読書推進

「カブトムシ 山に帰る」(課題図書)

高学年用の課題図書です。

昨晩、読了しました。
これはいい!
字がデカイ!(老眼の私にはラクちんだった 笑)
******
冗談はさておいて、
里山と人間の関係について、カブトムシを仲立ちに
とてもわかりやすく解説してあります。
何よりも、昆虫写真家である作者(山口 進氏)の、
「昆虫だいすきだ~!」と心から思っている気持ちが、
どのページからもあふれ出しているような感じがします。
理系の本は敬遠されがちですけど、
はっきり言って、
物語なんかより、感想文は書きやすいんですよ。
科学絵本と同じです。
「へ~!そうなんだ!」っていう驚きを
素直に感じることができるので。
知らなかったことがわかる…この爽快感はたまりません。
・・・もしかして、科学館勤めのせいで
私の脳は、文系から理系に変異しちゃったのかな。
それもまたよし!
やっぱ、本っておもしろいですね。
つくづくそう思えた、「カブトムシ、山に帰る」でした。

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課題図書、全部よみます!

更新が全然できず、のぞいてくれる方には忘れられてしまうよ~と焦る私です。

Facebookでは毎日のように書き込んでいるので、

見られる環境にある方は、そちらものぞきに来てくださいませ。

さてさて、

夏休み目前!

学校図書館関係者のみなさまは、夏休み前の貸出作戦を練っておられる頃でしょう。

T中で勤務していた頃が懐かしい~

私は…といえば、

今年の夏は、2つの講座に招かれています。

①隣町のM西小学校での「校内研修」(8/6)

こちらの学校では、今年度、国語科の「読むこと」に視点を当てていて、校内研修組織の中に「読書推進部会」をもうけて取り組んでおられるそうです。

90分の講座の中で、どれくらい役に立てるお話ができるか不安ですが、

声がかかった以上は、しっかり勉強をし直して、準備しようと思います。

②県立図書館での「学校図書館関係者実務研修会」(8/8)

こちらは、G県内から学校司書さんが60名ほど参加されます。

プロを相手の講座なので、こっちもしっかり準備しなければ!

詳しくは コチラ↓

http://www.library.pref.gunma.jp/?page_id=280

どちらの講座もブックトークについてお話しなければならないので、

ネタ本として、今年の課題図書をもってこようと思いました。

なので、小中高全部の課題図書18冊を読破しようと

今、がんばっております!

今のところ、

「路上のストライカー」(高校)

「アヴェマリアのバイオリン」(高校)

「星空ロック」(中学)

この3冊を読了。

「星空ロック」の那須田淳氏は、何年か前にも課題図書だったよね。

(「一億百万光年先に住むウサギ」)

今回もまた同じようなテイストですな。(ミュージック、大人の恋、おしゃれな街)

「生命とは何だろう」 (高校)

これは、挫折してしまいました…(涙)

どうしても読めない。だって面白くないんだもん。てか、興味がわかない!!

読アド失格??

でもさ、

興味のないものを無理矢理読まされて「感想を書け」って、

やっぱしんどいよね。

小学校低学年の部は、立ち読みで読了できましたが、お話しするにはちゃんと分析しなければならないので、ちゃんと読み直したいと思います。

が!

公立図書館って、課題図書の貸出に制約をつけてません??

私の住むT市では、課題図書の貸出に

①1週間以内

②1冊のみ

なんです。

だから、読むのに時間のかかりそうな「高校の部」から取りかかったのですよ。

夏休みになると、本が一気に貸し出されるので、がんばって読み進めなければ!

間に合うか?!

☆=☆=☆=☆

「星空ロック」

読んだ方いますか?

この中で登場する楽曲について興味が湧いたので、

調べてみたよ。

“いるけど、もー”は、コレ

http://www.youtube.com/watch?v=fsgPQR1onGU

ケチルが目を閉じて聞いている絵が浮かびますね。

“カノンロック”は、コレ

http://www.youtube.com/watch?v=x_22CCcK61E

レオがここまで弾けるかどうかはわかりません(笑)

読書って、

私の知らない世界を教えてくれるので、楽しいです!!

18冊-1冊=17冊読破、がんばります!

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『よみきかせで始まるシアワセな時間』

『よみきかせで始まるシアワセな時間』

ここ何年か、このタイトルで講演させていただいています。

 ※子育て支援センター(対象:0歳~3歳児+保護者)

 ※幼稚園・保育園での家庭教育学級、保護者会

 ※幼稚園・保育園の教職員研修

約1時間のお話です。

今回はその核となる部分をちょっと紹介しますね。

①よみきかせの目的

  ・親子で幸せな時間を過ごすために。
        (子どもが全身で甘えてくるのは8歳まで)

  ・子どもの個性を発見するために。
        (自分の子どもだからって好みが同じとは限らない)

②絵本の読み方

  ・好きな本を好きなだけ。

  ・次々とページをめくるのは、その先に何があるのか知りたいという好奇心があるから。(ほめるべきこと)

  ・「もう1回」は「ママ、読むの上手だからとっても楽しい。もう1回楽しい気分になりたい」という意味。(喜ぶべきこと)

③絵本の選び方。

 

   ・レベル1・・・子どもが好きな事柄

   ・レベル2・・・季節・行事について

   ・レベル3…伝えにくいこと(死・障がい・戦争・介護など)

こんなようなことを、実演やブックトークを交えつつお話をします。

2002年からこういう活動をしてきました。

最近感じることは、

保護者の年齢と自分の年齢の差がどんどん大きくなっているってこと。

今では、ヘタをしたら、自分の半分の年齢の保護者がいるよ(笑)

「また、あの人、同じ内容の話をしてる」と言われないよう、

古くさい話にならないよう、

データはいつも新しい物を用意して、

精進していかなければならないと思います。

こんな私でも飽きずに講演に招いてくださる関係者の皆さんに、感謝です。

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ブックトーク講習会(報告)

11/30に市立図書館主催の 「初心者のためのブックトーク講習会」 があり、講師として行ってきました。

参加者は、約30名 (学校司書さん・読み聞かせ活動者・一般・公立図書館関係者など)

2時間の長丁場でしたが、みなさん、とても熱心に聞いてくださり、私も楽しくお話しすることができました。

その時の概要はこんな感じ。

*まずは、ブックトークとは実際にどんなものか知ってもらうために、実演から入りました。

1.「小1年生向けブックトーク(実演)」

  テーマ  『来年はセンター!!』

 来年の干支である“へび”をテーマに据えたブックトークです。

 AKB48のように、主役=センター としてみました。

 (“ヘビー(蛇)・ローテーション”…というダジャレも言っちゃったよ・笑)

 

 <紹介した本>

 絵本 「はなすもんか!」(宮西達也/鈴木出版

 科学 「ヘビのひみつ」(内山りゅう/ポプラ社)

 行事 「十二支のはじまり」(岩崎京子・二俣英五郎/教育画劇)

 神話 「やまたのおろち」 (舟崎克彦・赤羽末吉/あかね書房)

 童話 「へびとおしっこ」 (椋鳩十/理論社)

2.講義

  *ブックトークとは

  *ブックトークの目的

  *ブックトークの手順

  *留意点 (詳細は下↓にあります)

3.「学校での読み聞かせタイム」でもできるブックトークの実演

 続きのある絵本を読み聞かせることによって、

 児童に“自分で読みたい”と思わせよう…ということで、

 読み聞かせ後のミニ・ブックトークを実演しました。

 

 (読み聞かせ)「島ひきおに」(偕成社)

 (ブックトーク) 「島ひきおにとケンムン」(偕成社)

4.実習:

ブックトークは、なるべく多方面からの本を紹介するのがポイントなので、発想の柔軟さは選書する際にとても大切なんです。

そこで、参加者の方に「連想ゲーム」をやっていただきました。

テーマから連想する言葉・事柄を考える連想ゲーム 

 ☆「卒業」という言葉から思い浮かぶ言葉・事柄を30個書きましょう。

     

1冊の本から連想する言葉・事柄を考える連想ゲーム

 ☆昔話『ももたろう』から連想する言葉・事柄を20個書きましょう。 

*参加者の方に発表してもらいましたが、いろいろな言葉が飛び出してきて、とても楽しかったです。

たとえば、「卒業」から連想する言葉で、お年を召したステキな女性が 「ダスティン・ホフマン」と言ってくださって、場がフワッと良い雰囲気になりました。

「第二ボタン」というのもあったなぁ…

また、『ももたろう』から連想する言葉で、「トマト!」「侍!」な~んてのも出てきたよ。

5.ブックトークの留意点

  *紹介する本の冊数はあまり多くしない

  *紹介する方法は多方面から行う

  *子どもとのやりとりを大切に

  *ブックトーク終了後は、本を貸し出せるように

  *記録を作ること

6.「中学・高校生向けブックトーク」(実演)

  テーマ 「かけがえのない仲間とともに~渡り鳥~」

<紹介した本>

 絵本 『あーちゃん、海をわたる』(さくまけんじ/本の森)

 科学 『鳥たちの旅 渡り鳥の衛星追跡』(樋口広芳/NHK出版

 絵本 『風切る翼』 (木村裕一/講談社)

 小説 『スノーグース』(ポールギャリコ・矢川澄子/新潮社

 絵本 『スノーグース』(ポールギャリコ・片岡しのぶ/あすなろ書房

*『スノーグース』は、訳者ちがいで2冊紹介しました。

 傷ついた雁が引き合わせた孤独な画家と少女。哀しくも美しい愛の物語です。新潮社文庫から出版されている「矢川澄子訳」と、あすなろ書房による「片岡しのぶ訳」の2つを読み比べると、訳者によって、作品の雰囲気がこれほどまでに大きく変わってしまうのかと、驚きます。矢川訳は「です、ます調」の格調高く静謐な日本語で書かれ、登場人物は、やや野卑で純朴な感じ。一方、片岡訳は「だ、である調」の今風で、登場人物はなんとなくおしゃれで都会的なにおいがします。

一部分を読み比べて、その雰囲気の違いを参加者に伝えました。

7.「大人のみなさんへブックトーク」(実演)

 テーマ  「ホンモノ?ニセモノ?」

<紹介した本>

 絵本 『ぼく、ムシになっちゃった』(小峰書店)

 *カフカの「変身」にヒントを得て作ったそうな。本歌取りのところを見つけるのも楽しい。ムシになった男の子の結末やいかに!

 絵本 『3びきのかわいいオオカミ』(冨山房)

 *「3匹のこぶた」の完全なるパロディ。こぶたとオオカミが逆転!極悪面のこぶたは、これでもか!というくらいの攻撃力をもって、オオカミを襲う。果たしてオオカミは生き残れるか。

 実用 『ついていったら、だまされる』(理論社)

 *声をかけられたら必ずついて行き、相手のいうままに契約をして、そのレポートを書くことを生業にしている著者。支払う費用はすべて自腹だって!リアルすぎる詐欺の実態から現代社会の闇をみつめよう。

 美術 『キャット・アート』(求龍堂)

 *古今東西の名画がすべて“ネコ”で描かれているという画集。解説も大まじめ。今年大ブームとなった 『真珠の耳飾りの少女』は、ヨハネス・フェルネーコ作「真珠のイヤリングをした少女ネコ」と大変身。あなたのお気に入りの絵はあるかな?

 ミステリー 『月と虎』(理論社)

 *中島敦の「山月記」を下敷きにしたYA。“虎になった李徴”の息子が、なぜ父親が虎になったのか真相をさぐるための旅に出る。そして真実があきらかに!RPBっぽい作りなので、どきどきしながら読み進めます。

 小説 『5番目のサリー』(早川書房)

 *サリー、デリー、ノラ、ベラ、ジンクス。この本に登場する主人公です。5人?いいえ、実は1人。あとの4人はサリーの中にいる人格、つまり彼女は多重人格なんです。ハンサムな精神科医とともに人格を融合していくサリー。しかし、凶悪な性格のジンクスは、融合に最後まで抵抗し…。多重人格の治療法がとても興味深い1冊です。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

終了後に、参加者の方々に感想をかいてもらいましたが、

その中ですごくうれしかったものがありました。

手前味噌ですが、紹介させてください。

「講師の話し方、表情で、本がとても楽しい物に変身しているような気がしました」

これ以上の讃辞はありません。この講習をするにあたり、かなり時間をかけて準備したので、その苦労が報われた気がしました。うれしかったなぁ。

気になったテーマ・本はありましたか?

リクエストがあれば、トークのシナリオを紹介いたしますね。

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ハルキストや~い!

「ハルキストを探して」

なにやら小説のタイトルみたいですね。

10/11の夜6~7時にかけて、

私はハルキストを探して、メールを打ちまくっていました。

***

実はその日の4時頃に、J新聞の記者さんから

「ハリーさんの知り合いで、ハルキストいませんか?

ノーベル文学賞を取ったら、コメントをいただきたいんですよ」

とお願いされたんです。

「出来れば、学校の先生じゃなくて、

10~30代の若い人がいいなあ…

県内の人でお願いします」

なんて、けっこう贅沢な注文つき。

私自身は、村上春樹の作品を3つしか読んだことがなく、

なおかつ それほど熱狂的なファンでもない。

なおかつ、30代ではないのさ(笑)、

記者さんのご希望には全然そえないため、

人捜しを協力することにしました。

文学賞の発表は午後8時。

9時くらいまでに原稿を仕上げたいとのことで、

人捜しのタイムリミットはめちゃめちゃ短い!

まずは、「読書会」の人たちにメール。

そして、読み聞かせボランティアの仲間に一斉メール。

友達で、よく本を読む人にもメール。

大学生の息子にもメール。「友達にハルキストいない?協力してほしいんだけど」

30人くらいにメールをしたでしょうか。

誰からもよい返事は来ません。

やばい!8時になっちゃう。ハルキストや~い!

8時1分すぎ、記者さんから電話が。

「残念ながら、受賞ならずでした。ご協力ありがとうございました」

受賞できなかったことに対しては、ちょっと残念でしたが、

ハルキスト探しをしなくてよくなったことには、ちょっとうれしかった。

それにしても、

身近になかなかいないものですね。

*翌日、読み聞かせ仲間から「うちのダンナがハルキストです」と返事が来ました。

 来年までキープですわね。この人材。

以上、「ハルキストを探して」 by harry でした。

 

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子育て支援センターでの講演

JPIC読書アドバイザーとしていろんなところでお話をさせていただいています。

主な講演先として、

1)幼稚園、保育園、小学校での懇談会や家庭教育学級

2)読み聞かせボランティア向けへの講座(公民館や学校)

3)教育関係者(先生向け・学校司書さん向け)への講座

ところが、最近ど~んと増えてきたのが…

子育て支援センター での講演です。

(幼稚園前のお子さんとママが集まるコミュニティーの場)

昨年5月に私立のセンターより依頼があって、チャレンジしてみたところ、

「親子で一緒に参加できる」ことが珍しいようで、

みなさんの興味をひいたようです。

http://www.seiruka-hoikuen.net/sien-1.html

これがきっかけで、

今年は、<ママ+0~3歳児>の講座の依頼が増えました。

 3/15 T市立図書館 「親子であそぼ!ニコニコ絵本の広場」

 5/31 S保育園支援センター (ママ+2歳児)

 6/22 T市M保育園支援センター

 10月   S保育園支援センター (ママ+0.1歳児)

11/26  M市K公民館・家庭教育学級

  2/1  T市N保育園支援センター

だいたい60分の講座ですが、

ご推察のとおり

15分をすぎたあたりから、チビちゃんたちがチョロチョロ動き始めます

なので、

大型絵本や紙芝居や写真絵本、

くすぐりっこやふれあい遊び(本の中にでてくるような)を盛り込みます。

ママに向けての大事な話は、ほんとにほんとにポイントだけ。

走り回るチビちゃんを追いかけたり、あやしたりするママたちは、

レジュメに従って講義を聞くなんてのは、本当に大変そう

私は、参加してきたチビちゃんたちの様子、雰囲気を見ながら進めていくので

毎回、汗だくの講演です

講演が終わるたびごとに、

「これでよかったのか?」

「言いたいことがちゃんと伝わったのか?」

「ママたちの役に立ったのか?」

とても心配&不安。反省点がてんこ盛りに出てきます。

毎回、ど~んと落ち込みます

でも、お呼びがかかるっていうことは、ありがたいことです

もっと磨きをかけて、

ママもチビちゃんも楽しんでもらえる講座をやっていきたいと思ってます。

ママたちの「学ぼうという姿勢」

本当にすばらしい。がんばれ、ママたち!

harryおばちゃんは応援するじょ~~~

****

その他の講演予定は…

  7/18 T市S幼稚園
10/15 k市H幼稚園
10/29 k市H幼稚園
いずれも家庭教育学級です。

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『時間のコレクション』

『時間のコレクション』( 飯塚茂樹 :作/フレーベル館)
 

“忙しくて心に余裕がないな”…と感じている方にオススメ!

私たち人間を取り巻く自然は、こんなにも丁寧に着実に、自らを変化させているのだと気づかされる1冊です。

被写体にカメラを固定し、長時間にわたって撮り続ける「定点撮影」の写真集です。

ナミアゲハの卵から羽化まで
アマガエルの卵がオタマジャクシになる様子
モミジの紅葉の変化など、
身近だけど意識しないと見過ごしてしまうものが多く載せられています。

中でも圧巻なのは、
2年半かけてコナラの切り株に芽生えた孫生(ひこばえ)の成長を記録したもの。

<1枚の写真は「一瞬」を切り取ったもの。でもその「一瞬」を並べてみれば、そこに、流れる「時間」が見えてきます。>(作者の言葉より引用)

自然の大きなエネルギーを目の当たりにすると、
人の悩みなど本当に小さいものだなと感じます。

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「月のかがく」

あの暑かった夏はどこへやら

すっかり秋となりました

中秋の名月 は過ぎてしまったけど、

とってもステキな「月の絵本」を見つけたので紹介します。

「月のかがく」 (旬報社)

国立天文大教授の渡部潤一氏による監修
絵と文は、天文関係の著作の多い漫画家のえびなみつる氏

お子さんへのファースト天文絵本として超・オススメです!

お月さまって、お子さんが興味を持つ初めての天体じゃないかな。

大きく明るい 形が変わる 

歩くと、ついてくる

この本は、月についてとてもわかりやすく解説した写真絵本です。

大人が読んでも、ものすごく楽しめます。

クレーターのこと
月が出来た方法(ジャイアントインパクト説)
月の地形
月の呼び名(上弦の月・立ち待ち月など)
アポロ11号のはなし

干潮・満潮が“月のしわざ”だということ
月食・日食などの見え方 

美しい写真と緻密な絵。
文章は本当に少なく、多くても4行程度。

1冊まるごと覚えれば、かなりの“通”になれますよ。(尊敬されちゃうよ)

ちなみに、
私の勤める科学館のプラネタリウム担当者も、
この本を絶賛しています。

読み終わったら、ぜひお月さまを見上げてみてね。

今までとはひと味違うお月見ができますよ。ホント!

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モビールの本

隣町の図書館をブラブラしていて見つけた1冊。

『モビール・スタイル100』 
          
       (いろけん著:誠文堂新光社)

モビールのイメージが180度変わります

天井からつるすだけがモビールじゃないのですよ。

地面すれすれに配置する方法もあり、アートだなぁって感動しました。

風でクルッと回る特性を生かして、まるで物語のワンシーンのような瞬間を作り出すモビールもあります。

これには本当に驚いた!

私にもつくれるか????

興味のある方、モビール作家“いろけん”氏のHPをぜひ!

目からウロコが落ちまくり、足下でウロコの山ができます。絶対!

http://soramobile.net/

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ロマンあふれる絵本をどうぞ 『ほしにむすばれて』

これは、絵本のプラネタリウム です。

文は 谷川俊太郎さん

絵は 天文関係の著作も多い えびなみつるさん

歌うように流れる言葉。ムダのない美しい日本語。さすが谷川俊太郎さんです。

そして、

えびなみつるさんの描く、美しくて精密で正確な夜空の景色。

絵と文がこれほど互いを高め合っているものって、ちょっとないかも。

本物の夜空や、実際のプラネタリウムを見るのと遜色ないくらい、ステキな1冊です。

星の好きな人はぜひ。

そして、ロマンチックな気分に浸りたい人も、ぜひ。

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