科学館の楽しい面々
科学館の事務所って、いわゆる普通の仕事場とはちょっと雰囲気が違うかも・・・。
①収穫したキュウリを放置していたら、腐ってウジがわいてしまいました。
普通なら、「ぎゃ!気持ち悪い」となるところですが、
ココでは、
「わー!サナギになってる~」
「孵化するの見よ~(いそいそと幼虫をビンに入れる係長)」
「サナギにトゲトゲがあるんだねぇ~」「あ、ホントだ!」
腐れ果てたキュウリを囲んで、数十分ワイワイです。
②自動ドアにくっついていたナナフシを腕に乗せて、「ナナコにお嫁さんがきたよ~」
(ナナコとは既に飼っているナナフシの名前)
「名前は何にする?」「ナナミでよくないですか?」「いいね、ナナミ!」
数日後、
「ナナミが、ナナミが、死んじゃったんですよ」「え~!!!ナナミぃ~」
③静かな事務所に突然響き渡る係長の叫び。
「あ~っ!タマゴ産んでる!」(ナナコが産卵)
その瞬間、一斉に立ち上がって係長デスクに集合する職員たち。
「ホントだ、ナナコぉ~」「丸いのがタマゴだよ」「細長いのはフンだね」
ナナフシを囲んで、数十分ワイワイの後は、何事もなくパソコンに戻ります。
④「クソっ!なんでできないんだ!」
実験室から嘆く声。汗とよだれまみれで必死になっている男性職員の姿が。
サイエンス・ショーの新ネタの練習風景です。
「ショー」なので、一発で成功しなくちゃ絵にならない部分も多々ありまして、
そのための特訓です。
(ちなみに、これはコアンダ効果の実証です)
と、言う感じで日々過ぎていきます。
子どもたちに科学のおもしろさを伝えるためにがんばっています。決して遊んでいるわけではありませんぜ(笑)
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