書籍・雑誌

修学旅行のガイドブック

<中学図書室ドタバタ日記>

3年生の修学旅行が6月上旬に予定されています。

この時期、部屋割りや班長決めなどが始まり、

ワイワイガヤガヤの3年生です。

旅行の行き先は…古典的な「京都・奈良」 

自由行動のプランには、旅行ガイドが必須ですよね。

T中図書室には、ガイドブックが数種類×1クラス分(40冊くらい)ずつあるのですが…

どれもこれも古い!

「るるぶ」なんて、10年も前のだぜぇ 

なので、雑誌だけは最新のものを用意することにしました。

とりあえず、中学生が使いやすそうな(「大人の京都」とかは除外だよ)ガイドブックを種類を変えて3冊注文。それを修学旅行担当の先生に見てもらい、一番良さそうなのを40冊買うことに。

本屋さんも気を利かしてくれて、「伝票はかきませんよ。1冊決まったら、あとの2冊は返品してくださってけっこうです」…だって!

ありがたい。ありがたい。

あ~あ。私も行きたいな、京都・奈良。

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「この本読んで!春号」 出ます。

JPICが発行している読み聞かせ季刊誌「この本読んで!」

春号が出来上がりました。

私の書いたものも、無事に活字に。

「おはなし会プログラム」の「中高生向け」のところです。

もし、お手に取る機会がありましたら、読んでいただけると幸いです。

                  *********

「夏号」の原稿依頼がもう来ています。

この間、春号を書いたと思ったら…。

今度はどんなテーマにしようかなぁ。夏だからなぁ。

「ひと夏の経験」か…?

♪あ~な~たに、お~んなの子のいちばん、大切なぁ~~~♪

キョービの子なら、何をあげるのかな。

「ケータイのアドレス」かね???

そんなんじゃアマイかね??

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2007年 私の中のNO.1!「ミーナの行進」

2007年も本日1日となりました。

お雑煮のダシも取り、おせちもお重箱につめました。
玄関には花を。
あとは、年越しそばの海老天を揚げるのみです。

今年は、しょーばい柄、たくさんの本を読みました。
その中で、今年のナンバーワンを紹介します。

「ミーナの行進」(小川 洋子:著/寺田 順三:挿絵 / 中央公論新社

「博士の愛した数式」の小川さんです。

私は本を読むのが速いのですが、この本には時間がかかりました。
1週間。
ページがなかなかすすまない。

一文一文が美しいので、取りこぼしたくなくて、ゆっくりゆっくり読んだせいでしょう。

13歳の朋子が1年間だけ、いとこの家にやっかいになります。
その従姉妹の名前がミーナ。喘息もちの美少女。マッチ箱を集めるのが趣味。
ドイツ人の祖母、超ハンサムな父、誤植探しが趣味な母、お手伝いさんの米田さん、小林さん、スイスに留学中の超イケメンの兄。
そして、このお話の陰の主役(?)、コビトカバの「ポチ子」。(カバがペットなんてすごいでしょ)
朋子の目から見たミーナ一家の1年間が描かれています。

キョンキョンこと、小泉今日子さんがこの本について讀賣にレビューを書いていましたが、そのレビューのラストに

<私は今、読者ということを忘れて、その物語の隅っこに確かに存在していたような錯覚に戸惑っている。>

とあります。

このとおりだと、私も感じました。

「朋子になりきってしまった」のではなく、自分が小さな姿となって、いつもいつも彼女らを見守っているような、そんな感覚。
本当に、この家族が存在するような錯覚。
お話の舞台の地へ行って、例えば、同じような洋館があったとしたら、懐かしささえ感じてしまうかもしれない。

小川洋子さんの筆のうまさに、ただただ敬服です。どの文も上質な手触りがします。

そばにおいておきたい本がまた1冊増えました。

     ****************

2008年まであと数時間。

ここへきてくれた方、ありがとうございました。
来年もよい年でありますように。

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児童書売れ行きベスト10!!

東と西での書店、売れ行きベスト10です。本屋さんではこんな本がうれているんですね。

<東:紀伊國屋書店・新宿南店>

.ちびくろさんぼ  バンナーマン/瑞雲社(1050円)

.チョコレート工場の秘密  ダール/評論社(1260円)

.パスワード風浜クエスト 松原秀行/講談社(704円)

.かいけつゾロリの大どろぼう 原ゆたか/ポプラ社(945円)

.オリエント急行とパンドラのはこ はやみねかおる/講談社(735円)

.NO.6 #4 あさのあつこ/講談社(998円)

.斉藤孝のイッキによめる!名作選 小学2年生 斉藤孝/講談社(1000円)

.若おかみは小学生! 令丈ヒロ子/講談社(651円)

.ガラスの大エレベーター ダール/評論社(1260円)

10.もったいないばあさん 真珠まりこ (1575円)

<西:ジュンク堂書店京都店>

.オリエント急行とパンドラのはこ

.ちびくろさんぼ

.NO.6 #4

.モモ エンデ/岩波書店(840円)

.パスワード風浜クエスト

.かいけつゾロリの大どろぼう

.チョコレート工場の秘密

.おもしろい話がよみたい!白虎編 令丈ヒロ子他(1000円)

.若おかみは小学生!

10.もったいないばあさん

う~ん、講談社、もうけてますねぇ。商売上手いですね。「チョコレート工場」はやっぱり映画のお陰でしょうね。「ガラス~」はこの続きなのでセットで買った人もいるのでは?

ちなみに私が最近買った児童書は…「幽霊アパートの幽雅な日常①~④」 あっ、これも講談社だ。

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