中学図書室ドタバタ日記

図書館オリエンテーションで大合唱?!

久しぶりにT中を訪れました!

新1年生への図書館オリエンテーションの授業に参加するためです。

後任の図書の先生(S先生)が、まだ慣れていないということで、助っ人に行きました。

     

「あれぇ~~~???Harryせんせ~!なんでここにいるのぉ?」

たくさんの生徒に言われましたよ

嬉しくもあり、

“もうここの職員じゃないんだな…”って、ちょっぴりさみしさもあり。

*****

今年は1年生の生徒数が多く、なんと6クラス!

3日間にわたって、オリエンテーションを行いました。

内容は、昨年度とほぼ同じ。もちろん、著作権についての「小芝居」もやりましたよ。

昨年度の内容はコチラ

http://bookfile.air-nifty.com/harry/2010/04/post-71be.html#search_word

生徒のみんなはよーく聞いてくれました。授業の終わりには「この本、借りてもいいですか?」と貸出希望の生徒もたくさん!

図書室に親しみを持たせることができたようで、ホッとしました。

    

オリエンテーションの始まりに、

① 気持ちをリラックスさせるために
② 集中してもらうために

国語の先生に、一編のを読んでもらいました。

読み始めると、みるみる生徒の緊張が解けて、リラックスする様子が!

さて、なんの詩を読んでもらったと思いますか?

途中から、生徒たちは何も見ないで、一緒になってその詩を言い始めました。

そして、最後の1フレーズは、ほぼ全員が揃って大声で!

さて、なんの詩かわかりますか???

ふふふ…アレですよ、アレ

「遊ぼう」っていうと、「遊ぼう」っていう。

「ばか」っていうと、「ばか」っていう。

・・・(略)・・・

こだまでしょうか(←先生が問いかけて)

いいえ、誰でも (←生徒の大合唱!)

終わりに 「エーシー!」と付け加える子もいっぱい。

そう。金子みすずのアノ詩です。

クラスが一体となったところで、オリエンテーションの始まり

楽しい時間を過ごせて、感謝です。

S先生!あとはお任せしました!よろしくお願いします

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新装版で爆笑(^o^)

<中学図書室 ドタバタ日記

放課後は3年生の来室が多いT中図書室です

新しく届いた本を装備していたとき、常連のY君がやってきました。

Y君:「(嬉しそうに)お!この本知ってますよ!」 

実はこの本、1,2,3,4,5巻そして0巻があるんです。
私は中味を読んでいないため、0巻が1巻の前に来るのか、5巻の後ろに来るのかわかりませんでした。そこで彼に聞いてみたんです。

私:「へ~。じゃあ、この「O(ゼロ)巻」っていうのは、どういうこと?発行年が一番新しいんだけど」

Y君:「ああ!それはね、1巻のお色気なんですよ

その時、その場にいたみんなの顔が固まりました

私:「えっ?!それってエロが入ってるって事?」

Y君:「ち、ちがいますよっ!だから、ほら、花嫁さんが衣装変えたりするじゃないですか。ああいう感じで1巻をちょっと新しくしたバージョンってことですよ」

私:「もしかして…お色直し か?!」

Y君:「それそれ!

笑いすぎて死ぬかと思いました。

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図書館クイズ!

本日は「図書館クイズ」を実施。

問題に正解すると、貸し出しカードにシールを1つ。

シール3つためると、もれなく景品がもらえるという具合。

どんな景品かって?

・書店さんからいただいた付録
・手作りのしおり(ジャニーズとかAKBとか、アニメとかの切り抜きをラミネート加工したもの)
・無料サイトからダウンロードしたブックカバー
・自腹を切って用意した100円ショップの消しゴム(一袋にいっぱいはいっているようなもの)

などなど。

生徒らは、ポイント欲しさにどっさり参加してきます。本日の参加者はざっと60人。

本日の問題はこんなのです。

【問題1】今年のベストセラーのタイトルはどれ?

①「もし高校野球の女子マネージャーがマネジメントの「ドラッカー」を読んだら」
②「もし高校野球の女子マネージャーがドラえもんのマネをしたら」
③「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」

【問題2】惑星探査機「はやぶさ」が到着した小惑星は?

①カドカワ ②ハヤカワ ③イトカワ

【問題3】来春完成の東京スカイツリー。高さは?

①332m ②632m ③882m

なんと、どれも苦戦していました。

おいおい。もっと新聞とか読んでくれよ~。

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読書週間 第一日目

「NO おしゃべり day」の正式名称が決定しました!

「Silent Library Day」 です。

サイレント・ライブラリー・デー

う~ん

ま、いいか。

(生徒の声を大切にしよう)

使うBGMは、ペダルハープを使った癒し系POPSです。確実に眠くなります

いよいよ本日が実施日。

どうなることやら。

結果は明日アップする予定です。

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「NOおしゃべりDAY」を計画中

10/27~11/9は秋の読書週間です。

いつもはおとなしくしている学校組織の中で、

大手を振って、読書!読書!と叫ぶことのできるチャンスです。

逃すな、この時期!と気合いが入っているharryです。

で!

前からもくろんでいた作戦を、読書週間初日の10/27に決行することにしました。

「おしゃべり一切禁止の日」作戦です。

うちの図書室は昼休みに生徒がわんさかと来て、とてもにぎやか(ウルサイ!)です。
もちろん、本の貸し出しがメインですが、まんがを読みにくる生徒(スラムダンク・メジャー・ブラックジャック・六三四の剣など)も多い。

また、他のクラスの生徒と待ち合わせしてしゃべったり、カップルで1冊の本を読んだりと、なんだかサロンのようになってしまって、校内放送さえも聞こえない状態です。

本当に静かに過ごしたい生徒は放課後にやってきます。

ワタシ的には、学校内にこういうサロンがあるのもいいんじゃないか?本に囲まれている雰囲気だけでも感じてもらえればいいんじゃないか?と思っていました。

でも、1日くらい、本来の図書室の空気を味わうことも必要…と考え、思いついたのが「NOおしゃべりDAY(仮称)」だったのです。(図書委員にネーミングを頼んでいる最中です)

既に管理職、図書館担当の先生には、了解を取ってあります。(どの先生も、”へぇ~、おもしろいねぇ。やってやって!”と賛成してくれました。よかったぁ)

当日は、朝から担任を通して生徒へ告知。昼休みの放送でも告知。
図書室の入り口にはでっかい張り紙で、おしゃべりガキどもを異空間(ホントはいつもの雰囲気がヘンなんだけど)へご招待です。

図書室内は、静かなBGMを流し、いつもとは違うんだぞ!と猛アピールしようと考えています。

さあ、どうなるか。

静かな図書室ってなんか落ち着くなぁ、って思ってくれるといいのだけど。
そして1ヶ月に1日。2週間に1日。一週間に1日という具合に、「NOおしゃべりDAY」が定着していけばいいなあと思います。

実験結果はまたご報告したいと思います。(ちょっとコワイ
勝算は5分という予想です。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

【中坊のリアル本2010情報】

『リアル本2010』の原稿集まり具合ですが、いまのところ64紹介文が集まっています。

1年生…25 /2年生 …21 /3年生 …18 (計64作品)

男子…10人/女子27人 (計37人)

う~ん。まだまだ足りないです。「土日に書くね」と原稿用紙を持っていった生徒がけっこういるし、常連たちにも声かけしたので、あと15くらいは増えるのではないかな。でも足りないな。

そうそう、梨木香歩(「西魔女」)が来ました。まともな作品が来てやや安堵です。

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46歳と9歳の違い…中学生の場合

<中学図書室ドタバタ日記

T中は昨日、持久走大会でした

生徒には、いろんな賞が贈られますが、その中で「ラッキー賞」というのがあるんです。

先生方が”順位を指定して”、500円程度の商品を贈る…というもの。

たいていは自分の好きなナンバーを使います。

私は、自分の年齢にあやかって、

「3年女子 46位」に指定。

プレゼントは500円の図書カード(当然!)です。

     ・‥…━━━☆・‥…━━━☆

大会が終わり、廊下で3年女子が次々と声をかけてきました。

生徒:「ねぇ、先生の商品ってさ、本でしょ~?」

私:「惜しい。図書カードだよ」

生徒:「あ~~っ。欲しかったなぁ」

     ・‥…━━━☆・‥…━━━☆

そんな中、こういう会話が。

生徒1:「なんで46位にしたの~?9位にしてほしかったぁ」

私:「私のトシにしたんだもん」

生徒1:「9歳でいいじゃん!!」

私:「いや~、それは小さすぎる」

生徒2:「9歳って、小3じゃん」

私:「いいね。その頃に戻りたいね」

生徒2:「てか、戻っちゃうとさ、またテストとか受験とか、もっかいやり直すんだよ。先生、イヤじゃない?」

私:「それは、やだよ~~~~!」

生徒1:「だよね。あ~あ、早く大人になりたいなぁ」

生徒2:「ウチは、大学生くらいになりたい」

    **

3年生。

心の中には、「受験」の2文字が大きくのしかかっているようです。

みんなガンバレ!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆

さて。

いよいよ「中坊のリアル本2010」の作成が始まります。

表紙のイラストの書き手はもう決定しました!(N倉さんです。)

10/1号の図書便りにて、応募スタートです。

かなりドキドキです。

みなさんのエールが私の力となります

応援、どうぞよろしくお願いいたします。

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『二十四の瞳』で爆笑!

<中学図書室ドタバタ日記

『文芸まんがシリーズ新装版(全15巻)』(ぎょうせい)を、図書室に入れました。原作に非常に忠実で、読み応えバツグンです。(絵が今イチなんだけどね)

T中図書室では、『まんがで読破』シリーズ(イーストプレス)を、ほぼ全巻揃えています。しかし、このシリーズでは日本の名作がやや少ないため、今回、”ぎょうせい”のを入れた次第です。

どんなラインナップかというと…

  ■坊っちゃん(夏目漱石)
  ■三四郎(夏目漱石)
  ■山椒大夫・高瀬舟(森鴎外)
  ■たけくらべ(樋口一葉)
  ■怪談(小泉八雲)
  ■高野聖(泉鏡花)
  ■杜子春・羅生門(芥川龍之介)
  ■地獄変・奉教人の死(芥川龍之介)
  ■銀河鉄道の夜(宮沢賢治)
  ■恩讐の彼方に(菊池寛)
  ■友情(武者小路実篤)
  ■山月記・李陵(中島敦)
  ■走れメロス・富嶽百景(太宰治)
  ■伊豆の踊り子(川端康成)
  ■二十四の瞳(壺井栄)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

新着図書コーナーに、この15冊をドドンと並べてみました。そこでの一コマ。

筋肉自慢のHくんと私との会話。

Hくん:「おお~、名作がいっぱい」

私:「知ってるの、ある?」

Hくん:「『二十四の瞳』」

私:「へえ、知ってるんだ!」

くん:「どんな話かっていうと、ある学校の生徒が、全部”瞳”って名前でね。」

私:「へっ?????」

Hくん:「出席簿を見ると、ヒトミ・ヒトミ・ヒトミ…ってクラス24人全部「ヒトミ」…なわけよ。」

私:「…それで『二十四の瞳』なんだ」

Hくん:「そ!」

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この発想力。

天才だと思わない?

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「図書館クイズ」第3弾!

T中図書室では、不定期に「図書館クイズ」を実施しています。

クイズに正解すると、貸し出しカードにシールが一つ貼られます。

シール3つで景品プレゼント!

クイズの実施日の2日前から、図書室前にポスターで告知。

当日は、校内放送を使ってアナウンスします。

毎回、大勢の生徒が参加してくれます。

ちなみに、昨日行った「第3回」は、全校生徒の5分の1、約80人の参加でした。

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今回の問題は、今はやりの『なぞかけ』です。

① 学校とかけまして、お金とときます。
  そのこころは…?どちらも○○○があります。

② 図書館とかけまして、モンスター・ハンター(モンハン)とときます。
  そのこころは…?どちらも○○がメインです。

どちらか1つ選んで答えればOK。

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みんな悩んでいましたよ。

こういうの得意な人と、そうじゃない人がいるみたいですね。(私はダメな方かも…)

「あ!わかった!」と叫ぶ生徒や、「ヒントちょうだい、ねーねー」と他力本願な生徒。回答が聞こえてこないかひたすら図書室内をぐるぐる巡回する生徒、黙り込んで考え込む生徒…。

顔を見ていると、おもしろいのなんのって。

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景品は、
手作りのしおり(ラミネート加工しているので立派)や、
ネットからダウンロードした「文庫本カバー」(これは無料だけどとても素敵です)
Jアドの親友T垣さんからいただいた書店の販促品などなど。

特別に買った物はほとんどありません。

さて、みなさん。

謎ときの答え、わかったかな?

正解は、コメント欄をクリック!

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やっぱり名曲?

<中学図書室ドタバタ日記

T中は29日(月)が始業式。今日は授業も始まり、いつもの昼休みが戻ってきました。

そこでの会話を。

3年生のOさんがKさんにプレゼントを渡しています。

私:「あれ?Kさん誕生日なの?」

Kさん:「ええ、そうです。」

私:「そっか~。15歳になったのね。」

Oさん:「そうなんすよ。もうすぐコイツ、盗んだバイクで走り出しますよ」

私:「え?」

イマドキの中学生も、尾崎豊を知っているのね。

やっぱり「名曲」?

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名前で爆笑!

図書室の常連、3年生のKちゃんとM君の会話。

Kちゃん:「センセ、ウチの名前ね、Kじゃなくって
      
”かれん”って名前になってたかもしれないんだよ」

M君:「かれんって、うちのの名前と一緒だ!

Kちゃん:「(一瞬、固まって…)M君、ひど~い!

私:「くっくっくっ…

            *********

そうそう、思い出した!

私が幼稚園の時のことです。

近所のおばさんにこういったそうです。(自分では覚えていない。母から聞いた話)

私:「おばちゃんのスカート、いい柄やねぇ」(大阪弁)

おばさん:「そ~お ありがとう」

私:「うちの座布団と同じ柄や」

おばさん:「まあ!…いややわぁ~

みなさま。

当時の私には、悪気は一切ございませんでした。

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