図書室の恋バナ

カップル誕生

久々の【図書室の恋バナ】で~す

数日前の放課後の話。

うつむきがちに、でも頬が上気しているTチャンに、Oチャンがしきりに問うています。

Oチャン:「リア充な気分はどう?ね?ね?」

Tチャン:「…うん… いいよ

なんのこっちゃ????そこで聞いてみました。

私:「何?だれがリア充?」

Oチャン:「今ね~、カップル誕生だったんだよぉ」

私:「え~??誰が?Tチャンかい?」

Oチャン:「そうそう!ねえTチャン、先生に言っちゃいなよ~」

       

どんな告白シーンだったかを聞かせてもらいました。

Tちゃん:「(チョコを差し出しながら…)これ、友チョコとして受け取ってもらえますか?それとも、本命チョコとして受け取ってもらえますか?」

Sくん:「では、本命チョコとしていただきます…」

おおおおお~~~~~

こっちまで胸キュンでございました!

なかなかオシャレな会話じゃないですか。

私、小説書こうかな。「ハリー先生の図書室で恋バナ」

売れるかも

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まるでマンガの一コマ…びっくり顔編

<中学図書室ドタバタ日記

3年の女子たちの一コマを紹介します。

              

放課後の図書室は、昼休みとうってかわって、とてものんびりしたムードです。

時間がゆるゆる流れている感じ。

(オルゴールのBGMでも流そうかな)

① 部活に行く前に、ちょっと気持ちを休ませたい(気合いをためる?)生徒、

② 忘れた宿題を仕上げる生徒、

③ 検定試験(漢検/英検など)の勉強をする生徒、

④ 保護者の迎えを待つ生徒、

⑤ 家に帰りたくなくて、なんとなく居座る生徒

などなど。

平均して、6,7人の生徒がいつもいます。

    *****

昨日は、③と⑤の女子がおしゃべりしていました。

私も雑務を片づけながら参戦。

この二人、クラスが違うのであまり話したことはないようでした。

授業の愚痴、修学旅行の話などひとしきり済んだ後のこと。

Aさん:「それでさぁ、カレシがさぁ…」

Bさん: 「…えっ???」

Bさん、見事なビックリ顔

どうやら彼女は、Aさんにカレシがいることを全く知らなかったようです。

目を見開き、口は「え?」のまんま。

5秒は止まってました。

Bさん:「え?え?できたん?カレシ?」

私:「あら、知らなかった?(Aさんの方を見て)いるんだよねぇ~」

Aさん:「うふふ(照れ笑い)」

B:「ダレ?いつから?え~~~~っ!」(完全にパニくってる

      *****

その後、しばらく雑談は続きましたが、

Bさんは時折

「Aにカレがいるんだぁ~。ああ…」

しかも何度も、つぶやいていました。

あのときのビックリ顔、忘れられません。

マンガの一コマだね、ホント。

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秘めた想い…黒板に書かれたメッセージ

図書室には、移動式の黒板があります。

両面書けるモノですが、

置いてある場所の関係で、裏面はあまり利用しません。

金曜日。

掃除のついでにふと、裏面を見ると…

小さな字で、この1文が。

『届かないけど 好きです』

うわ~~~~~ 

おばさんは

あまりのいじらしさに

走り回りたくなりました  

中坊の胸キュンに遭遇すると

いつも走り回りたくなるharryです。

こういうドキドキ感って

集めて、結晶化して、売りに出せないかな。

秘薬・SEISHUN

1滴吸い込めば、アラフォーのあなたも、アラフィーのあなたも

たちまち30~40歳若返る。(気持ちだけ)

ところで、

誰が書いたのかなぁ。

相手は「高嶺の花」なのかぁ???

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図書室の恋バナ

<中学図書室ドタバタ日記

久しぶりの「恋バナ」を。

2年生のNちゃん。

本と音楽が大好きな子です。

Nちゃん:

  「あのねぇ、○○先輩にねぇ、本を買ってあげたんだぁ」

私:

  「誕生日かなんかで?」

Nちゃん:

  「うん。『○○』(本の名前)を買ってあげたん。」

私:

  「ああ、あの本かぁー。」

Nちゃん:

  「おこづかい、ほとんど使っちゃった。
   だから、自分の欲しいもの、ガマンしてるんだよ。」

            

自分のものをガマンして、好きなセンパイにプレゼントを…。

ううう。

イジラシイ  じゃありませんか。

本屋さんのレジで並ぶNちゃん。

買った本を大切に抱えて歩くNちゃん。

空っぽになった財布を見て、ちょっとため息をつくNちゃん。

「センパイが喜ぶんだから、ま、いっか!」と、上を向くNちゃん。

そんな彼女の姿を想像したら、

久々の胸キュンキュン気分になりました。

ええなぁ・・・・・

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恋バナ 番外編

<中学図書室 ドタバタ 日記>

以前こちらで紹介した「恋バナ・その1」の経過報告です

初々しい2人は、その後どうなったか。

ウフフ。

Aさん:「昨日、アイツと電話してね、27分もしゃべっちゃった…」

私:  「27分?」

Aさん:「そう。この前は25分だったの。2分も長く話したの…」

私:  「Aさんが電話をかけたの?かかってきたの?」

Aさん:「私が、”今日、電話してもいい?”って聞いたら、”夜8時にかけてきて”って。だからかけたの」

                       

おお~~!メールとかじゃないんだねぇ。古典的でいいねぇ

                       

Aさん:「あのね、アイツ、電話で話すと、学校とは違う感じするの…」

私: 「例えば?」

Aさん:「私、背が低いじゃん。だから”もう少し、大きくなりたいなぁ”って言ったの。そしたら、”オレは小さい方が好きだよ”って。そんなこと言うタイプには見えないじゃん。でも、けっこうそういうこと、いっぱい言うんだよぉ」

私:「…」 (うらやましさのあまり、卒倒寸前 

Aさん:「だから、電話で話している間、なんか、顔が真っ赤になっちゃってぇ…」

                       

ああ…。

おばさんは、30年前に戻りたいです。

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「潮干狩り」じゃなくて「シオリ狩り」

<中学図書室ドタバタ日記>

明日は、「しおり狩り」に出かけようかなと思ってます。

潮干狩り…じゃないよ!

漢字で書くと、「栞狩り」 

      

本屋さんのレジ周りには、いろんな出版社提供のしおりが置いてありますよね。

けっこうカワイイのもあるんですよ。

それをちょっと多めにいただいて、

パンチで穴を開け、100円ショップで買ってきたカラフルなヒモを取り付けます。

それを、ビンに入れて、

図書室の貸し出しカウンターの上に置いてるんです。

「ご自由にお取りください」と書いてね。

これがねぇ、なかなか好評なんですよ。

      

50本作っても、すぐに売り切れ。

「じゃらん」のネコの栞なんて、ホント、秒殺でした 

      

なので、明日は本屋さんをめぐって、「栞狩り」です。

あんまりドッサリもらうと申し訳ないので、

3~4つの本屋さんを巡ることになるでしょう。

      

掘り出し物に、巡り会いますように…

栞をめぐる「恋バナ」があるよ。

「続き」をクリック!

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恋バナ2 「告白を阻止せよ!」

<中学図書室ドタバタ日記>

3年生の女子の間では、どうやら「告白」が流行りのようです。

放課後によく図書室にくるAさん。

おしゃべりが大好きで、とっても元気な女子です。

そのAさん、なにやら様子が違います。

どことなく、照れてるというか、ニヤケてるというか。

Aさん 「どうしよっかなぁ~~~、どうしよっかなぁ~~」

私   「Aさん、何を迷ってるんだい?」

Aさん 「明日、コクろうと思うんだけどぉ…。どういうふうにコクるかなぁ…って」

私   「へぇ~~。ダレダレ? (コレばっかしだな、私) 」

Aさん 「(下を向いて真っ赤な顔で) T。小学生の時からず~っとスキだったんだぁ。」

その場には、たまたま卒業生が遊びにきていました。

卒   「やっぱ、手紙がいいんじゃない?」

Aさん 「先輩、いっしょに文章を考えてください」

卒   「いいよ」

Aさんと卒業生は、なにやら30分ほど相談をしていました。

いやぁ、青春だねぇ…と、私はほのぼのとした気持ちでした

一日の勤務が終わり、職員室に戻った私は、ほんのおしゃべりのつもりで、Aさんの担任の先生に、告白のことを話しました。

私  「H先生。Aさんが明日、Tくんに告白しますよぉ

H先生の表情が突然変わりました!

H先生 「それは×ですよ。×!!絶対止めなくちゃダメですよ!!」

私  「へ?

すると、それを聞いていたS先生も

S先生 「ダメダメ!今の時期はダメ!絶対ダメぇ~~~」

2人の先生が、胸の前で手をバッテンするのです

H先生: 

「ハリー先生、『告白の件は、連休明けに、もう1回相談しよう』という内容の手紙をAさん宛に書いてもらえないでしょうか?私は何も知らない顔で、それを明日の朝一番でAさんに渡します。」

私   「わ、わ、わかりましたっ」

==☆  ==☆  ==☆  ==☆  ==☆

翌日、H先生がやってきて、首尾よく阻止したとのこと。

ふぅ~~

なぜ、こういうことになったかというと…(続きをクリック)

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恋バナ3つを連続で。

<中学図書館ドタバタ日記>

今日から連続で、恋バナを3つ お話ししましょう。

まず第1話。

① Aさんの場合

Aさん:「せんせぇ、アタシね、コクったんだよぉ」

私  :「へぇ~!!なんてコクったの?」

Aさん:「スキです。つき合ってください…って。」

私  :「うんうん。そしたら何て?」

Aさん:「”いいよ”って」

私  :「よかったねぇ~~。で、ダレ?ダレ?」

Aさん:(うつむいて小さな声で)「○○くん」

Aさんの告白した相手の男子は、Aさんが図書当番の時、なぜかカウンターの中に入って、静かに読書をしていた子なんですよ。

カウンターの仕事が大忙しの時間、黙って手伝ってくれてたりして、良い子だと思っていました。

「先生。オレ、図書委員になればよかったなぁ。図書室楽しいし、当番もおもしろいから」

なんて、私を喜ばすようなセリフを言ってたっけ。

でも!!!!

彼の真意は、実は、Aさんにあったのでしょうね。

お互い憎からず思っていて、女子の方から、ついに告白。

うぎゃ~~~~~!!胸キュンやぁ~~~

とってもとってもサワヤカなカップル誕生です

<第1話 完>

次回は、 「告白を阻止せよ」です。

ある女子から「明日、告白するんだぁ」という話を聞いた私。

それとなく担任にそのことを話したら、「それはダメです!絶対に絶対に阻止しなければ!ハリー先生、協力を!」

一体これはどういうこと…???

お楽しみに。

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恋のやまいと視察団

<中学図書室 ドタバタ 日記>

給食も食べられないくらいの…

恋のやまい

中学図書室にいると、いろいろな事件に遭遇します。

今回の主人公は、2年生の男子。

Jくん 「センセー。上級生と下級生がつき合うのって、どう思います?」

私  「別におかしくないと思うけど?なんで?」

Jくん 「ぼく、3年の女子とつき合ってるんです」

ここまでは、なんてことないお話です。

でも、Jくんの様子が変なんです。

お昼休みにもなってないのに、図書室に1番乗りなんです。

まだ給食の時間のはず。

そして、なんだかソワソワとしています。

「給食は?」

「いや、食べてません」

「おなか減るやん!食べてきなよ」

「食べたくないんです。2日くらい食べてない」

「ええ~~~~っ????!!!!」

お昼休みになって、Kさんがやってきます。

Jくんは、カウンターの中(私の隣に座ってじーっとしてます)

Kさんは、カウンター越しになんやかんやと、私に話しかけにきます。

でも!!!

チラリチラリと2人の視線は、交差

うわ~~~~~~

おばさんのアドレナリンは大放出なのでした!

その話を知った2年生の先生団が、本日、こっそり視察に来ます。

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