「中坊のリアル本2011」
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
学校用教材・児童書・教育書を出版されている文溪堂さんが
「中坊のリアル本2010」のことを、HPで紹介してくださっています。
http://www.bunkei.co.jp/kokokara/dokusyo/database.html
最後の方に出てくる「ムシウタ」の紹介文を書いた生徒に、このことを教えたところ、頬を真っ赤に染めて「嬉しいです」と小さな声で言いました。
こっちまで、ものすごーく嬉しくなっちゃいました。
「本」という媒体は、いっさいのバリアを軽々とはねのけて、人と人との距離をぐっと近づける。そんなツールだと、つくづく感じます。
| 固定リンク
| コメント (5)
| トラックバック (0)
「中坊のリアル本2010」をご予約された方には、12・28に発送いたしました。
年末で郵便事情が読めないのですが、年内に届くといいなぁと思っています。
届いた方々、よろしければ一言「届いた!」と書き込みを。
着いたかどうか心配なもんで。
会社関係の方は、会社の方へ送ってしまったので、年明けに会ってやってください。
そして、
「私、予約したのに来てないよ~ヽ( )`ε´( )ノ」 という方、
お知らせください。
よろしくお願いいたします。
今年もあと1日。
脚立に小指を挟んで流血中のharryでした\(;゚∇゚)/
| 固定リンク
| コメント (22)
| トラックバック (0)
ついに完成いたしました!
【現役中学生が同世代にすすめる本のガイドブック】
「中坊のリアル本2010~
私たち中学生が選ぶ魂の本!」
中学生のカバンの中にはどんな本が入っているの?
中学生ってどんな本がスキなの?
中学生ってどんな読み方をしているの?
教育関係者、出版関係者の方には、大いに役に立つこと間違いなし。
優等生の感想文集ではないところがミソ!
中学生のホントの読書の姿が見えてきます。
おおお!
今日の私はテンション高いでぇ~~~
B5版全60ページ
135冊/146紹介文
紹介文を書いた生徒は69人
イラストを描いた生徒は14人です。
予約されたみなさま。
年内には必ずお届けできますよ。待っててね。
そして、いつもの通り、率直な感想をよろしくね。
今日は肩の荷が下りて、スキップ気分のharryさんでした!
*****
完成までの一コマを、少し紹介させてください。
製本作業は一人ではとうていムリなので、ことある毎に「製本時はよろしくお願いします」と先生方に軽くお話をしていました。
製本当日には、朝の打ち合わせ時に教頭先生から「手の空いている先生は協力をよろしく」と言っていただきました。
この時期、通知票(通信簿)の作業がしめ切り直前で、先生方は机にかじりついているんです。1分でも惜しい。
なので、製本作業が始まって図書室に来てくれた先生は4人でした。
やっぱなぁ、みんな忙しいんだよなぁ…と思いました。
残っていた生徒も5,6人手伝ってくれました。
(図書委員さんに作業してもらえばいいのですが、外部に出すことを前提に作っているため、雑に作りたくなかったんです。)
40分ほど経って、ちょっと腰が痛くなってきた頃、仕事が一段落ついた先生方が、ぞくぞくと図書室に来てくださったのです。
とたんにスピードはアップ。順調に作業は終わるかのように思えたのですが…
製本がラストに近づいて、問題発生!
「あれ?【5ページ】の紙が、もうないですよ?」
ええ~???すべて205部ずつ刷っているはずなのに?!
つまり、同じページが複数くっついて、綴じているヤツが何部かあるってこと。
うぎゃ~~~!どれかわからん!
私が青ざめたとき、一人の先生がこともなげに
「1冊ずつめくって見直すか!」と言ってくださいました。
え?こんなめんどくさいことやんなくてもいいよ…と私は思ったのですが、
先生達は200部の冊子を、もくもくと1ページずつめくって点検を始めてくれました。
私はとてもビックリ&感謝の気持ちで、言葉も出ませんでした。
そのうちに
「あった~~!ホラこれ!」
と一人の先生が!
「オレもあった!」
どうしたことか、
ミス冊子が見つかったとたん、現場はなんとなく楽しい雰囲気になってきました。
「ないなぁ、オレ、当たり引きたいなぁ」
「やった!みーーっけ!」
「いいなぁ、オレんとこ無いよ~」
と言うわけで、なごやかムードで点検を終えることができました。
後かたづけもあっという間に済んでしまい、200部の製本作業は約1時間半で終了。(点検込み)
本当に感謝でした。
中でも、最期まで黙々と「電動ホッチキス係」を担当してくれたU先生。ありがとうございました。
***
と言うわけで、
「リアル本2010」は、生徒の愛だけではなく、T中の先生方の愛もてんこ盛りに入っているんです。
| 固定リンク
| コメント (15)
| トラックバック (0)
<中坊のリアル本2010 制作状況>
校正も終わり、ただ今レイアウトの最中です。
表紙画像の掲載許可も取り付け中。
今年度版はどれくらい印刷しようか迷っていました。印刷用紙の問題があるからです。
なんと、64ページ(表紙、裏表紙を含む)になってしまうため、紙が大量に必要となるんです。
おそるおそる校長先生と事務長さんに相談しました。
私:「あの~、リアル本なんですけど、今年は何部刷りましょうか」
校長先生:「好きなだけ刷っていいよ」
私:「実は、62ページになっちゃったんです。両面印刷しますから1冊あたり32枚の紙をつかってしまうんです。紙代かかります…」
校長先生:「いいよ、廃品回収のお金があるからアレ使えば。ね?Kさん?」
事務長さん(Kさん):「そうですね。(私に)どれくらい使いたい?」
私:「…200部ほど刷ってイイですかね?6000枚」
事務長さん:「いいよ。いいよ。」
校長先生:「表紙にはちょっとイイ紙使えば?カラーなんでしょ?」
私:「いいんですかっ!?うわ~、生徒が喜びます」
公務のFさん:「どれくらいの厚さがいい?文房具屋さんに注文してあげるよ。失敗したら困るからちょっと多めにね。」
私:「ああああ、ありがとうFさん!」
なんと。
今年はみんな優しい
製本作業は先生たちが総出で手伝ってくれるそうです。
忘年会はお酒注ぎまくり、野球拳もいとわない…それくらいのお返しをしなくては。
| 固定リンク
| コメント (10)
| トラックバック (0)
<中坊のリアル本2010 制作状況>
原稿も集まり、いよいよパソコンで打ち込みを始めました。きれいな字のものはいいけど、解読不能なものもあるし、「てにをは」が狂っているのもある。主語がないのも。けっこう苦戦しております
そんな作業をしていくなか、あ~あとガッカリしてしまうものが何件が出てきました。
ネット丸写し。文庫本なら裏表紙のあらすじ丸写し。
おいおい。
下手くそでいいから、自分の言葉で書いてって念をおしたのに。
丸写しはバレルよって、いつも言っているのに。
せっかく応募してくれても、こういうのはバッサリ伐ることにしました。
残念。
| 固定リンク
| コメント (3)
| トラックバック (0)
『中坊のリアル本2010~私たち中学生が選ぶ魂の本!』
10/1より紹介文の募集をかけ、11/15に締め切りました。約1ヶ月半。
2010年度版の原稿数は…
164 紹介文でした。
同じ本を違う生徒が書いているのもあるので、取り上げた作品数は147冊です。
内訳は以下のとおり
・日本の文学 43(41冊)
・古典文学 3( 3冊)
・外国の文学 8( 8冊)
・ノンフィクション 19(15冊)
・ノベライズ 22(17冊)
・ライトノベル 40(36冊)
・ケータイ小説 15(14冊)
・その他(実用書など)14(13冊)
ライトノベルは、昨年度版以上にハイレベルな紹介文が満載です。
プロか?と思えるほど饒舌!
特に去年参加した生徒の文章が格段に上手になっていて、「うわ~!成長した!」と感じられました。
3年生のKくんは、大学ノートに細かい字でびっしり10作品分書いてきました。2009年度版と同じ本を書いたものもあるのですが、比較してみるととてもおもしろいです。
さぁこれから、①入力、②レイアウト、③出版社に表紙画像使用許可(著作権)を取る、④印刷、⑤製本、という作業が待っています。
発行目標は12/20
ご覧になりたい方は、ご予約を。(クリスマスケーキみたいやね)
| 固定リンク
| コメント (10)
| トラックバック (0)
10月初旬より原稿募集を始めた『中坊のリアル本2010』
当初のしめ切りは11/1でしたが、11/15まで延長しました。
10月末頃になって、原稿が加速的に増えてきたので、その勢いを折るのが惜しかったためです。
生徒の志気を盛り上げるのにとった方法は、
「これまでどんな作品が応募されてきたのかをリストにして掲示すること」でした。
作品名とジャンル、応募者のクラス名の3つを公開しました。(毎日更新して張り替えました)
生徒は、
「うわ、ケータイ小説でも応募できるんだ!」
「私、この本読んだことある!私も書こうっかな~」
「え~!?ウチのクラスから1人しか出してないじゃん!」
「あ!これ、オレが書いたやつだ!」
毎日、何人もの生徒がリストを眺めてワイワイやっています。そして、なぜか応募数も増えていきました。
11/5現在で、昨年度を上回る108作品の紹介文が寄せられました。しめ切りまであと10日。最終目標は120です。
表紙のラフもあがってきました。今年の表紙は、アニメ専門誌の表紙っぽいです。萌え~。
こちらに来て頂いて、リアル本に興味をもたれたみなさん。「リアル本2010」はかなりおもしろいです。ご期待ください
| 固定リンク
| コメント (8)
| トラックバック (0)
朝日新聞主催の「どくしょ甲子園」
ご存じですか?
高校生がグループを作り、1冊の本を読み合って(読書会)、その本についての感想などをA3のボードに表現するという取り組みです。
詳しくはコチラ
http://www.asahi.com/shimbun/dokusho/koshien/
全国から215作品の応募があったそうです。
実は、
私は1次審査員としてこの取り組みに参加し、22作品を審査しました。(1次審査員は全部で10名)
そして、なんと!
私の担当した作品の中から、
最優秀賞と優秀賞
が出たのです!
”これは取るかもしれない”…という予感はありました。
*****
昨日、朝日新聞東京本社にて表彰式があり、私も出席しました。
本審査員である、池上彰さん、あさのあつこさん、女優の杏さんも出席され、受賞した生徒さん達との楽しいセッショントークで盛り上がりました。
石田衣良さんも本審査員だったのですが、朝方まで原稿を書いていて忙しかった…ということで欠席。(仮眠しすぎて間に合わなかった…という話も)
*****
池上彰さんはさすがに話がウマイ!
誰が聞いても、1回で理解できるような簡潔さ、わかりやすさでした。
あさのさんは、とても庶民的な感じ。
杏さんは、さすがモデルさんだけあって、登場したとたん壇上がパッ!
と華やぎました。発言も積極的で、頭の回転のいい人だなという印象を受けました。何よりスタイルがヤバイ!会場にいた全員が
見とれちゃっていました。
この時の様子は、今月末の朝日新聞(日曜日)に載りますので、詳細を知りたい方はそちらをぜひご覧ください。
*****
読書のイベントなので、「リアル本」を宣伝するチャンス!…ということで、
無鉄砲なワタシは、
池上さんにぜひとも「リアル本2009」を読んでいただきたくて、渡すチャンスをずーっとねらっていました。harry得意の”出しゃばり根性”全開です。
しかし、どうもムリっぽい雰囲気なんですね。せっかくそこにいらっしゃるのに…。
セッショントークの間中、どうすれば渡せるかと色々考えていました。そして浮かんだアイデアが…
「本人がダメなら、主催者の一番エライ人にアタックじゃ!」
朝日新聞の方に、挨拶がてらお願いをしてみたのです。
読書推進部長さんと、お客様本部長・Mさんのお二人に突撃。
私:「始めまして。わたくし、1次審査員をやらせていただいたものです。」
Mさん:「まあ!それはそれは。大変お世話になりました。」
私:「わたくしが担当した中から、最優秀と優秀賞が出たので嬉しくて、表彰式に参加させて頂きました。」
読書推進部長:「ああ、I高校のですね。あれはすばらしかったですよね。」
私:「実は、わたしくは中学校の学校司書をやっておりまして、うちの子ども達がこういう冊子を作りました。よろしければどうぞご覧ください。」
Mさん:「そうですか。ありがとうございます。いただきます。」
私:「池上先生にもお渡ししたいのですが、どうすれば…?」
Mさん:「ああ、大丈夫だと思いますよ。渡して差しあげましょう。」
私:「え!ホントですか!では、あさの先生と杏さんにもよろしいでしょうか!?」
Mさん:「ええ、いいですよ。」
というわけで!
「中坊のリアル本2009」は、池上さんの手元に届いた…はずです。
(群馬の片田舎の、公立中学校の図書館の活動を、池上さんはどう思われるでしょうか。)
また、朝日新聞社の読書推進部へ「リアル本」を渡せたことは、私としては”ひょうたんからコマ”的な快挙!です。
何事もアタックしてみるものですね。
(写真・撮影は厳禁だったので、2ショットは夢と消えましたけどね。)
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (0)
<【中坊のリアル本2010】情報>
10/14現在で集まってきた原稿は、47作品。
内訳はというと…
・外国の小説 6
・日本の小説 7
・ノベライズ 10
・ノンフィクション 8
・ライトノベル 12
・ケータイ小説 2
・その他 2
こんな感じです。
やはりラノベが強いですね。イマドキ丸出しです。
昨日、やっとYAらしい作品がやってきました
アレックス・シアラーの「チョコレート・アンダーグラウンド」です。
正直、ホッとしました
目標100作品。あと53。
あまりにもへたくそな文章はダメ出しをして、書き直すようにお願いしているのですが、
生徒達はめげずに何度もトライしてきます。
今年はがんばりやさんが多い感じがしますね。(っていうか、景品目当てが多いのだけど)
生徒らが自分の頭の中の「読書ストック」から絞り出してくる様子は、見ていてとてもほほえましいです。
私の目の前でスラスラと紹介文を書き上げた男子。
不安に思ったので、「大丈夫?ちゃんと書ける?」と尋ねてしまいました。
彼はね、
「大丈夫だよ。だってこの本、何回も何回も読み直しているんだもん」と、
余裕の笑みで答えてくれました。
なんだかとっても頼もしく感じましたよ。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
読書離れ?
そりゃ違うね。むしろ「大人が」読書離れ。
本が売れない?
新刊本の出し過ぎ。そして、返品されると採算が取れないからって、初版の部数を減らしすぎ。
電子書籍端末の時代を憂う方も多いけれど、私は賛成です。
なぜなら、
1)これまで読まなかった層に確実に切り込めるから。
2)絶版や貴重な本の復刻が可能になるから。
このへんについては、のちほど記事にしたいと思っています。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント