富安陽子氏
児童文学の大御所&スター作家2人のそろい踏みです。
なんと豪華なこと!
角野氏は、言わずとしれた「魔女の宅急便」の作者。
79歳とは思えないエネルギッシュなパワーに充ち満ちていました。
高楼氏は、ふんわりとしていながらも、
なかなかのガンコものぶりを発揮。
富安氏は、控えめながら、ユーモアにあふれ庶民的な感じ。
今回の講演は、最初の自己紹介からおもしろかったです。
お一人ずつ自己紹介をするのですが、
自分にまつわることを3つ挙げるのです。
正解は1つ。残りの2つはガセ!
富安陽子さんは、こんなことを言っていました。
①「私の先祖は、能面を作っていました。将軍家に献上したこともあります」
②「私の姪は、ハリウッドでメイクアップアーティストをやっています」
③「私の主人の先祖は、権現サマだという伝説があります」
正解は…
③だそうです。
だから、お話に竜とかでてくるのかなぁ。
講演のラストでは、
3人が5分ずつ使って、
一つの物語を即興で作り上げていく…という
なんとも豪華な試みを目の前で繰り広げてくれました。
じゃんけんの結果
「起」は、高楼さん
「承」を、角野さん
「結」が、富安さん
主人公は「上野の森のおばけ」
みなさん、さすが作家さんだけあって、
言葉が分かりやすくて、美しくて、びっくりでした。
聞いている私のアタマに、ちゃんとお話の光景が浮かんでくるんです。
お話のラストはちょっとグダグダになってしまった感じがありましたが、
それは富安さんが悪いというわけではありません(笑)
角野さんが講演終了前に、
「読み聞かせをしても、自分で本を読めるようになるわけではない。」
「読み聞かせから、自主読書への架け橋は、良質な幼年童話である」
そのとおりだと思いました。
読み聞かせに限界を感じていた私ですが、
次の目標が見えたような気がしました。
やっぱり、
勉強っていいよね。
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コメント
こんにちは。
うらやましいの一言
TVでやってくれないかなあ。
投稿: クリクター | 2014年5月18日 (日) 09:53
私も行きました。
いい時間でしたね。
あの即席のお話、下準備全くなしかしら~。
さすが、さすがのプロの作家さんたちでしたね。
良質の幼年童話・・どれがそれかわかるまでこちらは学ばねばならないということだなーって感じました。
投稿: ayaya | 2014年5月18日 (日) 20:21
クリクターさん
お久しぶりです(^^)/
お元気でしたか?
仕事が変わってから
なかなか本業(?)の記事が書けず
ほったらかしていました (T_T)
忘れずにいてくれてありがとう
嬉しいです。
今回の講演会は、
日頃の自分の不勉強さを反省し
「活!」を入れるため、参加した次第です。
老眼のすすみ具合が加速中で
細かい文字がしんどいこの頃ですが、
幼年童話をたくさん読んで
読み聞かせから次のステージへの架け橋の
メッセンジャーになれたらな、と思います。
息子2人とも下宿となり、
時間もけっこうできましたので、
ゲームばっかりして遊んでいるのを
自重しなくては!!!(笑)
投稿: harry | 2014年5月18日 (日) 22:45
ayayaさま
おお!
どのへんに座っていらしたのでしょう?
私は、後ろから5~6列目くらいのところでした。
トイレの長蛇の列にいて、最初のJABBYの方のお話が聞けなかったです(笑)
あの3人がまともに連作を作ったら
どんなものになるかなぁ。
ちょっと古いですが、
松任谷由美+小田和正+財津和夫=「今だから」
このコラボ曲を思い出しちゃった。
http://www.youtube.com/watch?v=vEbrOp6Yv20
投稿: harry | 2014年5月18日 (日) 22:52