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科学館の楽しい面々

科学館の事務所って、いわゆる普通の仕事場とはちょっと雰囲気が違うかも・・・。

①収穫したキュウリを放置していたら、腐ってウジがわいてしまいました。

 普通なら、「ぎゃ!気持ち悪い」となるところですが、

 ココでは、

 「わー!サナギになってる~」

 「孵化するの見よ~(いそいそと幼虫をビンに入れる係長)」

 「サナギにトゲトゲがあるんだねぇ~」「あ、ホントだ!」

 腐れ果てたキュウリを囲んで、数十分ワイワイです。

②自動ドアにくっついていたナナフシを腕に乗せて、「ナナコにお嫁さんがきたよ~」

 (ナナコとは既に飼っているナナフシの名前)

 「名前は何にする?」「ナナミでよくないですか?」「いいね、ナナミ!」

 数日後、

 「ナナミが、ナナミが、死んじゃったんですよ」「え~!!!ナナミぃ~」

③静かな事務所に突然響き渡る係長の叫び。

 「あ~っ!タマゴ産んでる!」(ナナコが産卵)

 その瞬間、一斉に立ち上がって係長デスクに集合する職員たち。

 「ホントだ、ナナコぉ~」「丸いのがタマゴだよ」「細長いのはフンだね」

 ナナフシを囲んで、数十分ワイワイの後は、何事もなくパソコンに戻ります。

④「クソっ!なんでできないんだ!」

 実験室から嘆く声。汗とよだれまみれで必死になっている男性職員の姿が。

 サイエンス・ショーの新ネタの練習風景です。

 「ショー」なので、一発で成功しなくちゃ絵にならない部分も多々ありまして、

 そのための特訓です。

 (ちなみに、これはコアンダ効果の実証です)

と、言う感じで日々過ぎていきます。

子どもたちに科学のおもしろさを伝えるためにがんばっています。決して遊んでいるわけではありませんぜ(笑)

 

 

 

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科学館のお仕事」カテゴリの記事

コメント

harryさん

お元気ですか~?暑さにとろけてないですか?

コメント書くならこの記事しかない!!って思って書きました。
おんもしろいなーの一言です。そんなみなさんに出会えて子どもたちも、わくわくの夏休み体験ですね。

とはいえ、あんまり久々のコメント投稿でハンドルネームを思い出すに、3秒くらいかかってしまった私。やんなちゃうなーの一言です。

9月に学校が始まると、私の読み聞かせの活動開始です。その前に、充電ー!と、お邪魔しました。

きっといつかお邪魔しますからね

投稿: クリクター | 2015年8月23日 (日) 16:36

クリクターさん!

ヤッホー(^^)/
お元気そうで安心しました(*^_^*)
今年の夏はことさら暑かったですね。
我が町・館林の駅前にテレビクルーがいなかった時はほぼありません。
6日連続で38度越えをしたときは、マジで「死ぬ」と思いました(笑)

>暑さにとろけてないですか?

とろけるならまだよし。蒸発寸前・・・・・。


さて、いよいよ2学期です。
クリクターさんの初戦はどの学年ですか?
夏休みが終わり、ほんのちょっと成長(するんだか?)した子どもたちの栄養になるといいですね。
私も、初戦が9/11。担当は6年生です。何の本にしようかなぁ~。

そうそう!
今、科学館で盛り上がっている話題は「ウシガエルのオタマジャクシ捕獲作戦」です。
科学館の周りにちょっとした池があり、見たことのないくらいの数のオタマがいるんです。池の小魚を食い尽くすので捕獲したいのですが、なんせすばしこい!
地引き網作戦がいいのかな???
捕まえたら画像をアップしますね。きっとキモいと思います(笑)

絶対遊びに来てね!目印はアタマにヘビのぬいぐるみね。


投稿: harry | 2015年8月24日 (月) 09:37

harryさん

こんにちは。オタマは、ウシガエルになちゃった?

今、朝読終わってテンションが高いのですが、どーしても、大日本図書の「まほうのわ」って本のことお伝えしたくて。ご存じかも。教室でこどもたちと楽しむのに、これほどよくできた科学絵本はないデス。材料が紙などでお手軽にできるし、実際にやってみたい気持ちに必ずなる実験の本。どうやら古書も入手しにくい状況。よかったら、見てみてね。

うちのお嬢といつか必ず、ボアを首に巻き付けて行くから、待っててねーって、警備員さんに捕まるよね

投稿: クリクター | 2015年9月15日 (火) 09:40

クリクターさん(^^)/

朝読、お疲れ様でした~♪
そして「まほうのわ」の情報ありがとうございました。
知らなかったです。
ネットで調べてみると、科学あそびにうってつけの本ですね。そしてうちの近くの2つの図書館にもない(泣)
古書もなかなか無いみたい。わーんどうしよう。
がんばって探し出してみたいと思います!!

私の方は、6年生に「やさいのせなか」「4こうねんのぼく」を読みました。「4こうねんのぼく」はヤバイですよ~。まだお読みでなければ読んでみて。ヤバイですよ~。

そうそう、オタマは立派にウシガエルになり、めちゃめちゃたくさんピョンピョン跳ねています(苦笑)

投稿: harry | 2015年9月15日 (火) 19:19

harryさん
「まほうのわ」関心持ってくださってうれしい(^^)です。私は、昨年、アマゾンで古書をGET!、千葉市は蔵書があるので幸運です。
それから・・・「4こうねんのぼく」知ってます。私は未だ。6年生に、でしたか。関西弁の絵本ですよね。ハジメオモシロウテ、アトデカナシュウ・・・という、感じの。うん、ヤバイ感じの。が、きゅっとする感じの。相対性理論のドアをノックする感じの。・・・止まらなくなりました。科学絵本は、ジツニオモシロイ、ですよねぇ。

投稿: クリクター | 2015年9月16日 (水) 14:48

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